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西崎義展氏のこと

 西崎氏の想い出と言えば、宇宙戦艦ヤマトの映画プログラムで、ヤマトを語っていたというのが最初の記憶です。

 

作りたい作品を作る。というプロデューサー業をアニメファンに知らしめた人で、永久に忘れることのない人物と言えるでしょう。

 私が知るところでは、ワンサくんをミュージカル風にしたり、青のトリトン(海のトリトン)を海洋冒険ものにしたりと、芸能的な手腕、児童文学的なアプローチなどを持ったプロデューサーだったと思います。

 宇宙戦艦ヤマトは、原点に戦前の軍国海洋冒険ものがあったと思います。超兵器を未熟な子供達で操作し、指導者もまた死んでしまう。 敵もまた強く多彩な攻撃で苦しめてくる。 今でもその面白さは失われていないと思います。

 ヤマトがヒットして、自分の作りたいものを作るようになってからは、どこかファン心理と乖離してしまい、興行的な重荷と各種の人間関係を振り回し、成功者の思考から離れられなくなってしまったのではないでしょうか。

 西崎氏からは、作りたいものがあるなら、他人をねじ曲げることはぜずに、自分で筆を取るべきだと言うことを間接的に学んだのかもしれません。

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