シンプソンズファン感謝祭3

 今年も無事開催されましたシンプソンズファン感謝祭。本当は4月開催だったのですが、いろいろあったために延期となり5月8日開催となりました。

 今回の目玉は生声アテ。ファンの作ったオリジナルストーリー(笑)を一流どころの役者さんが、ほぼ目の前で声を当てるという、デラックスな企画。
 目の前で(スーパーマン・ダースベイダー・ハクション大魔王)の大平さんがホーマーの役をやると言うだけで、すごいことなのですよ。
 しかもやむなく来れなかった一条みゆ希さんを除いてオールキャストに近い勢揃い!
個人的には生の堀絢子さんバートに感動しました。

 ストーリーはいろいろあってオフレコ。ファンならだいたい分かると思う内容でした。

 第2部はグッズサイン会(持ち込みグッズにみんながサイン)とオークション。
その途中で来れないはずの一条さんが、仕事終了後に駆けつけて、奇跡の全員勢揃いというハプニング。

 もーこんだけアニメと俳優さんとが一体感持てる作品は他に無いわけですよ。
その良い仕事も今度のシーズン14で終わっちゃうかもしれんわけですよ! うぬぬぬ

 世知辛い話をすると、俳優さんはノーギャラです。スタッフは持ち出しです。それでもこういうレベルでのファンイベントが続けて開催されてることは、すごいことだと思うのです。

 きっと感謝祭4もやると思いますので、その時またいずれ。

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シンプソンズファン感謝祭延期

 残念ながら今週日曜予定されていた、シンプソンズファン感謝祭は
延期となりました。

http://d.hatena.ne.jp/simpsons333/20110327#p1

 ジョークとしての原発ネタを笑える日が戻ってくることを願います。

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シンプソンズファン感謝祭

 シンプソンズのファン感謝祭が30日に開催されます。

詳しくはこちら
http://d.hatena.ne.jp/simpsons333/20100430#p1

 シンプソンズ一家の役者さんも揃います!
最新シーズン12のDVDボックス購入して持って行った人はイイコトあるとかないとか。

 

ちなみに吹き替え版があるのはシーズン14まで。

シーズン15以降は吹き替え無しになってしまうかも!

 

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ザ・シンプソンズ ファン感謝祭レポートその2

 夢は願えば、かなうもの という言葉が私は好きではありません。

 夢は見るだけならノーリスク

 叶えようとすると、その大きさに比例してハイリスクになります。

 シンプソンズDVDの上映会の話を聞いたのは今年1月です。発起人はAさんでシンプソンズファンクラブのメンバーが順次合流する形になりました。場所の仮押さえができたとのことで、発起人が大平透氏と連絡を取り具体的になってきました。

 イベントは無償で会場費は発起人で分担することで合意。しかしいくつか高いハードルを越えなければなりません。その一つは上映許可です。無断上映でやるか否かは大きな差となります。

 これは大平氏の働きかけで解決できました、それのみならず主要な声を担当している役者さんも連れてきたいという意向で、ささやかですが充実したイベントが予想されていました。

 後でとてつもないことになるわけですが

 最終的に上映許可はDVD(BR)の販促という形で可能となりました。これまでは"不倶戴天の敵"としてきたFOXでしたが、外資系企業としては充分すぎる配慮を頂いたと思ってます。

 合わせて、DVD(BR)購入者に対しての募集が始まりました。この段階では未定事項も多かったのですが、最終的には募集数を超える応募とたくさんのメッセージが届けられたそうです。

 さて、5月4日当日。 ファンにとっては奇蹟の一日が始まります。

 まず当選した一般来場の方が驚いたと思うのは、大平透氏によるDVD(BR)全員サイン企画でしょう。 一応、さすがに無謀と止めはしましたが、大平氏の強い希望で決まりました。

 プラス、ミスタードーナッツ提供の先着順のお土産品。

 12時開演。いきなり主要キャストによる音声ミニドラマがスタートします。実はこれ、ベテラン俳優にやってもらう以上、失礼があってはいけないとリサ役の神代知衣さんが書き下ろした渾身のもの。クラスティ役の島田敏さんを始め日俳連全面協力で収録された一回こっきりとしてはミラクルすぎる録音です。

 メイン司会はこれまた贅沢に島田敏さんと一城みゆ希さん。役者さん達を壇上にお呼びして次々の挨拶。都合の付いた主要メンバーが勢揃いしてファンの前に立つという、おおよそ普通の力関係では成立しないようなすごいことになってます。

 大平透氏が最後に登場して挨拶となったのですが、なかなか言葉が出てこない。後で知らされたのですが用意した言葉が、感極まってでてこなかったそうです。最初からずっとこの日があればと言う話をされていました。

 この辺はアニメ!アニメ!さんのレポート

 大平氏の「もう水に流しましょう」という一言が、この日のすべてを集約していたと思います。もはや未来に眼を向けたものなのです。

 いよいよ、ファンが望んでもかなわなかった夢「オリジナルキャスト版 シンプソンズ ザ・ムービー」上映が始まります。 タレント版を観てない人にはごく自然のものでしょうが、これは一度は永久に断絶しかけたところから、ファンの声で復帰した、一言一句の台詞が何よりも貴重な収録音声なのです。この会場においては何よりもまして貴重な上映時間であったと思います。

 万雷の拍手と共に上映終了。これはマット・グローニング氏にも是非見ていただきたかった光景です。

 その後はプレス用に写真撮影があったのですが、ここでファン側のターン! このイベント、役者さん達がファンに感謝する集まりなのですが、逆にファンが支えてきた役者さん達に感謝するイベントでもあったのです。当日までは内緒で、ファンが全員に花を渡すというサプライズ企画が織り交ぜられていたのでした。 

 そして、当日までシークレットだった第三部大平氏のサイン会。このサイン会の間役者さん達が壇上に上がり、自分のもちキャラでクイズを出すという贅沢企画。それだけでは止まらずFOX提供の収録台本を抽選でプレゼントなどてんこ盛り。

 サイン会も無事終わり、大平氏の挨拶で全イベント終了しました。  と、思いきや!

 最後は役者さん達が全員揃って来場者の方々をお見送り。 どれだけベテランが揃ってるか分かる方には、いかにすごいことか分かっていただけるかと思います。

 これだけのものがまったく営利の絡まないところで行われたのは、ファン活動史に残るミラクルな一日と言えるでしょう。

 ここまでは表舞台の話。裏方でもミラクルな話はあります。

 後から気がついて愕然としたのですが、考えてみれば「素人の仕切る舞台にベテラン俳優が上がる」というとんでもない命知らずのことをやろうとしていたわけです。

 しかし、次々集まる強力な助っ人ボランティアのおかげで何とかフォロー。その一人ですが、今回知人の音響マンの方に助っ人を頼みました。

「声優さんの挨拶があるんですが、音響たのめないっすかー」

「いいっすよー」

 と、これぐらいの軽いレベルで。

 しかしその音響マンさんが当日遭遇したのは、ベテラン俳優の前で、限られた最小限の機材で、アドリブで刻々変わる台本進行下で、状況に合わせて音を出し続けるという恐ろしい作業。 舞台見てた人はまるで気がつかなかったと思いますが、アメージングなプロ技が舞台裏で展開されていたのでした。まったくもってよくやって頂きました。

 それだけではありません。今回の上映 普通の映画館気分で皆さん見ていたものと思います。 実はこれプロジェクターにPS3を繋いだもの。 いくら高輝度プロジェクターとはいえ、ここまで映画並みのクリアな上映ができるとは思いませんでした。恐るべしPS3! みんなでオリジナルキャスト版を観るという夢は、SONYの技術者の手によって叶えられたと言っても過言ではないでしょう。 ありがとう! PS3班の人! 

 これだけ大きな夢を叶えれたのは、ボランティアスタッフと、手弁当で駆けつけていただいた役者さん達、何よりも強く願った大平氏によるものだと思います。

 ハイリスクであっても、一つ一つ解決すれば夢の実現は大きくなる。それが分かっただけでも大きな成果のある一日でした。

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ザ・シンプソンズ ファン感謝祭レポートその1

 5月の4日、都内某所で「シンプソンズファン感謝祭」が開催されました。

 これは昨年の、『ザ・シンプソンズ ムービー』主要キャスト声優変更騒動に端を発します。その際に(言うなれば)反FOXジャパン的な「声優変更を考える会」が立ち上がり、声優を元に戻すべしと言う運動をはじめした。ファン個々の発言でもブログとブログをリンクすることで意外に力は生まれてくるもので、さらに実際にファン招集から始まる「実体のある運動」がいろいろと生まれてきました。

 ここで、もう一つ我々ファン側の考えのおよばない、別の問題も含んでいました。

 キャラクターに声をあてている声優さんは、その全身が役者でもあるのです。指名される場合はそのキャリアを買われて、多くの場合はオーディションを受けて勝ち取った「役」でもあるのです。 長寿番組を支えてきたのは演技が評価され、浸透したものと考えても良いでしょう。

 しかし、『ザ・ムービー』では主要キャスト入れ替えという判断が下されました。

 役者さんもシビアな世界に生きている方達なので、実力勝負でならまだ納得のいくものもあったでしょうが、(これはファン側の意見としてですが)あきらかに演技ではなく、イメージだけの作品を台無しにするミスキャストであったのです。

 「作品」または「舞台」の評価と言うものは実はかなり不明瞭で、一部の批評家やブログの感想、興行成績でしか、目に見えるものが出てきません。 某役者さんの言葉ですが「役者にとって、人気は永久に自信が持てないもの、自信を持てるのは演技だけ」と言われるぐらい、フヤフヤと頼りないものなのです。

 役を降ろされると言うことは、実力の否定でもありました。

 そんな時期にファン活動がありました。今度は役者さん達も知らないことですが、こちら(ファン)側としては署名活動、デモめいたことも辞さず ぐらいの勢いでファンが集まりあれこれと考えを巡らしていました。

 それが雑誌に「過激なファン、大物タレントにNG!」といった形で、取り上げられ、あきらかにネガティブキャンペーンの様相を見せてきた段階で、具体的な沈静化策として「オリジナルキャスト」での再収録、という判断が出たものと思います。

 ホーマーの大平氏は"今後ホーマーの役を降りるつもりであった"と、後から伺いました。この時期の強い葛藤もあったことと思います。

 最終的には、「ファン活動をしてくれたファンに一言挨拶して、彼らに許可をもらってから、収録をはじめたい」とのことで、率先して動いていた「考える会」が代表みたいな形で呼ばれ、大平氏自身から復帰の意思をお聞きしました。こちら(ファン)側としても、許可をするも何も、"復帰が決まった"と言うことだけで全員涙目でした。

 その際に、劇場オリジナル声優版公開はもはや不可能であり、「ファンとFOXの仲が悪いなら自分たち(役者側)がその握手の仲立ちをしたい」との話を伺いました。

 この日を境に「考える会」ではアンチFOX的なまとまった動きはやらないことになり、「では残りはファン個人が、自分の責任下、自由意思で動きましょう」ということになりました。

 結果、FOXを動かして、「オリジナル声優版の映画を劇場で観る」という夢は崩れ去りました。

 大平氏も「せめて(これから収録される)DVDが出たら、ファンを招待して、みんなで見たい」という話をされていました。

 しかし、去年の段階では、夢の話でしかなかったのです。

 長文になってきたので明日に続きます。

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シンプソンズ ファン感謝祭の日

 観に行く方ではなくお迎えする方の一日でした。

 疲れたのでもう寝ます。 ぐー

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どうやら明日は

すごい一日になりそうなのですよ。

レポート書くとは思いますが、今日は準備のために記事書かずに寝ます。ぐー

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シンプソンズ ファン感謝祭

 シンプソンズのDVD上映会ですが、声優さんからのファン感謝祭として動き出しております。 

 出演声優さんも決まりました。 もう、シンプソンズファンなら一生ものの感じです。

 そろそろ締め切りが近いらしいので、DVD(blu-ray)お持ちの方はお早めに。

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シンプソンズ、DVD上映会

 ザ・シンプソンズのDVD上映会が行われます

 発起人は、ザ・シンプソンズの声優さんたちによるものです。

 簡単にここまでの経緯をまとめてみましょう。

  1. アメリカでシンプソンズ劇場版公開、空前のヒットになる。
  2. 日本でも、公開が決定するものの、メインキャストが全部入れ替えという異常事態。実力のある人間が新たに選ばれたならまだしも、名前ばかりのタレント声優ばかりでファン激怒。
  3. 吹き替え交代の抗議活動始まる。
  4. 声優変更を考える会発足。
  5. 東京スポーツ、週刊読売などにも取り上げられて、タレントバッシングとして報道される。(考える会内部ではタレント批判は自重していたので、これ以上の食い付きは無かった)
  6. ファンの某アーティストが、20世紀FOXに反対表明に行くも、丸め込まれてタレント版宣伝の片棒を担ぐ。(当人は観にもいかなかったとか)
  7. 東京国際映画祭での上映に合わせて、反対署名運動や各種抗議運動準備始まる
  8. 周辺事情から、早々とDVDでのオリジナル音声収録が告知される。この開始前に大平透氏と考える会との接触があり、今後のレギュラーメンバー降板という事態もありえて、ファンの予想以上に緊迫していた内情に、考える会側驚愕。「役を降ろされる」という深刻な事態に対し、ファンが復帰を望んでいたことが大きな助けになったと言うお話で、劇場版の収録前にファンに感謝の言葉を伝えたかったとのことでした。この際にDVDが出たら支持していただいた人達とDVDを観たいという意向が伝えられる。
  9. オリジナル吹き替え版の劇場公開は事実上不可能と判断して、大がかりな抗議活動は終息。
  10. ミスタードーナッツCMで大平版が起用。大歓喜
  11. ロフトプラスワンでシンプソンズイベント開催。実を言うと当初は直前の抗議集会を想定していたものなので、規模縮小。「ファンに何が出来たか」というテーマで映画に対するファン活動に関するレポートになる。
  12. 劇場版公開 タレント版は予想通りの出来。話の核になるシーンが空気の読めない演技で全部台無し。
  13. 考える会終了。
  14. ファン活動として再始動。先述のDVDを一緒に観たい、という意向と合流できて、ようやく告知開始

 といったとこです。お時間のある方は是非。

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シンプソンズ劇場版ディスク本日発売

 本日 シンプソンズ ザ・ムービーのディスクが発売されました。

 ヨドバシカメラでDVDとブルーレイをそれぞれ購入したのですが、タワーレコードでは特典が付くとのこと。しまった買い急いでしまった。Doh!

 オリジナル声優版ですが、もう何というかあの異常なタレント吹き替え版観た後だと普通であることのすばらしさをしみじみと感じます。演技に秘めたニュアンスの妙といいましょうか、本当にこれだけはオリジナル声優でないと出せない、作品とファンとの共有できるパワーなのですよ。演技が役に命を吹き込むとはこういうことです。

 かえすがえすも映画館で観れなかったことが無念で仕方ありません。

 声優の演劇史に残る歴史的な一枚なので、これは是非とも見ていただき、何が起こったかを皆に知って貰いたいものです。

オリジナル吹き替え版感想雑記

  • ホーマー 絶叫系の声が出るのか心配でしたが、全く杞憂に終わる名演技。ものすごい情けなさっぷりと、意を決したときのたのもしさのスイッチングの仕方が素晴らしくて、映画終盤の高揚感に結びつきます。 
  • マージ タレント版とでは、妻と母親の愛情表現に関しては、もう全然違います。物語の核がマージとホーマーの距離感なので、ここがしっかりしていることで物語としての完成度が全く違ってきました。
  • バート これ以外のバートの声はありえないので、前に聞いた不吉なものは脳から消しておきたいと思います。子供ゆえの心情変化がどれだけ大事だったか、よく分かりました。
  • リサ 原語で聞いたときよりもよりやんちゃな感じでした。思いこんで自爆するジョークが多いのがリサですが、(自分の)熱にうかされちゃってるとこが鮮明でした。
  • クラスティ タレント版の担当声優の方も悪くはないのですが、これは比較にならんです。イカれた部分と、シニカルな部分を両方混ぜ込んだクラスティは島田氏にしか出せない味です
  • バーンズ社長 新吹き替えも、故北村氏のリスペクトでありつつムリがないといった感じですごく良かったです。

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