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アニメーターの未来

 某プロデューサー氏の話。

 日本にはプロのアニメーターが少ないんですよ。 アニメ絵描きさんと女房子供養える程度に稼げる人は沢山いるんですけどね。

 意見が分かれるとは思うけど、その人だけのキャラクター。その人だけの動きってほとんどいないでしょう。 CMとかみんなの歌とかでは時々オンリーワンがいる程度。

 アニメーターもね、「絵が動かせる」ところから始まって、どうビジネスにしていくかを考えないとダメなんですよ。 残念ながら「絵を描いてお給料もらえる」程度の認識だから、みんな堕落してる。 アニメーターの給料が安いんじゃなくて、安い仕事しかしてないんですよ。

 理想を言えば、短編アニメが手軽に作れて、新人アニメーターが就業時間以外にそういった時間をもてること。 その環境を作るのがプロの会社だと思うんですけどね。 埋没させないプロ作るなんて絶対やんないでしょ。 みんながこの人に頼みたいっていうスターアニメーターなんて、いらない欲しくない。  技術があって仕事してくれるヒトが欲しい人材。 それは労奴でしかない。 でも企画側が欲しいのは、この人がアニメーターやってますなの。  こんなこというと労働者に変な知識持たせるなって嫌われちゃう。

 「誰某の絵をみんなで描く」のはそのうちCGに取って代わられますよ。これは断言します。 動画割りが機械化されて海外への発注は無くなる。 フルCGじゃなくて手書きサポートCGが日本の未来であるのは明白なんですよ。

 だから、アニメーターに自分で価値を持つ意識を持たせないと、大量の人材廃棄物が生まれるだけなんです。

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