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2013年7月

こんなテレビが欲しい

 2画面テレビがあったら便利だなと思いました。 ピクチャーイン機能では無いのです。
子画面をタブレットにして手元に置いて、移動視聴出来たり番組表を表示できたり。
ほんでもってどちらもフル画質で6時間ほどのメモリー積んどいて、子画面で見ている番組は常時録画で、後から見られるとなれば、便利至極。

 CSで番組重なることが多いので、ちょっとだけ興味のあるのが多すぎるのです。

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「風たちぬ」(ネタバレ)

 芸術とは、個人の感性によって具現化されたものである。

 宮崎監督の意思と技術を持って、イマジネーションを具現化しているのだから、「これが正解」だと言われればその通りなので、反論は出来ない。

 ここから先は、「勘違いを根拠にしているかも知れないが、いかなる感想を持つこともそれは個人の自由である」という原則で書かせていただきたい。

 主役声優に関しては,最後まで慣れないどころか、話をぶちこわしにしている感がある。
声質にこだわって、感情表現を犠牲にするというのは、あきらかにベクトルがずれている。

 「インテリは甲高い声なんだ」

 声優決定過程がTVで放送されたが、これは周囲の危機感の表れだと思う。「納得ずくでキャスティングされた」ことをあらかじめ言っておく必要があったと考えたのでは無いだろうか。

 甲高い声云々は、人間の知能とはまったく無関係の思い込みに過ぎない。
その思い込みのみでねじ曲げている。 「いかにも感情を出しています」という声が嫌いならそれこそ全部字幕にしてしまえばいいのにとすら思ってしまう。

 役者は、その能力のすべてを使い「他人の意義」を伝えようとする。
その人生をかけた精神力に対して「そんな声は嫌いだから声質さえ合っていれば素人でも良い」というのは、かなり失礼な印象を持つ。

 結果、ファンタジー映画にしてしまったことにも疑問が残る。
堀辰雄の「風立ちぬ」は当時は死病であった結核の娘との恋物語である。
 この映画に死病も持つという、葛藤がどこにあるのだろうか?
しかも意味も無く零戦開発の話がくっついている。
 好きなお寿司とハンバーグを一緒に載せてみましたという感じで、同じ皿に乗せている意味が分からない。

 方や死者を量産する側で、方や死に行くことを覚悟した対比の物語です。
~というには、飛行妄想が前に出すぎている。

 物語は終始主人公に都合の良いように出来上がっている。
頭も良く、友達に好かれて、喧嘩も出来て、工学的な才能も有り、すぐにトップクラスの仕事を任される。 本人には飛行機を飛ばすという夢があり、美人の彼女を持ってイチャイチャする映画で、ラストでヒロインが死んで「死がそばにある」とか言われても、そんなものは戦時中どこにでもある光景だったのでは無いだろうか。

 特に首をかしげるのは結婚式のシーンで、頭に花飾りをつける風習はどこをモデルにしたものだろうか?

 即席な結婚式で、角隠しなど婚礼衣装を用意出来ないのは分かるが、花飾りというのは稚拙な印象がある。神道式に見えるのを極端に嫌ったのでは無いだろうか。

 この映画を見て泣きましたという感想を持たれる方は是非、他の映画も楽しんでいただきたい。登場人物が死んでさあ泣かせましょうな映画は量産されています。

 総合的な感想としては、自分の夢に固執して、他人の苦しみを共感しない糞野郎の映画に見えました。 ということです。

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バイクが売れないわけ

 バイクがそろそろ不具合出て来たので、点検に出しました。
その帰りにバイクがバッテリ上がって使えなくなりました。 充電の時何かやらかしたのでは無いかと疑っているのですが、「交換じゃ無いから当社の責任じゃ無い」の一点張り。

 工場の主張は聞ききますが、顧客の立場としてはわざわざ点検入れた直後で、炎天下道路で待たされて良い気分がするはずは無い。熱中症で死にかねないところだったわけです。

 それはさておき、バイクが動かなくなったのは、バッテリーの問題で、これはインジェクション化の問題点でもあります。
 バッテリーの電力が無ければエンジンはかからない。 賢いユーザーなら予備バッテリーなど用意するのだろうが、一般的には「エンジンかからないから、バッテリーもって来よう」とは即座に思わない。

 道路の標準スピードに乗るためには、125CCぐらいの排気量は必要で、それ以上となるとバイクは趣味性の強い乗り物となるのが現状です。

 趣味でたまにしか乗らないバイクなら、バッテリーが上がるの当然でしょう。
バイク屋でひと目惚れして衝動買いしたのは良いが、いざ時間をとって乗ろうとおもってもガッカリなんて事はよくあることかもしれません。

 バイクメーカーはこういったユーザーのことは考えているのでしょうか?
昨今のバイクの優秀さは言うまでも無いですが、どうも「オープンタイプの二輪駆動装置」になっている気がします。
「エンジンかけて、走れば良いでしょ」
という発想で、買った後のことは考えていない気がするのです。

 車種が専門化しすぎて応用が無いとも思ってます。。
 通勤に使えるのは125CCのスクーターまで。ロングツーリング向け大型スクーターは渋滞でもてあますため、軽自動車買ったほうがまだマシ。
 スズキのベクスターという150CCスクーターは実に重宝しましたが、高速にはパワーが足りないため、今は存在していません。
 アプリリアなどは250のパワフルなスクーターを出してますが、外車のため故障時の対応は貧弱としか言えない。

【欲しいバイク】
・250ccの国産バイク
 スポーツスクーターと呼ばれるジャンルが不足しています。
ネイキッドより、荷物の積載や利便性が考えられいるもの(雨具、小物収納やコンビニフック、走行中のスマホ充電、キャリアも展開できてスイカぐらいは積んで帰れる。)
・レギュラーでリッター25キロ~30キロ程度で10リットル以上のタンク。 せめてハイブリッド車なみの燃費は欲しい。
・緊急時の対応強化
 収納式の電池ケースを用意して緊急時には電池でスタートできる。もしくはUSBで充電できる装置。
・スマホナビが使える
 防水パックをハンドル中央部に固定できる装置

 便利で楽しいバイクが無いんだから、車種販売も今後伸びることは無いと思ってます。

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