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作家は農業

 とある作家さんのお話。

「自分は専門学校で創作論講義とかもしたことがあるんですけど、みなさんこれから自分もプロになる!っていうキラキラした眼で、こっちを見てるんです。もう いたたまれない」

「いや、デビューとかなら出来るかもしれないから、それでプロだと言い張る度胸があるならみなさん、夢見ても良いですよ、きっとなれるから」

「ただ、食っていくとなるとね。 要するにネタをどれだけ豊富に持ってるかなんですよ。ほらラノベの新人賞は学園モノばっかりとか、小説の新人賞は、恋だの殺したいだのばっかりじゃないですか。要するにそれしかネタを持っていないんですよ」

「ネタを増やすには、映画や本を見ることですけどみんな見ないですねー。僕は作家は農業だって言ってるんですよ、ネタ場を確保していつでも収穫出来るようにしなければならない。これで初めてプロでやっていける」

「ネタ場の秘密を教えて下さい、とか言われてもね。たとえば僕の持ってる資料とか人間関係そっくり渡しても、僕のコピーにしかならんでしょう」

「ネタ場を持ってないのなら、プロになろうとするのは止めた方が良いです。新人賞に出しても時間の無駄。最初は本人の感性もてはやすけど、あれは物珍しさだけだから」

「農業と一緒ですよ。毎日天気(流行)みながら、どうするこうするって考えるしかないんです」

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