« 西崎義展氏のこと | トップページ | 現代は良かった »

おまえうまそうだな

『おまえうまそうだな』を鑑賞してきました。

 子供向けのアニメなのですが、アクションシーンがやたらこっているので、大人でも楽しめます。

 内容は「肉喰い」「草喰い」に分かれる恐竜を題材にしたもので、「草喰い」に育てられた恐竜が、さらに「草喰い」を育てるという話。何となく東映ヤクザものテイストもあり。

 ストーリーは凝っていると思うのですが、恐竜テーマのわりには擬人化を、現代人に振ってしまっているので、会話ごとに違和感があります。生まれたての子供がやたら言葉を知ってるなども、見ていておかしく感じてしまい、いちいち引っかかります。

 一番の問題はタイトルにもなっている「ウマソウ」(キャラ)があまり意味を持った活躍をしていないので、何のために出てきたか分からないところ。児童物とは言え、シナリオがどうも中途半端なのが気になります。捕食の無慈悲さを書きたいのか、お涙頂戴の母子モノにしたいのか、子供向けのポケモンチックな活劇にしたいのか、複数の原作の寄せ集めでどれも明確にラストに結びつかないので、見ていて消化不良が残ります。

 全体としては良くできているのですが、もうちょっとこれを見せたいという方向性があれば良かったかと思います。

|

« 西崎義展氏のこと | トップページ | 現代は良かった »

映画・テレビ」カテゴリの記事