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お手本

 最近創刊したとあるマンガ誌を読んでみました。
表紙のキャラクターがマンガ本編には登場しないという段階で、もーアレな感じ。 多分タイアップとかいろいろ予定はあるでしょうが、「読者の期待になんら応えていない」ことを自覚してない段階で駄目だと思う。

 マンガでも海外の作家の起用をよく見るようになりました。 皆さん総じて絵が上手い。 そして、中身が無い。
 お手本となるべき目指す頂点がいて、そこになりきることで頂点と同等を目指しているのである。 ほっとけば自分がオリジナルと言い張るだろうが、それはさておく。

 最近はお手本が技法まで開示してくれるので、全体の能力は高まっています。最高の物を揃えれば最高になる。というのは調度品を金とダイヤモンドとピカピカするものにすれば満足するという精神に似ているような気がするのですな。

 最近人気があるのは、やはり個性の発露が有る物だと思います。 技法でオリジナリティを見つけ出した人間は強い。 何故ならゴール地点が存在しないから。

 上手な絵でみっちり埋まった本を見て、これが最高のクオリティだと思うことの危うさを感じてしまうのでした。

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