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グダグダになる

 先日、知人から中二の息子にエヴァンゲリオンを説明したいのだがどうすればいい?という話をされました。

 とりあえず夢を壊さないように
「あれは得体の知れないものと戦うために、巨大な人造人間作って争う話なんだよ」とかなんとか言ったら納得してくれた様子。

 ここから先は大人版。

・プロットの段階では普通のSFアニメだった
・それにはアクションシーンが必要で膨大な作業が必要である。
・スケジュール管理の破綻により、当初のままでは作れなくなった。
・製作可能なスタイルに改変せざるを得なくなった。
・そのため、本来のストーリーが積み残しのまま終了した。

・あらためて劇場版作成~やっぱり失敗
・さらに仕切り直して劇場版作成
 どうやらこの段階で当初のストーリーではなく

「お話作ってる人の考えた物語になってしまった」

というのが私の認識。 「キボチわるい」

 作者なんだから、何を作ってもそれこそが真実なわけですが、当初のストーリーから、かけ離れて「作者の今作るもの」が中心になった時、話がグダグダ化していくと見ています。突然来襲する怪獣と戦う、人造ウルトラマンの話は今でも嫌いじゃありません。

 物語は全体を見渡しつつ、個別であっても全体の一部となっています。 これが分断されると、ただの時間つぶしのシーンになってしまいます。視聴者はなんとか繋がりを考えようとします。

 最終的にこれを力業で繋げるのが、物語作りの醍醐味というものなのですが、結局それを果たせずに未完に終わってしまうことが多いのも事実。

 ヒットの秘密は「終わらせぬ事」。物語は終わってもまだ続きを見たいと思わせることがビジネスの腕というもの。 言い逃れ的に落ちアルアル詐欺ばっかりやってると、結局は何も残せずに、忘れ去られるだけの気がします。

 

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