« 喰っていけない2 | トップページ | 顔の芝居 »

星を追う子ども(ネタバレ)

 ジュブナイル物の長編アニメーション。
http://www.hoshi-o-kodomo.jp/top.php

 結論から言うと、ジブリアニメのパチモンみたいになってしまって、「どっかで見たような感」がずっとする内容。

 ヒックとドラゴンも、ジブリリスペクトが感じられる映画なのですが、こっちはオリジナルを作ろうとして、結局似たような物になってしまった感じがします。

 ナウシカからテト。ラピュタから異世界遺跡。もののけ姫とか千尋から変な生き物、ゲド戦記からぬるいアクションシーン。
 芝居が出来ない人がコンテ切ってるのか、「飲んで喰ってラジオをあやつる」みたいな不自然なシーンを平気で作ってしまう。 そういうことを同時にやる「状況」が描けていればおかしくは無いが、いきなり出てきた登場人物の行動としては、違和感しか持たない。 別に腹ぺこキャラって訳でも無いし。

 洞窟に秘密基地みたいなシーンがあるけど、湿気とカビの多いところに物を保管したり、ましてや鍵もかからないところに放置はありえんなーと。 自分の私有地というわけでも無いし。

 全体的に基準となるリアリティが欠損して、時代設定も分からない、何で三輪トラックが現存? 国鉄時代の車両は、赤字線なのか、昭和なのか? 歴史的なバックボーンも無茶苦茶でいつまで経っても内容に入り込めない。 特務隊の関係者が何故、教師を? 時の支配者が何度もに略奪にやってきた?

 地下にある異世界遺跡の場所に行くのは、別に悪く無い。
だが、いつものように夕陽が落ちたり、空に雲が何重にもあったりする画を作ってしまったは、総てが台無しというものだろう。

 独立系で、これだけの規模のアニメーションを作りました。 と言う面では本当に素晴らしいことだと思います。 だからこそ借り物の再構築みたいな物は見たくなかった。 韓国あたりのアニメを見ているようだ。

 ゲド戦記があまりにもひどかったので、話がオチてる分「ゲドよりはマシ」といった感じでした。

|

« 喰っていけない2 | トップページ | 顔の芝居 »

アニメ・コミック」カテゴリの記事