« RPG | トップページ | 蛍を見に伊豆に »

国立メディア芸術総合センター オタクと江戸文化

「アメリカ映画にはドラマがあって、日本映画はダラダラした会話か風景しかない」

 とか力説する若手の子がいて、「いっぺん図書館行って、日本映画のシナリオ集でも見て、それから言いなさい」と言ったのですが、彼は理由をつけて図書館に行くのを拒否しまくるのでした。

 それはさておき「アメリカ映画にはドラマがある」と思わせてるのは、聖書にあるのではないかと思っています。

 「共通した物語」を持っているからこそ、それの応用が活きてくる訳です。

 翻って日本はと言うと、「多数の物語文化」ではないかと思います。「一神教に対する八百万の神」というとわかりやすいのかも。

 いろいろ調べると江戸期というのがなかなか面白くて、戦争が無くなったので町人の娯楽文化が発達したのではないかとも言われています。

 それが今は、コミケ、コミティアといった同人誌から始まり、漫画雑誌があり、大量のアニメがありと、綿々と娯楽文化DNAが引き継がれているのではないかと考えるわけです。

 国立メディセンに期待してるのは、「最後に行き着くところ」と「海外への発信」拠点とになって欲しいのです。

 大量に出たはずの漫画雑誌ですら、後からマニアが必死になって探しまくるような状況です。「100年かけてすべてをデジタルアーカイブ化して、子々孫々の代まで残す」とか言ってくれるだけでも大きな価値が有ります。

 それに加えて、自動翻訳による多言語化というのも、事業視野に入れて欲しい。デジタル化したコミックの台詞を自動取り込みして、各語翻訳できるだけでも超強力な日本の資産になると思うのです。翻訳精度をあげたものを各国巡業させれば、作者には世界に通用する資産になります。

 100年、1000年の拠点になりうるものが作られるかもしれないと言う好機が訪れたわけですから、是非ともこれは実現して欲しいと強く思います。

|

« RPG | トップページ | 蛍を見に伊豆に »

オタク考察」カテゴリの記事