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プロに対する誤解

 プロに対する誤解があります。
 その一つはプロならば、間違いは犯さないだろうという素朴な過信で、何か気になることがあると「プロなのに」「お金を取っているのに」と責め立てます。

 これは、消費者としては当然のことで、作品は製品である以上、いい加減な物を流通に載せた段階で、プロ失格というのは当然です。

 食品を扱うところは、ついうっかりで雑菌がついただけでも会社が潰れるほどだというのに、平然と、つまらない物が送り届けられる状況はどこかおかしいとも言えます。

 プロ側のほうも大きな誤解をしています。
「この程度で良いだろう」「こういう物だから」「これ以上はする必要が無い」前例主義に乗っ取り「ミスの無い物がプロ」だと思い込んでいいます。

 これが、一番良くない。

 娯楽のプロは失敗しても良い、デタラメな物を送っても良い。
それが面白ければなにをやっても良い。

 食品では人が死ぬが、笑わせ損なったところで人は死なない。 つまらないと大半を怒らせようが、何人かは大ファンになってくれるかもしれない。

 プロの力不足を、常識とかプロ意識と混同しているところに、根源的な間違いがあるような気がします。

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