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2011年10月

作家になるには

 とある作家さんの言葉。

「アイデア仕事は水商売じゃ無いんですよ、ビジネスなんですよ」

「クライアントは、面白いものを望んでいる。こちらは面白いものを描きたいと思っている、本来は相思相愛にあるべき関係なんだけど、ビジネスなんだから、売れるものを望まれて、売れるものを描かなくちゃいけない」

「絵描きなら見極めは簡単ですよ。自分の絵をポストカードにして、どこでも良いから売って貰う。 売れたらあなたはOK、売れないなら諦めろ」

「若手には、コミケでオリジナル書けって薦めますよね。 そこで認められるぐらいなきゃ、絶対プロで通用しませんって」

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批評作家

 どうも最近批評作家が増えているような気がします。
大ざっぱに言うと「俺ならこうするね」をまんま作品化したもの。
素人でも出来る「批評」がベースになっているので細部にはこだわっているが、大筋が崩壊してるのがほとんどで、だいたい最後はグダグダになるパターンが多い。

 無神経に盗作するのに比べれば「自分ならこうする」という意欲の元に再構成するのは悪く無いです。だが、元ある物をちょこちょこ改変しただけで、作家でござい。と言われるとひじょーにモニョモニョしてくるもんです。
 せめてリファイン作家とか名乗ってくれないだろうか。

 細部の整合性がはまることは、一つの魅力ではあるが、それだけでは完成はしません。
逆に大筋をガッチリ作り込んで細部だけ許可を貰って借り受けたという作品のほうが、良い物が多いような気が。 結果、ギャラクティカや、スター・トレックのような、新しいスタンダードも生まれて来ます。 元の出来がイマイチなのに細部だけ借りると実写ヤマトとかアレのような微妙な物が出来上がってしまうのではないだろうかと思う次第。

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HMZ-T1

 先週、シーテックに行ってきて3D-HMD(ヘッドマウントディスプレイ)のHMZ-T1の実機を見て来ました。
 この手のHMDは初代機買って、イマイチだった経験があるので、正直懐疑的だったのですが、思ったよりも鮮明でなおかつ3D効果が高い!
 アメイジングスパイダーマンの特報を流していたのですが
http://www.youtube.com/watch?v=gbPFA0BgsMU の1:36あたりから)
高低感なんかも良く出ておりました。
3Dはシャッターグラスの関係でどうしても暗くなってしまうのですが、当然それも無し。
一度は痛い目を見ているものの購入を決めました。
「3Dはたまにみるもの」となりつつあるので、3D対応テレビ買うよりずっと良いかもしれません。


で、買おうと思っても、某量販店なんかは「今注文しても発送は来年から」みたいなことになっているので、興味がある方は見つけ次第、即予約したほうが良いかと。

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死にたくなる時と馬鹿力(りょく)

作家さんの言葉

「才能商売なんてものは空気の上で家業しているようなものなので、足下が不安になったら真っ逆さまに落ちていくしか無いんですよ。 しかもその才能を脅かすライバルは数多く有り、強固なオリジナリティを持ってしても、自信は揺らぐものです」

「仕事と評価が、「自信か不安」の境目を決めます。 仕事が無いとお金が無くなる。 書き捨ての罵倒を読んだときにどれだけ絶望するかなんて、分からないでしょうね。 あれは殺人に近いんですよ。それを書いてる人も稼いでない人が多いでしょ。最初はお前らこそ先に死にやがれと思ってましたが、彼らもまた不安の縁(ふち)にいるんですよ

「最後に頼るのは馬鹿力(ばかりょく)ですね。 不安とか迷いとかをちょっと脇においといて、後先考えない。 かっこ悪くて上等!という逃げ道があるなら、そこに向かって走れば良いんですよ」

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駄目出しされる人

編集者さんのお話。

 「作家は大事にしたいんですよ。
でもね、明らかに基準以下の場合は、まず「書き直せ!」になっちゃうんですよ。
 どこを、どう直せばいいのか? とか聴かれても全部!ってしか答えられない」

「時間が無いのが一番の問題。マンツーマンでやれる余裕があるなら、どんな作家でもそこそこのレベルに引き上げる自信が有る。 こっちは何が売れてるか、効率的かのデータ持ってるんだから、何とかは出来る。
 それを毎日10人ずつ面倒見ろと言われてもムリでしょう」

「まず新人は 切られないことを目指すべきなんですよ。自分のレベルをともかく自分で底上げしてほしい。 相手に「コイツなら時間を割ける」と思わせて欲しい。一日時間を潰すレベルの相手しか対応できない」

「基準以下なのに、あの編集は分かってくれないとか、同人誌で出したら面白いと言って貰えたとか言われてもね、こっちはプロなんだから、あなたもこっちの基準に合わせて下さい。って事ですよ」

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