ビジネスの現場
あなたが道を歩いててお腹が空きました。
とりあえず近くの店に入ったのは良いのですが、何を頼んで良いか分かりません。ハズレは掴みたくないのでこう、オーダーします。
「一番美味しいのを下さい」
あなたが、飲食店を出したとします。お客さんがやってきました。お客さんはこう注文しました。
「一番美味しいのを下さい」
さて、あなたは困ります。初めての客に美味しいもの? 自慢料理があれば別ですが、ただの定食屋です。どうすれば良いでしょう?
この答えの一つが「何でも出す」なのです。とんかつ、ウナギ、カレー、ハンバーグどれか嫌いであったとしても、とりあえずどれかは当たる可能性があるし、満腹感があるなら満足するに違いないわけです。「美味しいのを」というオーダーに対して「好みを選択しろ」と返しているわけです。
同じように創作の現場でも「何でも出す」をやっています。「泣き要素」「コント風会話」タイプ別キャラ勢揃い」「エロ」等々
結局は、自分の好みでしかチョイスがないので、同様ならどこでもかまわないわけです。
こういう商品価値を提示できない、クリエイターが増えてしまったことに業界の問題があるのかもしれません。独自のこだわりを持って、自分はこれだというものを作って、お客もそれを売って下さいとやってくるのがベストだと思うのです。
まずは売る側が客に提案しなければならない。
客も売る側にこういうのが欲しいと提案しなければならない。
双方が取引する商品(作品)を意識しない限りは、なんら進展性がないと思うのでした。
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