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オタクのビジネスモデル

先日、とある企業のとある部署のとある部長とマーケット談義。

「今は3Sビジネスが主流ですよね」

はて、3Sのビジネスとは何じゃらほい。

「三つのスモール「知的水準の低い人」をどう「洗脳して(騙して/納得させて)」、「小さいお金を持っていくか」なんですよね」

「AKBは同じCDを握手というほぼ原価ゼロに近い物で大量販売する。 カードゲームのレアカード、戦略カードでこれまたただに近い印刷費の物を大量に売る。 携帯ソーシャルゲームのように原価ゼロのデータに課金して何度もガシャを引かせる。ビジュアル重視で無能の韓タレを人気があるからと言い張る。劇場でスタンプコンプするとフィルムもらえるのもそうです」

 なるほどー。

「僕は、成長戦略の基本はオタクビジネスと言ってるんです。 ここで言うオタクビジネスとは高品位の実態製品を販売する方法。 例で言うとグッスマのフィギュアとか高品位で売ってますよね。高品位であれば高くても売れるコレが基本だと思うんです。トヨタの86だってスポーツカーが200万円台というので往年のスーパーカー世代が飛びついた。吉野家の牛鍋丼は280円でもおいしいから売れたと思うんですよ」

「品質をコントロールする側と、品質に価値を見いだす消費。この二つが一体化しないと、ビジネスは成長しないんですよ。 今日も若手がまた景品法に引っかかりかねない景品企画出してきたけど、「君は家族に薦めるか」って言うと黙るんですよ」

「ここで、品質重視に立ち返らないと日本は沈んでいくと思いますね。それを検眼するのはオタクと呼ばれる人なんです」

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