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今年のベスト作品

 今年の作品を選ぶとなると『グラン・トリノ』『パブリック・エネミーズ』あたりが渋くてお勧めなのですが、衝撃的な一本となると『スター・トレック』でしょう。

『スター・トレック』の偉いところは換骨奪胎~情報の分解と再構成をきっちりやっていると言うところにつきるのではないかと思います。
 これは失敗すると、鼻持ちならなくなるマニア映画になってしまいます。「完成されたものが新しいファンを獲得できるか」というのは重要ではないかと思います。

『大怪獣バトル・ウルトラ超銀河伝説』も古い習慣から脱却をはかりつつも、昔のファンのことは忘れていない、後ろ向きの全力疾走みたいなところが良かったので、邦画ではこれを推したいところです。

 ヤマト復活編は、懐古主義でグダグダになっちゃったので、映像的な革新があまり活きてこなかったのが残念。
 過去の財産を再評価するのは良いことですが、財産を食いつぶすのはどうかと思うのでした。

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