ぼくらはVHSを見ていた
仕事で見ておきたい映画があったのですが、VHSのレンタル落ちしかなかったため久々にビデオデッキを引っ張り出してみました。
うぃーん(入れる) べろん
うぃーん べろん
うーん、全然飲み込まない。もうデッキとして逝かれていたようです。買ったの10年前だし。
こんな事もあろうかとVHS-DVDのデッキを買っていたので、そっちを使って視聴。VHS>DVDは元がレンタルビデオでもダビングができましたが、古い邦画なのでダビング防止コードが規格外だったのかもしれません。
せっかくなので久々に古いテープを取り出してみたら、パソコンサンデーとか、ビデオジョッキーとかが入っていて懐かしいやら珍しいやら。間にジリオンとか入っていて、日曜の録画テープだったことが思い出されます。
久々にボケボケのVHS画質見たわけですが、がっかりするより、むしろ昔の熱狂が思い出されてきます。どうやったら画質が向上できるか。どうやったら未来永劫残せるか。悪戦苦闘した日々。今となってはすべて無駄な努力だったわけですが、当時は録画の一本一本が貴重でした。
その一生物にしたかったアニメも今見ると欠点だらけのガタガタな代物。正直見るのが辛いものが多い。
なればこそ、こんなものに熱中してたんですね。昔の自分は
あの当時の僕はアニメファンでした。
今の私はアニメファンじゃ無くなっていました。
でもまたアニメファンになれるかもしれない。きっと今の番組をVHSで録ったら、もっと好きになれるかもしれない。
死なずに未来に生きてる自分は、ちょっとだけそう思うのでした。
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