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2012年2月

アニメミライ

 本年度の若手アニメーター育成事業の試写会があったので行って来ました。
http://animemirai.jp/

 大手のプロダクションばかりで「若手」を支援していないという批判も目にしましたが、「現場を育てる」という趣旨なので、プロダクション云々は的外れな意見だと思うのです。

 良いところには良い人材が集まるし、それを活用する場も作らなければならないので、文化庁事業としてのアニメ制作は、良いことだと思ってます。
 個性あるパイロットフィルムが年4本作られてることの価値は、もっと先に評価されることだと思います。

 同時に「若手」にもっとチャンスを与えることも同様だと思うのです。
前からちょいちょい言っているのですが、制作の終わったアニメから、背景素材などを「レンタル」して、アニメのリサイクルを計れないかと思うのが私の考えです。
 アニメを作りやすくする環境をもっと作れないものかと。

 例えば、面白い脚本があれば「商用利用許諾」を取って、また使えば良いと思うのです。 「リメイク権を公にする」という行程が生まれれば、日本人特有の「練度の上達」にも繋がると思うのです。 

 さて、試写会の感想。

BUTA 三船敏郎のアニメキャラみたいなのが出てきて、当然ある世代以上はこれが三十郎がモデルであることはすぐ分かる。 それを知らない世代は、「意味も分からず懐かしい」という感情を抱く。
 大きなガジェットが暴れたら往年の東映アニメ調と言うより「王様と鳥」のパロディと思うほうが異例なんでしょうけど、なんかもにょる。

しらんぷり いじめをテーマにした絵本を、丁寧にアニメ化している作品。 「原作をいかに映像化していくか」が今のアニメ業界の仕事なので、特殊な手法論が試されたのは素晴らしいことだと思います。 山田くんとかはぐれ雲とか手書き技法の継承としては面白い。 内容は重いものなので、見た後感想文書かされるような気がしてしまいました。(それだけ没頭して見ていたと言うことで)

わすれなぐも 会場でも、よく公費でこれ作りましたねと言われた、まさかの妖怪幼女もの。蜘蛛女好きにはたまりませんね!(いるのか?)  個人的には剣を振った後でバスっという切り込み音が入る音響効果がすごく良いと思いました。 

ぷかぷかジュジュ
 まあ、官公庁の発注したアニメだよねーって感じの、ほのぼのアドベンチャー。 もうちょっと登場人物の心理効果みたいなのを描くと児童文学になるのにって思いました。

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ヒット作の作り方

とある、印税だけで年1000万円は入ってくる先生のお話。

 キャラクターが大事だって言うけど、僕のアレははね全部元ネタがあるんですよ。それをパッケージングしたぐらいしかやってないんです。

 ここまでヒットした原因ですか? 
何もしなかったことじゃないですかね。 アニメ化の時も口だししてない、全部お任せ。もちろん自分の仕事はちゃんとやってますけど、誰かがやってくれるなら、意にそぐわなくても有り難いと思わないと。
 要はプロデューサーの裁量できる権限が大きくなって、お金を持ってる人が自由に作れたって事じゃ無いですかね。

 作品を大事にするのは手が届く範囲しか無理なんですよ。 それ以外を全部コントロールできないし、第一面倒くさいじゃないですか。

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