14日目は第2段階最後の”みきわめ"。ここで良好を貰えないと卒業検定は受けさせて貰えません。所内のコースをグルグルまわって、減点ポイントのアドバイスなどを受けましたが、おおむね合格ラインの走行とのことで、めでたく教習は終了したのでした。余り知られていない減点ポイントは優先道路手前や、急な坂道の徐行区間で、ここの規定は10キロ前後なので、15キロ~20キロで徐行のつもりだと減点を喰らうんだとか。
本日15日目、めでたく快晴。路面コンディションの悪さからミスをしてあとグダグダというパターンもあるらしいので、空に感謝。
教習原簿を受け取らず、そのまま待機室へ。スケジュール説明とかを受けて所内コースへ。
コースの説明。パイロン接触は歩行者にぶつかったとみなし即中止。立ちゴケも即中止。一時停止違反も即中止。おっかねえ。 「何か質問はありませんかー」との言葉にみんな黙っていたのですが、ここで「よくある失敗は何ですか?」ときいておくと、実践的な参考になるので質問したほうが良いです。私が質問したところ”急制動のブレーキ時に右足をつく”のも減点ポイントなんだとか。ふだん両足ついていたので聴いといてよかったー。
順番は4番目。先に限定解除組の検定から始まるのですが遠くから見ていて「一本橋落ちた!」とかやってるのを目撃。特に750ccバイクでスラローム7秒(中型二輪は8秒)なのでやはり限定解除は乗り慣れていないと、そう簡単にはいかんようです。
いよいよ検定開始。
緊張と言うよりも、ちょうど一般教習終了時間なので路上教習車が行き交って動けず、何とも手持ち無沙汰。個人的によくやりがちなミス「後方(確認)、ウィンカー、車間(一台分空ける、一時停止線を踏まない)、セカンド(速度調整)」とブツブツつぶやきながら進行。
一般教習車をかわして、苦手げな急制動も上手いこと行って安心したのもつかの間、内ポケットに入れた、腕時計がポロっと落ちる。
ううむむむむ、この対処はさすがに聴いてない。
試験官にその旨を話したら拾ってもらえたので、バイクから降りずに済みました(乗降時もかなり減点ポイント多し)。
坂道発進、徐行区間などサクっとこなし、一本橋、スラロームS字もなんとかこなしていよいよラスト!というところで
ブミ゛ィ~~(バイクのホーン)
はい、コースアウトをやっちまいました。
しかし、こういう時の対処もちゃんと教えてもらっております。コースアウトは無減点、ただしコース復帰までもカウントされるので、失敗からのフォローが大事。
ローに戻して、こここ、後方確認して発進しねるれば~ と動揺を残しつつコース復帰。なんとかコースに戻れた!と思ったらウィンカー出し忘れ右折。ぎゃーーー
フラフラになりつつスタートポイントに戻り、ニュートラル、キー戻し、後方確認の下車で終了。
1時間チョイぐらい待たされて結果発表。
車の時は、検定失敗の人間から先に呼び出されるので、最初に名前を呼ばれなかった分大丈夫かと思っていたら、別グループの3番目の人が不合格。
うわー、油断ならねーと思いつつ、もうこれから卒業検定の再予約を考えていたら呼び出し。
「合格です」
いやー、きっとそうじゃないかと思ってましたよー(手のひら返し)
右折忘れと、障害物よけの時のウィンカー遅れがきっちり取られていましたが、それ以外は良いペースで出来ていたので90点で合格とあいなりました。あードキドキした。
後は、アンケート書いたり、試験場に行く手順など説明。普通免許があるので学科免除となり、試験場で適性受けて書き換えするだけ普通二輪の免許は交付されます。
これにて教習所通いは終了となりました。
とりあえず個人的な感想としては「普通二輪は難しくない」ってなとこでしょうか。バイクの操作を体で覚えるのが大変なので、いきなり無免からだとしんどいでしょうが。
もしこれから取ろうという人にアドバイスめいたことを言うとするなら
・出来るだけ短期間に取る
ってことでしょうか。操作とか注意とか覚えていれば出来ることばかりなのですが、スカポーンと忘れてしまってはどうしようもありません。
教習6限オーバーで、総費用は割引期間なので10万チョイでした。
ツーリングバイク買って出かけたいのは山々なのですが、予算も置き場もないのが残念です。