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2010年3月

終わりよければ

 いろいろ、プランを進めていると、途中から人間関係のあつれきからトラブルになることが、よくあります。だいたいが個人的な問題で、くどくどと「出来ない言い訳」を聴くことに。

「言い訳する時間があるなら、どうやったら最後の帳尻が合うか考てくれ」 

 と、毎回言ってます。
結局は成果しか残らないので、途中のトラブルは結果さえ出れば、エピソードのひとつになります。

 最近は、すぐに止めたいと言い出す人が多いので、最後まで完走だけはする覚悟が欲しいところです。

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東京都の危険性

 先日のBSフジの、東京都条例改正に関する討論ですが、一夜明けてさらに迷走っぷりがあきらかに。

 猪瀬直樹氏のツイッターを、公人の発言として解釈して引用させて頂きます。

エロ規制はあったが、ロリ規制がなかっ た。不健全図書に指定されてきたのはエロ規制で、ロリ規制ではなない。新たにロリ規制をもうけただけの話。その場合、近親相姦や強姦などを肯定的に繰り返 すものに限定して不健全図書に指定され、書店の棚を18歳未満でないところにする。それだけのこと。

 猪瀬氏のツイッター

 「奥サマは小学生」を引き合いに出して、こういうのが成年マーク無く一般棚に置かれているのはけしからん。とのことでしょう。

奥サマは小学生 (チャンピオンREDコミックス)

 もう馬鹿馬鹿しくてコメントする気も起きないのですが、コメディ見て犯罪が増えるなら、それは親と教育者の責任でしょう

 これに関する松山氏のコメント。

 ここに来てさっそく書き手の「魔女狩り」が始まってるわけです。これは言論規制、法(条例)の拡大解釈による社会的な抹殺以外の何ものでもありません。

 エロがあれば、すべての批判、表現を正義の名の下に、つるし上げに出来ることが明白になりました。

「こういうものは、ちゃんと未成年が読まない場所に、ゾーンニングしましょう」という東京都の言い分は、ごまかしでしかありません。

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東京都の考え

 BSフジのプライムニュースで都児ポ規制改正に関する討論をやっていたので視聴。
東京都側は、副知事の猪瀬直樹。

 副知事の言い分はあくまでゾーンニングをきっちりやるというこなので、表現の規制ではない」事を強調。

 それに対して「なぜ拡大解釈が必要なのか」「現行条例で対処できるではないか」で応酬してました。

 面白いのは、「(表現規制を突っ込まれて)ゾーンニングさえしてれば、子供がセックスするのはかまわない」的な発言。言ってることとやってることが完全に食い違っています。

 都の主張は、よくなるだろう。という「楽観の拡大」であって、具体的に、どういうレベルを、どの段階で有害図書指定して、それには(書き手が)どう対処するべきなのか、などの具体的行動の青写真(設計)がまるで出来ていません。

 問題が大きくなってきたので、「条例改正を過大評価しすぎである」と印象づけたいのだと思いました。

 現行条例で対応可能なので、改正案は廃案にするべきである。

 というのが、6月までの戦い方ででしょう。

 番組中では両論併記で、規制改正賛成、「子供が入手して困る」といった親の意見が紹介されていましたが、それが「いけないこと」と教えるのは両親の義務じゃないのでしょうか。

 「いけない」かどうかを思うのは両親の勝手な思い込み。それに反発するのも子供の立派な権利だとおもいます。

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HB

 最近、身内ではやってる言葉がHB(エイチビー)
ハートブレイカーの略で、過去もっともトラウマになったアイテムのことを「HBモノ」と読んでます。

 私の場合は、デビュー作とかショック死ものですが、最近「若気の至り」「恥ずかしいのは他人も一緒」と思えるようになったので、今じゃさほどでもと言った感じ。

 過去の記事原稿で、思い込みで間違ったことを書いてしまったアイテムとかは、かなり心苦しいものの、ぶっ壊れるほどじゃありません。

 彼女を撮影しようと持って行ったポラロイドカメラが、その日のウチに振られてしまい・・あうあうあうあうあ。

  ものすごく期待して買ったOVAが、中身は宗教観丸出し映像で、ショックを受けたのもHBと言えるかもしれない。あうあうあうあうあ

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さらばマスメディア

ビデオで今週放送していたNHKの「激震マスメディア」を試聴。

要は、インターネットで広告媒体が動いてしまったので、既存マスメディアが危機にさらされているといった話。

 パネリストの話を聞くと、「自分たちが取捨選択した情報を与えている」という情報権力思想から抜けて無い様子です。

 これからの時代は、受け取る個人で情報を判断する必要があると思います。情報は多岐にわたるので、その中から自分で判断すべしというのが大事なのでしょう。

 そのためにも「好ましい意見だけ見ている」のでは駄目かと。反対論にも目を配れるかどうかが、ネット時代の視聴者(?)のあり方ではないかと思います。

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秋葉原の空洞化

雨の秋葉原をぶらぶら。
昼食時なのでマンモスカレーに行って普通の野菜カレー。
後でググると、1Kカレーってのがウリだったんですね。
http://www.1kgcurry.com/

それはさておき、最近秋葉原にメシ屋が増えたという印象です。あちこちに店舗出来まくり。

 それは結構なのですが、肝心のゲームショップや、フィギュアショップとか、あやしい同人ショップなどがどんどん衰退している気がします。

 秋葉原って、買いに行く場所ではなくてただ単に遊びに行く場所になってしまったのでしょうか?お金を落とすところが飲食店というのもなにか問題があるような気がします。

 21世紀の秋葉原は、ニッチの街であるべきだと思います。「他にない」物が集まるから、人も集まってくると思います。しかし思い立って店舗を借りるにはリスクの高い場所であることが問題だと思います。

 自分にとっての秋葉原の理想像ってのは、中野ブロードウェイなのかもしれません。

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まだ終わっていない

まだ、非実在青少年の表現規制改正は続いています。
6月の再決議前に一騒動あるかもしれません。

 ポルノの次は暴力となるのは間違いないでしょう。

 ヤンキー漫画は不良の教科書とばかりに「非実在青少年による暴力表現規制」なんてのが次々に出てくることは間違いありません。
 今度はバトル漫画までもが一斉に網にかけられてしまうでしょう。

 考え過ぎと思うならかまいませんが、絶対そうなる。 と予言しておきます。

 世の中を良くするためには、悪い物汚い物を消してしまえばいい。などということが、決まってしまえば、今度は悪規制も歯止めが無くなり、何でもかんでも駄目ということになります。

 アメコミ、ウオッチメンでは「ウオッチメン(正義のヒーロー)を誰がウオッチするのか?」というのがテーマになっています。 これは悪名高きコミックコードに対する皮肉という説もあります。

 正義の対にあるのは「罪」であり、悪ではないのです。

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プロになるための一言

「紙と鉛筆を休ませるな」

 古い話なので紙と鉛筆ですが要は、実際に手を動かすことが大事だと言うことです。

「知りたいことはすぐに取材せよ。「後でやる」は、絶対にやらない」

 知識は、知りたいときに覚えるのが一番記憶するらしく(関連づけられるため)、後で情報を補完しても、あまり覚えていないんだとか。

「まずは好かれることから始めよ。嫌われるのは後からで充分だ」

 いやまったく。

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学ぶべきところから学ぶ

 妙な縁で、ホームレスの人に話を聞くことに。

 話を聞いてみるとホームレステクニックと呼ばれる様々な知識があるそうな。
まずは「仮屋」づくりで、どこそこは建てられるけど、どこそこは一ヶ月で撤去することになるとか、仕事は空き缶拾いだけじゃなくて、アレやらコレやら「そういう人材が欲しい人」発注がいろあるので、けっこう、気ままに生活が出来るとか。

 やはり、「突然ホームレス」が一番きついらしくて、すぐに自殺しちゃったりするので、人間どこだって生きていける方法を教えてあげたりするんだとか。

「刑務所と、ホームレスは人生考え直す時間だね」

 最近腹立ってるのは、災害時の復興支援だそうで、「簡易ハウス」なんてのは木材と釘とブルーシートと段ボールで簡単にできるので、ニーズに合わせた「個スペース」をいち早く作ることが大切という話をしていました。たとえば体育館の避難生活でも、寝るときすっぽり囲む段ボールがあるだけで、全然違うとか。

「ホームレスはだらしないヤツがなるもの。やる気のあるヤツは底辺舐めたまま終わらないから、必ず這い上がる」

 いろいろ目から鱗が落ちる話ばかりでした。

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まだ終わってない

 都ジ歩規制の条例改正問題。
継続審議となっただけで、「廃案にはなってない」ので、そのままで
6月採決になることもありうるんだとか。

 少なくとも陳情に協力してくれた議員の方など、お礼状を出すなり
まだま引き続きの動きが必要です。

 今回の騒動を見ていると
「目障リだから消エろ!」的な中二病思想が蔓延している気がします。

 嫌悪感は、自分の立ち位置を調整するのに必要です、
でも嫌悪感で、他人を否定してはならない。

 嫌な物はあっても良いし、無理に付き合う必要はないと思ってます。
でも嫌悪感で相手の人格まで否定するのは、行きすぎであり愚かだと思います。

「児童ポルノ(と呼ばれそうな物すべて)はキモいから消えろ」
「人権保護団体も、表現の自由の敵だから消えろ」

 こんなこと言ってたら、いつまで経っても終わらないでしょう。

 都のほうでも、継続審議で表現側の主張に耳を傾けてくれるなら、それにちゃんと説明していく必要があるでしょう。
 同時に、児童ポルノの実態や、子供がどれだけ精神的に傷を持つのかを聴くべきでしょう。

 嫌いな物、不都合な物もいて良いのが、自由思想の国というものではないのでしょうか。

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都知事の会見

本日の都知事会見に注目
http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/KAIKEN/kako22.htm

 都知事の話によると
・(条例案を)精読していない。
・表現の自由で何で許されるわけではない。
・マキシマムな表現は社会に害悪を与える。
・表現の自由、統制にならない形にしたい。
・誤解を解きたい。
・「害悪にならないと思っているのか(強い口調)」

・今ある出版物は好ましいとは思っていない
▽でも
・自分自身の目で見たことはない。
・買いに行くのは気が引けるから直に見てみたい。

感想としては
現行条例で知事の意向(子供達の保護)は充分なのに何故?
ってところにつきます。

継続審議の間に明確にすべきなのは
・科学的な根拠
・表現の現実を見た上の判断なのか?
ではないかと思います。

都知事宛にこれは!と思う物を送りつけるのもありでしょうか。

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相手側の言い分

産経記事がかなり踏み込んだ内容
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/100318/gam1003180500000-n1.htm
(以下赤字分が転載引用)

 ――規制はどこまで及ぶか

 「漫画家などの著作権者が対象ではない。青少年に対する販売や貸し出しを規制する。非実在青少年の性描 写をするのは駄目、それを成人が見るのは駄目といっているわけではない。表現の弾圧や検閲ではない」

 要するに成年マークのつかない、一般流通作品に対する規制であり、成年マークがついていれば未成年の性行為があっても全然かまわないと言うことでしょうか。 成人になった瞬間それらに直接触れるギャップのほうが、性衝動行為の激化に繋がると思われます。

 ――現在、一般に流通している作品も対象となるのではと懸念する漫画家の声があるが、実際はどのような作品が、どの程度、規制されるか

  「表現の激しさよりも、設定を重視する。通常のストーリーで必要な表現として描かれた性行為ではなく、強姦や近親者との性行為を肯定的に描くなど青少年の 感性がゆがむような表現が規制対象となる。現在も月3~4冊が『不健全図書』に指定されているが、極端に増えることはない」

 現行条例で充分対処出来ることを認めているように思われます。

 ――「非実在青少年」の作品に小説が含まれない理由は

  「文章による表現は受け手の能力を要するが、漫画やアニメは視覚的に年齢問わず、認識してしまう。小説に比べ、知識のない子供が影響を受けやすい」

 視覚的に表現された小説(ラノベ)は対象内に含まれるのか否か? さらには前述の設定を重視するという言葉とも矛盾している。

  ――国内最大規模の同人誌即売会コミックマーケット」が東京ビッグサイトで開催されて いるが、販売規制は及ぶか

 「自主活動の範囲なので対象には当たらないが、これまで主催者には販売場所を分けるなどの自主規制をお願いしており、今後も同様にしていただ く。都が立ち入るなど、規制が強化されることはない」

 これからは、条例違反のモノが多く出品される場所となるため、強い自主規制となり、表現方法が極端に制約されるのが、作家側の懸念だと考えます。

――都民に所持しないよう求める「児童ポルノ」に、「非実在青少年」の作品も含まれ ているか

 「児童ポルノ法の定義通り、18歳未満の児童とする。非実在青少年の作品は含まれない」

 ――国も定めていない所 持問題にまで踏み込んだとの指摘があるが

 「所持については、改正案に罰則はない。処罰については国の判断に任せたいが、児童ポルノを野放 しにできない。都民に心がけてほしいという理由から責務を設けた」

 現行条例と変わらないわけですが、何故これに非実在青少年という大きな網をかぶせようとするのかというのがが全く不明です。

 全体的に「規制する必要性」が欠けていて、それを納得させるだけの情報もないように見えます。たとえば急激な性犯罪の増加とか、成年コミックのマークのない(ゾーンニングのない)悪質な内容が蔓延して危機的な状況であるとか。

 恣意的に判断できる範囲が広がっているからこそ、突然にこれは不健全図書だと言われる可能性があり、突然流通できなくなる可能性を持っています。これらにより創作活動を萎縮させるという作家側の意見にも私は賛成します。

 すでにマンガであってもわいせつ物だと判断された経緯があります。成年コミックを描いている人たちも、自主規制を受け入れるようにしています。

 何故このような条例改正が必要なのか?を充分論議する必要があり、論議したくないから、児童保護という「正義」で通したいという政治的理由には断固反対します。

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健全とは何か?

 知人は小学三年生の時の両親のセックスを目撃したそうである。目撃したというか、普段から側でいそしんでいたらしいので、たまたま目が覚めただけの話である。
「なに?してるの」
 両親は素直に
「お父さんとお母さんが、お互い好きかどうか確かめ合ってるんだよ」
と答えたとのこと。
 これがセックスなんだなと気がついたのは、マンガ雑誌の知識からである。

 彼は、その後もセックスしている声を何となく聴いて、ああ自分の両親は結婚してもセックスするほど仲が良いんだなぁ、そのうち弟か、妹が生まれるかもしれないなぁ。と思っていたとか。

 彼も思春期になるわけだが、さすがに早熟しているので「エロ博士」として人気者になったそうである。こっそり買ってきたマンガでマスターベーションにもいそしんだ。好きな子もできて、ああやってみたいと思うようになったが、子供が生まれたら大変だと言うことは自覚していたらしい。

 恋人が出来て結婚したのは20代後半のことである。初体験は付き合って何回目かのデートで。結婚後の感想は「これで避妊具はいらない」と思っただけらしい。

 わたしは、彼こそが健全なありかただと思う。

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都児ポ規制

 どうやら光明は見えてきた感じです。
http://www.asahi.com/national/update/0317/TKY201003160528.html
継続審議ということは、今度はいろいろ証拠として突きつけられる訳なので、むしろ規制強硬派には好都合になるのかもしれません。

 規制される側も、規制する側も子供の性教育という根源的な問題を考えずに、イメージ論だけで戦っていては、溝は埋まらないものと思います。

・施政側は、学校で性教育を充実させる。
・表現側は、児童の価値観を混乱させるようなモノは、きっちりゾーンニングする。
・両親側は、問題を外部に求めることなく、親子で性教育の場を設ける。

 これが進むべき解決策であると思います。

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東京都青少年健全育成条例改正問題

 略して、都児ポ規制 と呼称します。

 今のところ、このまま通ってしまうのではないかという感触です。改正反対も多いのと同時に「ここで作家側に回れば、児ポを容認しているとして攻撃材料にされる」という危機感が議員側にあるため、かなり消極的な態度なんだとか。

 問題はいくつかあります。
・充分な議論が無く、拙速に可決されつつある。
・恣意的である。すなわち担当者次第でどうにでもなる、いいかげんな根拠である。
・都条例である以上、東京に集中しているメディアが大打撃を受け影響が大きい。

 これを推進する側は「子供は清潔であることが健全である」という、硬直思想なので「駄目なモノは駄目」と言われたらそれまでです。

 いくつかの希望は、有志による議員陳情や、出版社による作家の署名活動など具体的に税金を払って文化を背負っている人たちの行動です。

 税金も払わず、権利だけ主張している人間はいないも同じです。デモや争乱など「自分らに出来ること」を取り違えると、逆効果になると強く主張しておきます

 そもそも表現の自由を食い散らかしていたのは誰か?
二次創作のグレーは、同人作家当然の権利であると思い込んでいたのは誰か?
エロシーンを入れれば、アンケートや視聴率が取れると思考停止したのは誰か?

 主張に根拠を持たねば、子供の教育を他人任せにして、すべての責任は他者にあると考えている人には、絶対勝てません。

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非実在青少年規制問題

 過去にいくつか表現規制がされたことがあります。

 青年コミックの描写が過激すぎると言うことで、「成年マーク」というのが付けられました。

 エログロ同人誌が問題視されたことで、都下のイベント会場からゾーンニングを要求され、アダルト系同人誌が少なくなりました。

 今回はきっかけがありません。全く突然「みだらな行為」が駄目だと言われました。根拠無く規制がなされ、規制に賛同するのが都民の義務とまで言われています。

 少なくとも業界を傍観している人間としては、規制は行われていると思います。業界内でも健全化は考えられいます。

 同時に規制無視も行われています。アダルトコミックは実質無修正だったりして、同人誌より過激な本があります。

 雑誌は付録に児童のパンツをつけ、パンツ飛行機を空に飛ばそうと頑張っています。下着泥棒とか、下着フェチ被害にあった人の気持ちとかはどこ吹く風です。

 思想表現の自由は、日本のダークな部分でもあり、外国にはない魅力でもあります。だからこそ表現の自由には責任も伴うことをもっと知るべきなのです。

 無責任な自由はただの無秩序に過ぎません。

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打ち合わせ

今日は休日ですが、新プロジェクトの打ち合わせ。

 前例のないことは不可能ではない。

というのが私のポリシーなのですが、若手が「それはやったことがないから駄目だ」とか「(結果が)分からないから、やりたくない」とか言うものでぐんにょり。

 若さってなんだ?

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何でこうなったのか

 東京都の規制ですが、いよいよ外野も巻き込んだ論争になってきそうです。

 規制側の視点で考えてみましょう。
たとえば書店で販売されている少女雑誌。まあびっくりするほどセックスの話ばっかりです。

たとえば書店で販売されているBL小説やマンガ、まあびっくりするほど男同士がアナルセックスにいそしんでます。

 たとえば書店で販売されているロリ本。まあびっくりするほどにお子様がセックスを求めてきます。

 

これが野放しで良いのか?
というのが出発点なら、野放しはいかんと思うのです。
 少なくともゾーンニングは徹底させなければならないし、誰にでも見せて良いものでもない。そう過去に決めたのになぜ今更、弾圧に近い追加規制がなされなければならないのでしょうか?

 こちら側にも性の行きすぎはあったんじゃないのでしょうか?
エロを売り物にしすぎてはいなかったかのか?、それ以外は方法がなかったのか? これを機に自らを見直すことが出来なければ、滅びて良い業界なのかもしれません

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東京都青少年の健全な育成に関する条例

 断片的な情報から過度な反応をしたり罰則は無いザル条例だから大丈夫だと行ってみたりと、なかなか騒がしい事になっています。

 私の経験から言うと、同人イベント関係はほぼ全滅するかと思います。健全な本だけやりとりしてイベントが成り立つなら何の苦労はいりません。
 同時に貸す側も都条例に違反した内容があったら「貸さない理由」になるでしょう。

 ビックサイトも、東京都下の施設ですから「都条例に違反する内容は困る」と一言言えばそれでおしまいです。

 あと、「中身の審議は出来ない」として、成人コミックコーナーとかがまるっと無くなったり、コンビニ置きの雑紙では、未成年でしか書けない作家が大リストラもされることでしょう。

 余計な規制で、経済的に都合の悪いところから殺されていくわけです。

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裏切り者

 友達を裏切ったことがありますか?
 友達に裏切られたことがありますか?

 今いる友達は親友ですか?
 結局は裏切る前なだけじゃないですか。

 とかいうテーマでなんか考えてくれ という話が来たのがずいぶん前の話。
24みたいな誰が敵か味方か分からないサスペンスというオーダーで、あれやこれや準備しているうちに、類似品が出回るようになりあえなく企画消滅。

 仕事ですから、真面目にやってましたが、内心ぐんにょりしてました。
私も人生いろいろありましたが、最終的には「他人に見返りを求めない」というのが心情なので、人間関係がうまくいかないぐらいで、裏切ったとかナントカしょんべんくさいこと言うのは苦手。

 友情を意識し続けるってのは、なんか変だとおもうのでした。人間関係つかず離れず、必要に応じて接近したりほっといたりが一番だと思います。

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健全とは?

 北朝鮮絶望収容所という本を読んでいます。

 北朝鮮は、「現行体制に異を唱える」「親日的」「資本主義的価値観」を持つと判断されると、政治犯収容所に収監されます。
 恐ろしいのは「恨みの元を絶つ」ために近親者までに及ぶこと。
政治犯収容所は過酷な労働と飢えに苦しみ、死に至るまで収監され続けると書かれています。
 プロパガンダ的と距離を置いて読むにしても、生々しく苦痛に満ちています。

 これらの非人道的な行為は「健全」のために行われています。
偉大なる指導者を中心にした正しい世界が「健全」であり、それ以外のものは「不健全」なので弾圧しても良いわけです。

 不健全を許さない究極が、こういった収容所による、人間性の破壊と従順による統治なのでしょう。

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非実在青少年の大殺害

非実在青少年
 新しい言葉を生み出してまで、規制しようとするのは狂気でしかないと思います。

 規制に関しては統計学、医学心理学的に必要と判断されるなら許容します。
 しかしあいまいなイメージや、ごく少数の事例(近所でこんな事があった、こういうクレームが来た等)を根拠に行うなら、取り返しのつかない文化殺戮であると、主張します。

 現在コミケに行けば、数万人単位の小規模クリエイターがいます。
ここまで来るのにいったい何年かかったでしょうか?
人数が少しづつ増えていったのは、真摯なクリエイター資質と共に、下品で欲望的なものもあったと思います。そういうがむしゃな欲望を完全否定するのが、正しいことでしょうか。

 「ポルノからの青少年保護」は大事です。未成年に金銭をちらつかせて、つけいる大人を徹底的に処罰するのは大賛成です。
 そこに注力すべきところを、なぜ非実在青少年などと称して、存在しない人間の権利云々というばかげた論議や、子供に見えるもので性欲を書くものは認めないなどということに時間と金を使わなければならないのでしょうか。

 人間には性欲がつきものです。それをコントロールする必要はあるでしょう。必要なのは正面から向き合う覚悟であり、抹殺ではないと私は思います。

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大傑作現る

 これも編集さんから聞いた話し。

 これまた自信満々で持ち込みに来た新人さん。
もったいぶってなかなか見せないので、しびれを切らして追い返そうと思ったら、
やっと見せてくれた。

 その中身は、戦場の約束をテーマにしたなかなかの傑作。年も若いのに、これはすごい才能と言うことになり高評価。読み切り掲載もサクサク決定。

 ところが、新しいネームを見せてくれと言っても、これまたもったいぶって見せてくれない。
なんとなく編集側も怪しみだして、「持ち込み作品をどういう取材で書いたのか」を問いただしても言おうとしない。 なんかやばいと思ったのか掲載は理由をつけて延期にすることに。
 最終的には「他の作品を判断して実力を見てから」ということで、掲載保留。

 結局、偶然分かったのですが、古いヨーロッパ映画の丸パクリなのが判明。それをファンタジーに置き換えただけ。
 それを指摘すると、音信不通になっちゃったとか。

「最初から、○○という映画を見て書きました、って言えば良かったのにね。こっちでバレないように書き直す指示も出来たのに」

 それもなんだと思いましたです。

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業界怖い話

 とある編集部にある若者が漫画の持ち込みに来ました。
「これは大傑作なんです。これを掲載すればすごい売れ行きになります」
 たーまに、こういう自信満々な人が来ます。ちょっと違うのは
「アイデアを盗まれると嫌なので、守秘義務契約を結ばないと見せられません」
とか言い出してきました。

 当然門前払いすべきとこだったのですが、怖いもの見たさで持ち込み担当が契約書にサインをしてしまったそうです。(普通はしません、念のため)

 で、読んだ後、周囲の人間がどんな内容だったか聞きに来るわけです。
担当も曲がりなりにもサインをした以上は他言は出来ません。

 「悪口言わせないための作戦としては、今までで最上級の方法。
 これをずる賢くやってるなら、本当に才能が有る。一緒に仕事はするだろう。

 残念なのは、彼が
天然だったことだ」

 とだけ漏らしましたとさ。

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偉人伝の作り方

 昨日は、百福生誕100年と言うことで、チキンラーメンを開発した安藤百福の半世紀みたいなものを昼にやっていました。

 実在の人物を描くとなるとリサーチが大切なのですが、正直おおざっぱな感じ。再現ドラマも、実在の人物に似ていないとか、わざとらしいシーンばっかりで、かなりがっかり残念な出来。

 午後昼の時間帯なので、「分かりやすく」とか「主役は主婦ウケする人を」とかの理由で、作られた企画なのではないかと思います。
 おおむね史実に沿っていれば、創作上の改変も有りだと思います。

 でも、ちゃんと調べることが出来る近現代で、改変が行われると、実際の話自体までもが嘘くさく感じられてしまいます。

 もうちょっと、方言やら時代性などにこだわっていたら良かったのですが。

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旧害

 最近、旧害という言葉が脳裏を離れなません。

 旧害というのは旧世代による「これがスタンダードだ」というイメージ操作のことを言います。
老害と言うほど年寄りでもないのに、昔基準でしか物事が造れない人が増えています。

 「昔から知ってる方が偉い」というのはタダの勘違い。名作と呼ばれているもでも面白くないものも多いのです。
 人間の感じる喜怒哀楽は、最初は良くても繰り返すと、段々鈍っています。
 残骸でしかない「元ネタ」を有り難がるようになったとき、思考停止に陥っていることをもっと認識して欲しいのです。

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祝日改正に反対

 連休を地域ごとに分けて設定するというアホな論議が行われています。
「連休を取りやすくするため」「渋滞を緩和するため」とか言っていますが
休みに宿が取れなくて腹が立ったとかいう、そういう理由からでたものじゃないのでしょうか。

 業界にとっては大きな痛手となります。
全国同時イベントが仕掛けられないのは致命的です。関東の人が九州に行ったら何もないなんてこともあるし、逆に平日にイベント規模の素材を用意して、他地域の人を待っているわけにも行かない。
 地方の友人知人との交流なんてのも無理。

 連休中に設定している同人などマニア系イベントなどは、南関東、北関東で分かれてたりすると大打撃になります。サークル、参加者共に激減。

 有給を取りやすくするほうが大事なのですが、縦割り行政の弊害で観光庁による祝日分散化というばかげた話になってしまいます。

 私は断固反対です。

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中の人はいるんです

 某メーカーの技術職の人と、ごにょごにょお話。
レビューとか気にしますか? という話をしたら

「ぼろくそ言われると、悔しくて眠れないほど気にしています」

 とのお返事。
さすがにプロなので、まと外れのわがままはスルーできるのですが、本来出来たはずのことを指摘されると、めちゃめちゃ悔しいんだとか。

 「ブログをすぐに、チームにメールして(次の会議まで)対策を考えろ!ってやりますね」

 最近だと、ツイッターで「○○は持ちにくい」って書かれたのが、気になって気になってしょうがないとのこと。

「多分、直っても気がつかないでしょうね」

 こんなところが日本人気質なんだなぁ、と思いました。

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カラバリ

 最近広告を見ていると「新製品は色が豊富」というカラーバリエーションを売りにするのをよく見る。

 もちろん、これは新製品が出せないときの苦肉の策なので、春の買い換えシーズンに市場をリードする製品が、投入できなかったことを意味する。物品系ライターとしては、イメージしか売り物がないのは困りだし、買う側も店頭で何色があるか(納品できるか)聞かされるパターンが多い。

 ついでに言えば、好きな色があれば嫌いな色もあります。彼女、彼氏の趣味で買ったりすると別れた後が大変だったりします。

 個人的には色ごとにイメージキャラクター付けて売るというのは有りだと思いました。
白は働き者、黒は遊び人、赤は情熱的、青はクール。
 紺はスクール水着の小学生! ってことにすれば、需要も喚起できるのではないかと。
 なんか事件があったら紺カラー所有者が総叩きに合いそうですが。

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モチベーションの低下

 最近まとめて漫画を読んでいると、新人作家の極端なモチベーションの低下に出くわすことがあります。

・絵が荒れる
・ギャグやストーリーが月並みになる
・やっつけ感がただよってくる。

 売れない作家は、モチベーション云々以前に打ちきりになりますが、なまじ連載が軌道にのると、逆に逃げられなくなる。

 作者が疲れてきているのが一番の理由なのですが、ビジネスとしては上り調子なので投資した側としてはこの機を逃したくありません。酷使タイムの始まりです。

 同時に救いになるファンも「中身をよく知っていない読者が持ち上げて」「初期のファンがけなしはじめる」という現象も発生します。

 結果、作者が孤独になって、マイナススパイラルが発生していきます。
最近は、デジタル化のために作家とアシスタントが互いにヘッドホンしながら、勝手にPCで作業している仕事場もあるんだとか。

 昔はスランプと呼んでいましたが、昨今そのまま鬱>精神安定剤>手放せなくなるコースになる人もいるんだとか。

 なんだかんだで、クリエイターに優しくない環境なのではないかと思います。

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