伝説の近藤圭子
「豹の眼」と言う昭和34年の宣弘社制作のヒーロー番組がありました。この作品のヒロイン<錦華>役に、童謡歌手の近藤圭子さんがキャスティングされています。『透明人間』の盲目の少女役でもあります。
童謡歌手というと、あまりピンとこないでしょうが、生で歌が聴ける童謡コンサートは絶大な人気がありました。その人気スターがテレビに毎週登場してたわけです。<錦華>というのは、清王朝の末裔で、清王朝復興を画策する秘密結社青龍党の党首でもあったりするわけです。
美少女+王家の末裔+少林寺拳法+秘密結社の首領>財宝のアイテム保持者という素敵てんこもりの設定の上に、一人称が「錦華」だったりするのですね。しかもいい感じの高さの少女ボイスです。ついでに身内に陥れられるわ、笑い薬を喰らって笑い死にしそうになるわと、不幸の身の上もバッチリです。
なんという、無敵ヒロインぶりでしょうか。
あらためて吃驚です。近藤圭子さんは挿入歌「少女錦華の歌」も歌っています。
その後怪傑ハリマオにも、ゲスト出演しますが、「南十字星の歌」というハリマオの挿入歌も歌っています。
まあ、この素敵っぷりを聴いて下さいな。
http://jp.youtube.com/watch?v=E1tmeBDw_Uc
近藤圭子さんは、その後紆余曲折があり、引退してハワイに住まわれるとか。
残念なのが「少女錦華の歌」「南十字星の歌」が入った、市販CDがありません。唯一入っていたコロムビアファミリークラブの通販商品「永久保存版特撮・ヒーロー主題歌大全集」も今はありません。このまま記憶の中に埋もれていくだけなのでしょうか?
今一度再評価するべき、伝説の歌手でしょう。
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