ザ・シンプソンズ ファン感謝祭レポートその2

 夢は願えば、かなうもの という言葉が私は好きではありません。

 夢は見るだけならノーリスク

 叶えようとすると、その大きさに比例してハイリスクになります。

 シンプソンズDVDの上映会の話を聞いたのは今年1月です。発起人はAさんでシンプソンズファンクラブのメンバーが順次合流する形になりました。場所の仮押さえができたとのことで、発起人が大平透氏と連絡を取り具体的になってきました。

 イベントは無償で会場費は発起人で分担することで合意。しかしいくつか高いハードルを越えなければなりません。その一つは上映許可です。無断上映でやるか否かは大きな差となります。

 これは大平氏の働きかけで解決できました、それのみならず主要な声を担当している役者さんも連れてきたいという意向で、ささやかですが充実したイベントが予想されていました。

 後でとてつもないことになるわけですが

 最終的に上映許可はDVD(BR)の販促という形で可能となりました。これまでは"不倶戴天の敵"としてきたFOXでしたが、外資系企業としては充分すぎる配慮を頂いたと思ってます。

 合わせて、DVD(BR)購入者に対しての募集が始まりました。この段階では未定事項も多かったのですが、最終的には募集数を超える応募とたくさんのメッセージが届けられたそうです。

 さて、5月4日当日。 ファンにとっては奇蹟の一日が始まります。

 まず当選した一般来場の方が驚いたと思うのは、大平透氏によるDVD(BR)全員サイン企画でしょう。 一応、さすがに無謀と止めはしましたが、大平氏の強い希望で決まりました。

 プラス、ミスタードーナッツ提供の先着順のお土産品。

 12時開演。いきなり主要キャストによる音声ミニドラマがスタートします。実はこれ、ベテラン俳優にやってもらう以上、失礼があってはいけないとリサ役の神代知衣さんが書き下ろした渾身のもの。クラスティ役の島田敏さんを始め日俳連全面協力で収録された一回こっきりとしてはミラクルすぎる録音です。

 メイン司会はこれまた贅沢に島田敏さんと一城みゆ希さん。役者さん達を壇上にお呼びして次々の挨拶。都合の付いた主要メンバーが勢揃いしてファンの前に立つという、おおよそ普通の力関係では成立しないようなすごいことになってます。

 大平透氏が最後に登場して挨拶となったのですが、なかなか言葉が出てこない。後で知らされたのですが用意した言葉が、感極まってでてこなかったそうです。最初からずっとこの日があればと言う話をされていました。

 この辺はアニメ!アニメ!さんのレポート

 大平氏の「もう水に流しましょう」という一言が、この日のすべてを集約していたと思います。もはや未来に眼を向けたものなのです。

 いよいよ、ファンが望んでもかなわなかった夢「オリジナルキャスト版 シンプソンズ ザ・ムービー」上映が始まります。 タレント版を観てない人にはごく自然のものでしょうが、これは一度は永久に断絶しかけたところから、ファンの声で復帰した、一言一句の台詞が何よりも貴重な収録音声なのです。この会場においては何よりもまして貴重な上映時間であったと思います。

 万雷の拍手と共に上映終了。これはマット・グローニング氏にも是非見ていただきたかった光景です。

 その後はプレス用に写真撮影があったのですが、ここでファン側のターン! このイベント、役者さん達がファンに感謝する集まりなのですが、逆にファンが支えてきた役者さん達に感謝するイベントでもあったのです。当日までは内緒で、ファンが全員に花を渡すというサプライズ企画が織り交ぜられていたのでした。 

 そして、当日までシークレットだった第三部大平氏のサイン会。このサイン会の間役者さん達が壇上に上がり、自分のもちキャラでクイズを出すという贅沢企画。それだけでは止まらずFOX提供の収録台本を抽選でプレゼントなどてんこ盛り。

 サイン会も無事終わり、大平氏の挨拶で全イベント終了しました。  と、思いきや!

 最後は役者さん達が全員揃って来場者の方々をお見送り。 どれだけベテランが揃ってるか分かる方には、いかにすごいことか分かっていただけるかと思います。

 これだけのものがまったく営利の絡まないところで行われたのは、ファン活動史に残るミラクルな一日と言えるでしょう。

 ここまでは表舞台の話。裏方でもミラクルな話はあります。

 後から気がついて愕然としたのですが、考えてみれば「素人の仕切る舞台にベテラン俳優が上がる」というとんでもない命知らずのことをやろうとしていたわけです。

 しかし、次々集まる強力な助っ人ボランティアのおかげで何とかフォロー。その一人ですが、今回知人の音響マンの方に助っ人を頼みました。

「声優さんの挨拶があるんですが、音響たのめないっすかー」

「いいっすよー」

 と、これぐらいの軽いレベルで。

 しかしその音響マンさんが当日遭遇したのは、ベテラン俳優の前で、限られた最小限の機材で、アドリブで刻々変わる台本進行下で、状況に合わせて音を出し続けるという恐ろしい作業。 舞台見てた人はまるで気がつかなかったと思いますが、アメージングなプロ技が舞台裏で展開されていたのでした。まったくもってよくやって頂きました。

 それだけではありません。今回の上映 普通の映画館気分で皆さん見ていたものと思います。 実はこれプロジェクターにPS3を繋いだもの。 いくら高輝度プロジェクターとはいえ、ここまで映画並みのクリアな上映ができるとは思いませんでした。恐るべしPS3! みんなでオリジナルキャスト版を観るという夢は、SONYの技術者の手によって叶えられたと言っても過言ではないでしょう。 ありがとう! PS3班の人! 

 これだけ大きな夢を叶えれたのは、ボランティアスタッフと、手弁当で駆けつけていただいた役者さん達、何よりも強く願った大平氏によるものだと思います。

 ハイリスクであっても、一つ一つ解決すれば夢の実現は大きくなる。それが分かっただけでも大きな成果のある一日でした。

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ザ・シンプソンズ ファン感謝祭レポートその1

 5月の4日、都内某所で「シンプソンズファン感謝祭」が開催されました。

 これは昨年の、『ザ・シンプソンズ ムービー』主要キャスト声優変更騒動に端を発します。その際に(言うなれば)反FOXジャパン的な「声優変更を考える会」が立ち上がり、声優を元に戻すべしと言う運動をはじめした。ファン個々の発言でもブログとブログをリンクすることで意外に力は生まれてくるもので、さらに実際にファン招集から始まる「実体のある運動」がいろいろと生まれてきました。

 ここで、もう一つ我々ファン側の考えのおよばない、別の問題も含んでいました。

 キャラクターに声をあてている声優さんは、その全身が役者でもあるのです。指名される場合はそのキャリアを買われて、多くの場合はオーディションを受けて勝ち取った「役」でもあるのです。 長寿番組を支えてきたのは演技が評価され、浸透したものと考えても良いでしょう。

 しかし、『ザ・ムービー』では主要キャスト入れ替えという判断が下されました。

 役者さんもシビアな世界に生きている方達なので、実力勝負でならまだ納得のいくものもあったでしょうが、(これはファン側の意見としてですが)あきらかに演技ではなく、イメージだけの作品を台無しにするミスキャストであったのです。

 「作品」または「舞台」の評価と言うものは実はかなり不明瞭で、一部の批評家やブログの感想、興行成績でしか、目に見えるものが出てきません。 某役者さんの言葉ですが「役者にとって、人気は永久に自信が持てないもの、自信を持てるのは演技だけ」と言われるぐらい、フヤフヤと頼りないものなのです。

 役を降ろされると言うことは、実力の否定でもありました。

 そんな時期にファン活動がありました。今度は役者さん達も知らないことですが、こちら(ファン)側としては署名活動、デモめいたことも辞さず ぐらいの勢いでファンが集まりあれこれと考えを巡らしていました。

 それが雑誌に「過激なファン、大物タレントにNG!」といった形で、取り上げられ、あきらかにネガティブキャンペーンの様相を見せてきた段階で、具体的な沈静化策として「オリジナルキャスト」での再収録、という判断が出たものと思います。

 ホーマーの大平氏は"今後ホーマーの役を降りるつもりであった"と、後から伺いました。この時期の強い葛藤もあったことと思います。

 最終的には、「ファン活動をしてくれたファンに一言挨拶して、彼らに許可をもらってから、収録をはじめたい」とのことで、率先して動いていた「考える会」が代表みたいな形で呼ばれ、大平氏自身から復帰の意思をお聞きしました。こちら(ファン)側としても、許可をするも何も、"復帰が決まった"と言うことだけで全員涙目でした。

 その際に、劇場オリジナル声優版公開はもはや不可能であり、「ファンとFOXの仲が悪いなら自分たち(役者側)がその握手の仲立ちをしたい」との話を伺いました。

 この日を境に「考える会」ではアンチFOX的なまとまった動きはやらないことになり、「では残りはファン個人が、自分の責任下、自由意思で動きましょう」ということになりました。

 結果、FOXを動かして、「オリジナル声優版の映画を劇場で観る」という夢は崩れ去りました。

 大平氏も「せめて(これから収録される)DVDが出たら、ファンを招待して、みんなで見たい」という話をされていました。

 しかし、去年の段階では、夢の話でしかなかったのです。

 長文になってきたので明日に続きます。

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シンプソンズ ファン感謝祭の日

 観に行く方ではなくお迎えする方の一日でした。

 疲れたのでもう寝ます。 ぐー

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どうやら明日は

すごい一日になりそうなのですよ。

レポート書くとは思いますが、今日は準備のために記事書かずに寝ます。ぐー

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シンプソンズ ファン感謝祭

 シンプソンズのDVD上映会ですが、声優さんからのファン感謝祭として動き出しております。 

 出演声優さんも決まりました。 もう、シンプソンズファンなら一生ものの感じです。

 そろそろ締め切りが近いらしいので、DVD(blu-ray)お持ちの方はお早めに。

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シンプソンズ、DVD上映会

 ザ・シンプソンズのDVD上映会が行われます

 発起人は、ザ・シンプソンズの声優さんたちによるものです。

 簡単にここまでの経緯をまとめてみましょう。

  1. アメリカでシンプソンズ劇場版公開、空前のヒットになる。
  2. 日本でも、公開が決定するものの、メインキャストが全部入れ替えという異常事態。実力のある人間が新たに選ばれたならまだしも、名前ばかりのタレント声優ばかりでファン激怒。
  3. 吹き替え交代の抗議活動始まる。
  4. 声優変更を考える会発足。
  5. 東京スポーツ、週刊読売などにも取り上げられて、タレントバッシングとして報道される。(考える会内部ではタレント批判は自重していたので、これ以上の食い付きは無かった)
  6. ファンの某アーティストが、20世紀FOXに反対表明に行くも、丸め込まれてタレント版宣伝の片棒を担ぐ。(当人は観にもいかなかったとか)
  7. 東京国際映画祭での上映に合わせて、反対署名運動や各種抗議運動準備始まる
  8. 周辺事情から、早々とDVDでのオリジナル音声収録が告知される。この開始前に大平透氏と考える会との接触があり、今後のレギュラーメンバー降板という事態もありえて、ファンの予想以上に緊迫していた内情に、考える会側驚愕。「役を降ろされる」という深刻な事態に対し、ファンが復帰を望んでいたことが大きな助けになったと言うお話で、劇場版の収録前にファンに感謝の言葉を伝えたかったとのことでした。この際にDVDが出たら支持していただいた人達とDVDを観たいという意向が伝えられる。
  9. オリジナル吹き替え版の劇場公開は事実上不可能と判断して、大がかりな抗議活動は終息。
  10. ミスタードーナッツCMで大平版が起用。大歓喜
  11. ロフトプラスワンでシンプソンズイベント開催。実を言うと当初は直前の抗議集会を想定していたものなので、規模縮小。「ファンに何が出来たか」というテーマで映画に対するファン活動に関するレポートになる。
  12. 劇場版公開 タレント版は予想通りの出来。話の核になるシーンが空気の読めない演技で全部台無し。
  13. 考える会終了。
  14. ファン活動として再始動。先述のDVDを一緒に観たい、という意向と合流できて、ようやく告知開始

 といったとこです。お時間のある方は是非。

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シンプソンズ劇場版ディスク本日発売

 本日 シンプソンズ ザ・ムービーのディスクが発売されました。

 ヨドバシカメラでDVDとブルーレイをそれぞれ購入したのですが、タワーレコードでは特典が付くとのこと。しまった買い急いでしまった。Doh!

 オリジナル声優版ですが、もう何というかあの異常なタレント吹き替え版観た後だと普通であることのすばらしさをしみじみと感じます。演技に秘めたニュアンスの妙といいましょうか、本当にこれだけはオリジナル声優でないと出せない、作品とファンとの共有できるパワーなのですよ。演技が役に命を吹き込むとはこういうことです。

 かえすがえすも映画館で観れなかったことが無念で仕方ありません。

 声優の演劇史に残る歴史的な一枚なので、これは是非とも見ていただき、何が起こったかを皆に知って貰いたいものです。

オリジナル吹き替え版感想雑記

  • ホーマー 絶叫系の声が出るのか心配でしたが、全く杞憂に終わる名演技。ものすごい情けなさっぷりと、意を決したときのたのもしさのスイッチングの仕方が素晴らしくて、映画終盤の高揚感に結びつきます。 
  • マージ タレント版とでは、妻と母親の愛情表現に関しては、もう全然違います。物語の核がマージとホーマーの距離感なので、ここがしっかりしていることで物語としての完成度が全く違ってきました。
  • バート これ以外のバートの声はありえないので、前に聞いた不吉なものは脳から消しておきたいと思います。子供ゆえの心情変化がどれだけ大事だったか、よく分かりました。
  • リサ 原語で聞いたときよりもよりやんちゃな感じでした。思いこんで自爆するジョークが多いのがリサですが、(自分の)熱にうかされちゃってるとこが鮮明でした。
  • クラスティ タレント版の担当声優の方も悪くはないのですが、これは比較にならんです。イカれた部分と、シニカルな部分を両方混ぜ込んだクラスティは島田氏にしか出せない味です
  • バーンズ社長 新吹き替えも、故北村氏のリスペクトでありつつムリがないといった感じですごく良かったです。

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ザ・ムービー 公開8日目の六本木

 シンプソンズ ザ ムービー字幕版支援のために、再び六本木へ。実は国際映画祭もチケットとってたのですが、所用で行けなかったので、これで都合4回分はつぎ込んでます。

 日曜1850の回はほぼ満席!前のほうがちょっとあいてたくらい。場所柄外国人が多いのですが(大使館が多いため)、やはり英語圏の人には大人子供も爆笑が多かったです。日本のカップル連れも多かったのですが、終了時には「面白かった」の声があちこちからきかれました。

「クラスティの出番が少ない!」とぼやくおねーさんもいて、連れのおにーさんがひたすら困惑しているという場面もありました。

 今回で3回目ですが、まだまだ面白い!。これはギャグのタイミングの流れがうまく計算されているので、分かっても笑えるシーンが多いのも特徴ではないかと思います。

 しかし、ファミリームービーとして宣伝するのはどう考えても、おかしいとしか思えません。ギャグになってますが中盤のシーンは、シリアスに考えるとぞっとする限りで、これを子供に見せて親から抗議が来たらどうするつもりだったんでしょうね。

 六本木でもシンプソンズグッズを販売して多のですが、横浜のTOHOシネマズにあったステッカー自販機が無かったのがちょっとざんねん。

 時間があればまた行きます。

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連休 シンプソンズ(字幕版)情報

 ファンなら爆笑間違いなしの字幕版映画興行、連休におすすめです。私は大画面であの動物コンビが見られただけでも大満足です。教会ネタなどシニカルジョークもかなり好き。

六本木TOHOシネマズ(売り切れ時もあり、チケット予約をお薦め!)

23日

0940 1150  1850 2100 2310 2615

24日

0940 1150   1910 2120

お台場シネマメディアージュ

1840

(22日14時でのサイト情報確認 変更の可能性もあります)

 弾幕薄いよ!って感じですね。字幕版は鑑賞後評価も高いです

 今回は映画プログラムもお薦めです。致命的な誤記もありますが、シンプソンズの歴史や、本編のネタ解説など映画鑑賞後も楽しめる記事満載で500円。これはDVDが出るときのために買っておくべきです! 横浜のTOHOシネマズだとグッズが充実してるんですがやってるのは吹き替え版だけ。映画限定グッズを買いにいくのもよいかと。

映画お薦めポイント

  • 例の動物コンビがビックスクリーンに!
  • TVから飛び出した映画館ならではのギャグ!DVDだと面白さ半減!
  • TVファンならお馴染みの卑劣でおちょくりたおしたジョーク 意味無いなんて言ってるのは誰だ!
  • 大物ゲストもちゃんとでるよ!
  • エンディングまで席を立たないで!最後のグレーシーフィルムのロゴが感慨深い。
  • スプリングフィールド最強なのはやっぱりあの人物! かっこよすぎる!

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STM吹き替え版を観てきた

 シンプソンズ ザ ムービーの吹き替え版観てきました。

 割引1200円になるレイトショーで観客は23人ほど。

 制作者の方々の名誉のために書いておきますが、吹き替え版だからといってつまらないということはありません。

「私たちは脚本をひたすら書き続けた。いちばん大変だったのはあらゆるリズムやジョークに対して最大限の注意を払い、毎日くたくたになりながらものんきで、気苦労のない若者に見えるフリをすることだったよ」(脚本製作 ジェームズ L ブルックス 1940年生 『愛と追憶の日々』)

 映画製作がなかなか、かなわなかったのは、TVシリーズと映画が同時進行できなかったためで、脚本チームを増やすことで映画製作が可能になったという経緯があります。それほどまでにギャグネタに心血を注いできた映画なのです。

 吹き替えタレント陣は棒読みの演技で映画を台無しにしたか?

 NOです。 日本語版収録はきっちり行われました。少なくとも日本語の意味は通じているので素人演技と言うほどでもありません。

 じゃ、吹き替え版も面白い?

 NOです。

 びっくりするぐらいのローテンションで台無しです。

 メインキャラクターは先述のギャグのリズムがまったく活かされていません。ギャグ、コメディ映画の神様にあやまれ!謝れ!こんちきしょう!(血涙) まさにこれぞバカの壁!無理解の産物!素人判断が一流のギャグをブチ壊しにした屈辱の歴史。

 トコロ(呼び捨て)の無知発言は生涯許しませんが、原因はミスキャストにあるので怒りの矛先は日本のFOX映画の担当者であることには間違いありません。

 本国ではPG13(13歳未満、保護者鑑賞注意)の映画をキッズムービーとして宣伝するという大失策も、本編を観て痛感しました。 子供に政治ギャグがわかるわけないでしょうが!あと一家の処刑(ネタバレ反転)とかもな!

 さらなる失策も見つかりました。今回の映画プログラムはシンプソンズの歴史にも触れた名著と呼べる良い出来なのですが、映画評論家の森卓也氏がラルフとマーティンを勘違いした文章を書いています。 これに関しては森氏がご高齢であることも鑑みて、勘違いの範疇で良いと思います。しかし、これを校正する側がこんな単純ミスも見逃したというのはどういうことでしょうか。 関係者がキャラクターすらも区別がつかなかったどころか、映画もロクに観てなかったということになります。

 イメージとして例えると

 あつあつステーキ料理に水ぶっかけて

 台無しにしてしまった。

 という印象です。料理として元の味が分からなくもないが「温度が命」が完全に抜け落ちています。料理としてはイコールであっても、美味しさはイコールではありません。

 ともかく、映画は面白いから観て欲しい!というのは心底の願いです。

 ただ、日本語吹き替え版に関しては観る価値がないと、あえて断言しておきます

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祝 シンプソンズ ザ ムービー(字幕版)公開

 本日よりシンプソンズ ザ ムービー(字幕版)が公開されています。映画の出来は満足できるので字幕版は超オススメです。TOHOシネマズ

 六本木もお台場も夕方からの回だけなので、日中観に行こうと思ってもムリ。

なんで、こんな遠くから駆けつけられない時間帯に上演するんでしょうか

 腹立たしいと言うより、悲しい気分です。やってくれるだけまだましと思うべきなのでしょうが。

 これから吹き替え版をレイトショー興行で見に行ってきます。面白かったらちゃんと誉めますよ。 

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いよいよ

 制作プロダクション直訴に動き。本国からのコメントが来るかも知れないというトコまできました。

 ビジネス上あまりダイナミックな動きは期待できないですが、これを機に中身で売らずに知名度だけで客寄せしようとする悪習に、一つ歯止めが加われば嬉しいです。

 YAHOOアンケート

アニメ映画の声優は人気タレントがいい?http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizvotes.php?poll_id=1562&qp=1&typeFlag=1

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シンプソンズ ザ・ムービー(ネタバレ無し)

 六本木ヒルズの先行上映で字幕版見てきました。

 面白かったです!

 TVファンなら爆笑ネタ満載なので絶対に観に行く価値あります!ファンどうしなら小ネタの話で映画館出た後でもたっぷり話せると思います。DVDでしか観ないとか行ってる人もいますが、ファンなら大爆笑の劇場版ならではのネタがありますので絶対に映画館で観るべきです。六本木とお台場に是非行きましょう。

観客には外国人も多かったですがやはり日本人以上に笑ってました。

シンプソンズを知らないと面白くないのでしょうか?

 これに関しては「アメリカのギャグムービー」なので客を選ぶのは事実と思いますが、かなりシニカルでブラックな笑いはツボにはまる人もいると思います。個人的には『裸のガンを持つ男パート1』ぐらい面白かったです。

 映画見て気に入ったら是非、第4、第5、第6シーズンのDVDボックスを買って下さい。シリーズ中でもこの三期は笑ったり泣けたり傑作揃いの栄光のシーズンです。これを見た後でまた映画を見ればさらに楽しめること間違いないです。

 もう、なんでこれで価値がないとか意味がないとか言えるのか、わからんですよ。ファンなら冒頭ネタでめちゃめちゃ嬉しくなります。「そうそう!見たかったのはこれ!」って感じです。 マット・グレーニングさいこー!

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まさかとは思いますが

 某氏のオリジナルキャラクターソフビ。これって20世紀FOXとグレーシーフィルムの版権処理行っていないんじゃないんですかね。

  • ホーマーシンプソンと明記している
  • (C)表記がない
  • 公認の文字が一切無い

 これはキャラクターの無断盗用にあたるのか、どうか知りたいところです。よく見れば乳首のあるメスの造形物に、ホーマーと名付けるだけでも神経疑いたくなります。版権取得業務に関わってる人なら分かると思いますが、流用物に名前を冠するということはほとんどありません。これで権利をちゃんと取れていたのなら、珍品中の珍品と認めても良いと思います。

 先日のイベントをレポートしていただきました。

アニメアニメ

 オリジナル声優復帰は、ほんとに決裂寸前まで行ったのをファン活動がつなぎ止めた希有な事例なのです。

 これから字幕版の先行上映があるので、六本木に行ってきます。もとよりオリジナル声優メンバーは原語俳優の声質にに近いことも重要視されているので、原語版も楽しみです。

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新設辞書

【トコロる】
 いいかげんな芸風で、本当にいいかげんな仕事をしてしまうこと。
 アメリカの芸能文化の遺産でもある有名アニメ映画の吹き替えに抜擢されたが、原点を学ぶということも なくアフレコに望み、オリジナルキャラクターを一切考えていないなどの発言をして、映画興行の宣伝どころか真っ先に自分の仕事作品を小馬鹿にした、プロ意識に乏しい愚挙を行ったことから。

【ワダる】
 言動不一致
 若手タレントの興行側から観客に対する不遜な態度は、ご意見番として「シメる」などの発言で 恫喝するが、自分の目の前で行われた失言は流してしまったことから。

【アツシる】
 場違いな場所に連れてこられて、場違いな発言を繰り返すこと。

【ベッキる】
 危機を察してか、脱兎の如く逃げ出す才能。

【シンプソンズ ザ・ムービー吹き替え事件】
 2007年に発生した安易な営業判断が、全体まで波及してしまった騒動。
 対象作品の勉強、マーケットの精査なく、本質そのものをいじってしまったために、本来の能力を発揮させないばかりか、味方である消費者の「アンチ化」現象を引き起こしてしまい、作品のひどさが事前に喧伝されてしまうと言う逆口コミ化現象を起こした事例。

 当初、トラブルシューティングは迅速に行われたが、雇用したタレントの舌禍という管理体制の甘さから二次損害を誘発、映画公開直前にマイナス要素を加速させてしまう。

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続 火を噴くシンプソンズ問題

 シンプソンズ ザ・ムービーでのジャパンプレミアでのタレント発言が沈静化したファンをさらに激怒させています。

 参照

 コレを受けて、製作会社への直訴という動きが出ています。

 私の知る限りタレント吹き替え版は、ほとんどのファンがガン無視状態にあり、

”自分たちはオファーされてこの役を貰いました。 素晴らしい作品なので見てください”

 と、これだけ言ってくれれば充分ですし、ワイドショー的に女性問題のつっこみをやろうが知ったことではありません。

 ただ、歴史ある偉大な作品を侮辱したということは絶対に許しません

 主役をやらせないでくれと強く望みます。

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ロフトプラスワン

 お越し頂いた皆様誠に有り難うございました。

 今回の要点としては

 100人中99人が声を出してくれた

 1000人中1人が実際に動き始めた

 その結果が、確実に人を動かした。

ということです。実際に何が行われていたかを報告できたことに満足しています。

壇上出演者の皆さんもお疲れ様でした~。

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いよいよ明日

 ロフトプラスワンで13:30から、シンプソンズの話をします。語られるのは当事者の方なので私は進行上聞き役なのですが、ぞっとすることも多く、どこまでが話してOKなのか悩むとこです。

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痛憤忿怒

コレを見ました。

引用「この映画を見て、見応えがあったと思う方は余裕のある方。そして、(作品の出来について)疑問に思った方は、心の貧しい方ではないかと感じてます(笑)」

 思わず怒りでブチ切れそうになりましたが、発言主旨としては「映画のギャグについて行けないからと言って文句を言うようなことじゃありませんよ」といったことなのでしょう。シンプソンズはそういった「分からない飛ばしたギャグ」が多数ありますから。

それ以前にこれから来るであろう観客に対し、こんな無礼な発言をするタレントなんか即降ろすべきだと思いますが。逆宣伝もいいとこです。誰がコレ見て見に行きたくなるんですか。

 「自分の演技にケチをつけるな」という意味のダブルミーニングなら、よほどの自信だと思いますので、一切の遠慮無く吹き替え版の感想が書けるというものです。

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ザ・シンプソンズ ファンの集い

 いよいよ次の日曜です。

 詳細が決まってきましたので概要を報告します。
第一部は、声優変更からファンの抗議活動、そしてオリジナル声優復活までの 話がメインとなります。
 「考える会」のメンバーにもお越し頂き、当事者の証言も交えて 知られざる9月から11月までのドキュメントを語る予定です。
 ここで聴いたことは口外無用でお願いいたします(笑)

 第2部はシンプソンズファンの方々に協力していただいてのお祭りイベント。
オリジナル声優復活の祝杯をあげ、シンプソンズベストエピソードなどの 発表があります。

※特別企画として、オリジナル声優復帰おめでとう&ファンメッセージ収録を 行います。非公開で(オリジナルの)声優さんにのみ渡すDVDです。
 個人でも、全員にでもかまいません。
メッセージを直接届けるチャンスですので 収録にご参加下さい! (全員共通のDVD渡しの予定です)
・秒数は一人10秒前後ぐらいです。
 簡潔なメッセージを用意してください。
 (お名前、100字ぐらいのメッセージ)
・グッズなどお持ちの場合はご用意下さい。(手に持って収録などできます)
・ラストに収録します、強制ではありませんのでそのまま帰られてもOKです。


新宿 ロフトプラスワン
12月2日(日) 13時開場 13時30分スタート予定
入場料 1000円
   (チャージ料として飲食費(別途)に加算される方式になります)

・コスプレは禁止ではありませんが着替え部屋の準備などはございません。 その場でかぶれるものなどでお願いします。マスクなどは背後の来場者に配慮をお願いします。

・録音、録画、撮影などは禁止とさせていただきますのでご了承下さい。

・取材目的で来られる方はあらかじめ葉山まで連絡をお願いいたします。 
 紙面記載NGの発言があった場合お知らせいたします。

・武器、たいまつ、破壊アイテム等の持ち込みなどはギャグとは見なさずリアル警察通報になります。

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シンプソンズイベントのお知らせ

 来る12月2日、新宿ロフトプラスワンにてシンプソンズイベントを開催します。
タイトルは
「ファンかく戦えり!シンプソンズファンの集い」
 司会は不肖、わたくしが行います。

 第一部はゲストに「声優変更を考える会」のメンバーに来ていただき、 大平透氏が「今後の降板まで考えた」という声優交代騒動と、 奇跡的な逆転収録となったDVDオリジナルメンバー復活までの 会の活動を語っていただきます。

 第2部では、シンプソンズオリジナル声優復活の祝杯を
皆で挙げたいと思います。
 引き続き「考える会」の皆さんに企画協力していただき、
シンプソンズベストエピソードなど準備しています。

開催日 12月2日(昼の部)13時開場 13時半スタート
「ファンかく戦えり!シンプソンズファンの集い」
司会 葉山霄
ゲスト 声優変更を考える会メンバー

開催場所 新宿ロフトプラスワン
入場料金等 調整中


・会場内の録音録画撮影は禁止となります。ご了承下さい。

・取材目的で来られる方はあらかじめ葉山まで連絡をお願いいたします。 
 紙面記載NGの発言があった場合お知らせいたします。

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映画シンプソンズ劇場公開館決定!

 シンプソンズ ザ・ムービーの公開劇場(字幕版)が決定しました!

お台場シネマメディアージュ

TOHOシネマズ六本木ヒルズ

2館だけです。たぶん12月15日から

 すったもんだの劇場版でしたが、試写などみた人間の反応も上々なので、字幕版は見に行く価値がありそうです。大人向けの映画なんだから、原語公開館ももっと増やしてほしいのですが。

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祝 オリジナル声優復活!!

シンプソンズのオリジナルキャストが帰ってきました

 DVDとはいえ、オリジナル声優との永遠の断絶にならなかったことをただ祝うばかりです。

 何故タレント版が強硬に反対されたかというと、オリジナルのキャラクターが持つ魅力を完全に伝えきれないことが、安易に予想されたためです。これを勝手知ったるいつものメンバーで録音されるのですから、本当に「シンプソンズ ザ・ムービー」が心から楽しめる環境がようやくできたと言えるでしょう。

 声を上げた人々に祝杯を!

 そして、なによりマット・グレーニング氏にリスペクトを!

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声優には選べない!!

 声優変更を考える会のせりぞうさんのところでアンケートやってます。これは空想的なデータでは無く、どれだけ実際に見に行く人間がいるのか、どの地域に分布しているのか?など、営業なら喉から手が出るほど欲しい実践的なデータを持って、交渉に臨めるということなので、お時間のある方は協力してあげてください。

http://simpsons.zapto.org/enquete/

 ぶっちゃけた話、声優に役を決める権利はありません。いくら役を望んでも生殺与奪は作る側の特権みたいな物で、そこがこうと決めたらそれはすべてなのです。

 それに対する唯一の対抗手段は経済性であり、ファンのリアクションです。いくらファンが望んだどころで覆らなかった例は沢山ありますが、ファンの声に後押しされた例もあります。

良いロードマップ

  • オリジナル声優を起用した映画版公開の気運が高まる。
  • フォックス映画側もファンの声と興行成績のために公開を決める
  • 反対から一転したファン活動が盛り上がる

悪いロードマップ

  • 新規声優版公開などあり得ない
  • ファン大ブーイング続く
  • 批判運動があちこちに飛び火するが、会社側のガン無視に効果無し
  • 周辺からもマイナーアニメオタの空騒ぎ扱い
  • 悪評が着いたという理由で15シーズン以下も放送打ち切り、映画DVDもタレント版のみ、ファンがボイコット運動するが大規模販売網の前に効果無し

 私の知りうる限りの情報では、どっちもあり得ると思ってます。ただ事態が好転している兆しは全くありません。

 シンプソンズのタレント版吹き替えというのは、ファミリーカーを売るのにパパ、ママ、ぼく、妹のアップリケをボディに貼り付けたような物で、たまらなくダサいのです。それがカッコイイと本気で思っているのなら交渉の余地など無いのかも知れません。

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シンプソンズ問題の根源

 まずは、大平透様78歳のお誕生日おめでとうございます。 当たり役を劇場で見られないことを大変残念に思います。

 先日、あのひどい予告編を見てついかっとなって、反対集会に行ってみました。

 伺った内容をまとめたところ「ほっといて好転する状況は無い」というのが結論です。醜悪な吹き替え版が大手をふってCMがうたれ、劇場公開されるのは間違いないです。

 DVDにはオリジナルが入るだろうという希望的観測もあるでしょうが、入らないケースも充分にあるようです。怒ってる旨の意思表示がないとサウスパークの二の舞となることでしょう。

 伝え聞く大平氏のお話で悲しかったのは、日本語版の声優を永年続けていたのに、本国声優とちゃんとしたルートで(例えば対談などで)会うことは難しく、自らイベントに赴かなければチャンスがなかったことです。この際に原作者のマッド・グローニングが感激したことと、原語ホーマー役のDan Castellanetaが「自分の役を日本ではベテラン俳優が演じてくれてたいへん光栄です」とのコメントがあったと言われています。

 アニメーションが絵だけではのみならず、声が入って命が吹き込まれます。声優は台詞を朗読しているのではなく、声だけを使ってキャラクターを演じていることをもっと知って欲しいものです。

 大平氏もいつまで声が出るかはわかりません。それを考えると今回の件はなおさらに胸が痛むのでした。

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もはやこれは自爆テロじゃないか!

劇場版シンプソンズの予告編

 予想通り最低吹き替えの殿堂入りです。

 ちゃんと聴けるのはセリフ以外のオリジナル声優を真似たところ(もしくは、出せないので原語流用?)だけです。セリフはひどすぎる。5キロ減らすぞはアドリブ??

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3分で分かるシンプソンズ問題

 まずは「声優変更を考える会」さんでフォックス映画の公式回答が出ていますので参照。会の皆さんおつかれさまでした。

http://d.hatena.ne.jp/SERIZO/20070922/1190404151#seemore

3分で分かる劇場版シンプソンズ問題

 シンプソンズとは(1) アメリカで放送されているテレビアニメーション。30分番組 よくほのぼの家族モノの扱いで取り上げられることもありますが、内容はむしろ過激な方で、父親ホーマーも差別主義者だったり、マージもアルコール依存症にかかったりと「子供に見せたくない側」のアニメ。この作品に何故熱狂的なファンがいるかというと、どんな問題が起こっても「グループの単位である家族」という点が大事にされているので、最後はシンプソン家で団結できる基本構成と、親子、兄弟、近所、地域の問題がデフォルメされているので、米国のみならず国を超えた日本でも身近に感じるリアルな問題を取り扱っているところがあります。

 シンプソンズとは(2) シンプソンズも傑作揃いとは言えず、当たり外れが厳しく、特に第一シーズンは最悪の出来で、見るに堪えないモノばかりなのですが基本設定を知るためにも見なくちゃ行けない難儀な代物です。私は第一シーズンの壁と呼んでいます。作品として面白くなるのは第2シーズンからで、個人的にはSFパロディを駆使した「モノレールの甘い罠」(第4シーズン)、ディズニーランドを茶化しまくった「恐怖のイッチー&スクラッチーワールド」(第6シーズン)など、大暴れしすぎの回が大好きです。 中盤からマンネリ化してくるのでパワーダウンは否めませんが、それでも時折思い出したように傑出エピソードが出てくるのも魅力でしょう。

 シンプソンズとは(3) 放送自体は本国では18シーズンまで放送中で、日本では14シーズンまでケーブルテレビで放送中。日本では90年代にWOWOWで放送されていて、その頃口コミで広がったのが今のファン層の源流だと考えます。WOWOW版の吹き替えは本国声優と比べても違和感のない突出したキャスティングで、日本語でホーマーを演じた大平透氏は本国でも、「日本のホーマー」として認められ、高く評価されています。

 劇場版シンプソンズとは 長期にわたって放送された番組の待望の映画化。ストーリーはテレビの延長版と酷評する意見もありますが、全米興行収入第1位となりました。

 シンプソンズ問題とは 劇場版シンプソンズ日本公開の発表。この際に日本版の声優として、ホーマー:所ジョージ、マージ:和田アキ子などがキャスティングされます。映画会社として「家族のイメージを持つタレントの起用」によるファミリー効果をねらったものと思われますが、どう考えてもミスキャスト。14年にわたって「当たり役」の日本語版を見続けているファンはこれに、失望と激怒。「問題を考える会」なども立ち上がる。

 シンプソンズ問題とは(2) 9月20日の週刊新潮にこの問題が取り上げられ、その記事の後追いで東京スポーツが一面に掲載。新吹き替えに対しファンが怒っていることが明るみにでるのですが、「ファンが和田アキ子バッシングをしている」ようにとれる捏造報道。取り上げてくれたことはありがたいものの、個人攻撃ではなくオリジナル声優版の公開を求めているので、各個人の意見は過激でも、サイト主催者はどちらかというと穏健なので抗議=タレント潰しと報道されるのはいい迷惑。

 20世紀フォックス側の回答 こちら参照 要点としては日本で20世紀フォックスのコンテンツを扱うのはフォックス映画、フォックスエンターテインメント(DVD)、ニューズ・ブロードキャスティング・ジャパン(放送)の三つで、今回の映画はFOX映画の管轄で行われているので放送、DVDとは別物であるというのが会社側の主張。 すでに本国でも了承済みの決定事項。

 フォックス映画の問題点 マーケティングを行った結果とのことですが、それはタレント名鑑で調べた知名度効果であって、作品イメージのことはまるで眼中になかったのではないかという点。映画は別物と言いながらテレビ版スタッフによる吹き替えを行ったという矛盾

 現状ではもはや引っ込みが付かないためそのまま12月15日に公開予定。

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会社側の言い分

 週刊新潮に、シンプソンズ問題の記事が掲載されていたのでそのダイジェスト

「和田アキ子を降ろせ!」人気アニメ「吹き替え騒動」勃発

・和田アキ子がブーイングをあびている。

・和田の記者発表コメント引用「レトロなアニメなんだけど、あたしたちの声が入ることで最新になっていく」

・和田アキ子事務所「こちらから頼んだわけではありません。本人は一生懸命やっているので良いものになる自信がある」

・映画会社「テレビシリーズと映画は全く別モノ、付加価値のために変更しました、和田アキ子さんはスタッフ満場一致で選んだ自信のキャスト」

 テレビと映画は別物じゃなくて、テレビと映画を別物にしてしまったが正しいと思います。和田アキ子さんを満場一致として選んだとありますが、これはデモテープもしくは、なんらかのセリフをキャラに当てたもので、一城版と比較して決まったのなら文句もありませんが、企画書レベルで「ただ、なんとなく決めました」なら大問題だと思います。要するに自社のコンテンツを決定権のある人間が全員見てないってことなんですから。

 こうなると、米本国の決定権のある人間に直接ねじ込んだほうが早いのかもしれません。

 助けて! 日本のシンプソンズのファンは深い悲しみに暮れています。あなたたちの雇った日本人のスタッフはコンテンツを破壊し、創意工夫さえも発せずに他社の宣伝を模倣し、人気のあるタレントにぶら下がるだけです。

 とね。

週刊新潮の記者は煽り目的で「和田アキ子を降ろせ!」と書いてますが、私の知る限りは、個人攻撃をしている人間は少数なので「和田を降ろせ!」は拡大解釈。「嘘ではないから本当かもしれない」というマスコミの情報操作なので注意が必要です。

 真剣にシンプソンズに見合った(ファンを完全に唸らせるような)声優をあらたにチョイスして、劇場版用にプレミアを持たせましたというのなら、100歩譲って仕方ないとあきらめましょう。ベストオブベストの大平ホーマー、一城マージ、堀バート、神代リサを越える、音響監督一世一代の神業キャストなら誰も文句は言いません。唯一可能性があるとすれば原語声優に流ちょうに日本語喋らせるしかないと思いますが。

 ここまで会社側も言うなら、無能ぶりを発揮したあげくにファンを激怒させて興行失敗なんてことはきっと無いのでしょうね。

(捕捉)東京スポーツ22日にも一面トップで掲載。内容は新潮の後追い。

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もう少しましなやり方を考える

 批判だけではどうしようもないので、建設的にシンプソンズ問題を考えてみましょう。下記はオリジナル声優版が公開されるという前提で書いていますので念のため。

 ’もし、自分が日本FOXの宣伝担当者なら~偽宣伝企画書~’

 まず、日本で本国並みのヒットを飛ばすことは正直ムリでしょう。十数年の放送と数々の賞に輝いた実績と知名度をひっさげて公開される映画と、知名度がほぼゼロに近い映画を公開するのは、情報格差が多すぎます。「日本でも大ヒット」との実績は欲しいのでロングランに繋がる「口コミ」こそが宣伝の重要材料になると考えます。

 好条件としてはシンプソンズの素材の良さが取り上げられます。知的で過激で最後には家族愛に戻る基本路線、加えて各シーズンごとに練りに練ったエピソードがあり、「これを発見した」という意識喚起が劇場公開に向けてのムーブメントになると考えられます。

 宣伝1 大衆告知活動 「全米ナンバー1の人気アニメ」をフックにして、家族層の動員を考慮する必要があります。特に親子で見たいという意識を作るために登場人物マージを宣伝の中心として、過去のフィルムなどから家族的な要素のあるシーンを抜き出しスポットをうち「どんなにキレてもやっぱり家族」を惹句として、現代家族の危うさに訴えかける戦略をとります。同時にホーマーを中心とした「愛すべき父親編」を製作、こちらはサラリーマン層を中心にした展開を取り、ビジネス誌などにむけて宣材の配布、試写の招待などを行います。

 宣伝2 潜在的観客層 ブログなどの文章活動を毎日行っている人達を知的大衆層と位置づけます。この層にアピールすることは極めて重要です。公式ホームページのリンクのしやすさとして、情報ブログを作成し、トラックバックなどを積極的に活用した情報リンクを構築します。これに合わせて「ザ・シンプソンズ」の基本ガイド、トリビア的な要素もウェブ上で展開し、公開までの盛り上げとして「ベストエピソードキャンペーン」を行います。これは投票などでもっとも人気の高いエピソードを数編選出し、公式サイトならではのキャンペーンとして、ストリーミングを使ったネット放送を行います。これは一週間程度の期間限定として公開>リンクの話題を作り出します。

 宣伝3 テレビ放送 深夜枠などでのベストエピソードの公開。第1話から愚直に放送するのではなく、かってWOWOWで行われていたように、話題性の強いものをチョイスし数分のガイドを入れることによりこれを補完します。これは実力に定評のある若手お笑いを起用することで10代の全く知らない層に対して「面白さのお墨付き」を与える効果があります。

 宣伝4 トイ層  従来ファンのマニア的な層には映画公開時の日本オリジナル限定グッズキャンペーン(劇場窓口のみ)も有効で、これにより本国のファン層からの注目も集めることと考えられます。

 以上の宣伝1~4までを多面的に展開し、劇場版を期にした認知度のアップ、これまで知られなかった「シンプソンズ」の魅力をアピールし継続的なファン層の開拓をめざすものです。

 なーんてね。

 少なくとも今のタレント吹き替え戦略では、過去の財産を活かした告知活動は不可能に近く、むしろ旧作の放送は無理解な劇場版に対する怒りの火に油を注ぐようなものでしょう。正直な話タレント版を撤回していただけるならいくらでも無償で宣伝に協力するつもりはあります。今のままではマイナスの口コミ効果しか生んでいないと思っています。

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なぜ、タレントキャストが駄目なのか

 続、劇場版ザ・シンプソンズ問題。

 どうも噂に聞くところによると、興行収入全米一位にあわてふためいて、泥縄式にてこ入れを行おうとしたのが原因なんだとかかんとか。映画本編云々よりも「話題作りが出来ればいいキャスト優先」となったのも頷けます。

 何故、ここまでファンが激しく拒否反応を示しているかの分析もないまま、タレント版吹き替えを強攻したところで「ファンに見放された素人だまし映画」という認識しか残らないと思うのですがどんなもんでしょう。

 どうしてタレント版が悪いのか? 感情論にならずこれをもうちょっと真面目に考えてみたいと思います。

1.声質があっていない。TV吹き替えと原語版を聞き比べても、日本語(大平)版はオリジナル声質の再現に力を入れているのは明白で、Dan Castellaneta(オリジナル声優)に近い声もさることながら、大平氏独特ともいえるユーモラスな「ドスのきいた高音」がホーマー・シンプソンに魂を入れているとも言えます。所氏の番組はよく見てますが、基本高音域の人で「喋っていることに説得力がないのが持ち味」ゆえに、大平氏のスーパーマンよろしく、トイ・ストーリーのヒーロー、バズ・ライトイヤーを鑑みても、完全なミスキャストと言えます。

 マージの一城みゆ希さんは、喜怒哀楽でバランスが保てるところが魅力で、和田アキ子女史の場合、どちらかというとダミ声気味の原語に近いイメージがあり、演技力もあるとは言えますが、バートを叱責するなど極端な行動の高音域が出なければタダ陰湿なしかり方になってしまいます。ミスキャストというか和田女史の演技力次第。

 バートの堀絢子さんは、古くは(新)オバケのQ太郎など国民的とも言われた人気番組の声優で、愛らしさと憎めなさを兼ね備えています。大平氏の「ドゥ!」と、堀さんの「アイカランバ!(スペイン語でOh my GOD!の意)」という決めセリフがあってこそ、ファンはシンプソンズに満足するのだと言えます。これが「長男」というイメージだけで田村淳氏になるわけですから、ミスキャストにも程があります。10歳ぐらいの少年ボイスを33歳の男性タレントにやらせようというのは無謀というか、ただ単に馬鹿だとしか言いようがありませんアイカランバ!

 リサの神代知衣さんも知性とやんちゃさの出せる名優といえるでしょう。「おぼちゃまくん」でも人気のあった声優です。ベッキー女史の声は快活な街娘といった感じで、知性的ですぐに何かを見失ってしまうリサを演じるのは、正直荷が重すぎるかと。むしろリサをいじめる役なら似合いそうですが。

2.演技力がない タレント声優の決定的な問題点で、かって話題作りで連れてこられたタレント声優はほとんどが、台詞棒読みというていたらくであり、今回の劇場版も収録エピソードを聞く限り、演じる側も使う側もイライラした様子に感じます。演技的に完璧であれば、少々の違和感もストーリーがカバーしてくれますが、ミスキャストで演技最低ならどうにもなりません

3.キャラクターを理解していない ここが一番のポイントで、台詞が過去の言動、エピソードにリンクさせてあっても、ニュアンスが通じなければ意味がありません。演技指導にも限界があるわけで、完璧にこなせる声優をさしおいて「限界はここまででした」なんてものは見たくもありません。

 伝え聞くところによると「トランスフォーマー」でも同様の事が行われていたのですが、さすがに訳知りの人間が必死になって説得して、せめて玄田氏だけでもとの折衝があったと聴きます。

 この先、シンプソンズファンとの和解があるとすれば、「オリジナル声優版の公開(最悪DVDでの完全収録)」とひきかえに、シンプソンズファンはその忍耐力に応じて、新吹き替えを攻撃するのを控える。と言ったとこでしょうか。

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バカな企画がすべてを台無しにする

 シンプソンズの映画版の声優交代。記者発表までやってしまったところを見ると、もはや決定事項で覆ることはないのでしょう。 これでDVDの契約まで入っているなら、ソフト化されたときもタレント声優が使われることが想像できます。生死に関わること以外では、今年最悪のバッドニュースです。

 マージ役の一城みゆ希さんもこの件に触れられています。一条さんのマージは存在感があります。

 ホーマーを呆れるときも、バートを叱るときも、追い詰められてキレた時ですら、家族への愛情を背後に感じさせてくれます。マージはシンプソンズファミリーが際限なく壊れたりしないための要であり、視聴者にとっても『シンプソンズ』というハチャメチャな番組を安心して見られる要素でもあります。

 亭主を「おい、こら」で怒鳴った後でわざとらしく甘えたりすれば「家族の愛情が出ました」と思ってるなら、勘違いも良いとこでしょう。新吹き替えの一番の不安点です。それでも立派に演じられるなら和田版も、もう一人のマージとして、認めても良いですが極めて望み薄です

 タレント声優を使うメリットというのも分かります。

 人気タレントが自分の番組内で「今度こういう映画に出ます」と一言言うだけで値千金の大きな効果が生まれます。会社側の決断もそういったところでしょう。マニアがどういおうがテレビで告知されてお客が入らなければ困るという状況なのでしょう。

 ただ、それで作品自体がぶちこわしになったのなら

 あなたたちは何を売ってるのですか?

と、問い詰めたい。作品をズタズタにしても興行収益さえあれば結構、マニアがうるさいならそのうちに特別版のソフトでも出せばぐらいにしか考えていないのでしょう。

 一番大事な、これまで作品を支えてきた声優の気持ちというのを無視して。

 私に出来るのは、不満を書き連ね、吹き替え版は絶対に観に行かないと言うことだけかもしれませんが、オリジナル声優の人達に多少なりとも敬意が伝われば嬉しいです。

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