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2009年6月

理解できません

 ちょいちょい、新人さんの作品を渡され「感想下さい」というのがよくあります。

 感想を言うのは、感性的視点(エモーショナルな部分はあるか)、構造的視点(ストーリーが緻密に構成されているか)、本人の力量を考えた将来的視点(現在の技術が稚拙であっても、それに惑わされない)の三つから複合的に判断する必要があります。これは仕事並に労力がいることなので、それなりの時間をかけて良いと判断した場合のみしかやりません。

 で、一番困るのが、精神状態がアレなヒトの作品を渡されること。

  • 文字がびっちり埋まっている。/読まれることを意識してない
  • どうでも良いところが、くどく描かれている
  • 全体的にどっかのパクり

 等の特徴があるので、渡された瞬間から負のオーラを感じて逃げ出したくなります。

 作品ではなくて、妄想の書き付けなので、あらゆる評価が出来ないわけです。話のつじつまが合っていないと言うために、全部の台詞、シーンの前後性を考えなければならない。支離滅裂な物を強引に論理的な解釈をしようとすると、こっちまで頭がおかしくなってきます。負のパワーをなめてはいけません。

 向こうは、なにかプラスになることを言って貰えると考えているので、批判的なことを言うと強力に恨まれます。評価ではなくて、もはやカウンセリングです。私は臨床心理士の資格は持っていませんので、相手の精神状態を察しながら言葉を進めることはできませんし、薬の処方も出来ません。

 ともかく、ざっと見て、本人に趣旨説明をして貰う。そこで理解が出来なかったら「私には理解できない」と正直に話すようにしています。 世界にはもっと卓越した評価の出来る人がいると思いますので、その人に出会えることを祈るのみです。

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JAnicAの絵コンテ講座

 三鷹で行われたJAnicAの絵コンテ講座に行ってきました。講師は奥田誠司(アニメ演出家のほうの)氏。基礎編と言うことで、一般新人からの申込みも多かったようです。

 講座内容は、絵コンテの基礎説明で、フォローとパンとの違い。カメラ位置の重要さなど、素人には気がつきにくい部分が説明されていて、初心者でもわかりやすい内容でした。

 コンテも書いた後での見直しが必要なのですが、そこで眼高手低という言葉が出てきました。 今は多くの作品を見られる環境なので、誰でも批評家的な視点を持っていますが、実際に作れるもののレベルは低いということ

 要するに、普段からえらそうに言ってると、自分の作れる物のギャップに激しく悩むことになります。この苦しさに飛び込む覚悟があるかどうかが、オタクとプロの差のような気もします。最初だけ威勢のいい、口だけ新人ではやっていけません。

 今回のような基礎講座がまた行われるときは、是非足を運んでみて下さい。プロの実践テクニックはお薦めです。応募多数の場合は会員が優先されるそうなので、本気でやりたい人は会員登録しておくと良いです。

 JAnicA

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破(ネタバレ)

(ネタバレしてますので要注意)

 サプライズ部分は大変面白かったです。主人公が核になって一丸となっていく展開も良い。

 以下はこの映画が大好きな人は不快になると思いますので、くれぐれも読まないようにお願いします。 

 

 

 終わった直後の感想は「23話ぐらいまでが一気に前倒しになってるだけで、お話自体は変わっていない」。キャラクターが交換されたことは、余り意味を持ちません。またしても逃げては帰るの繰り返し。

 特有のうさんくさい設定を、説明台詞で補ってるだけなのがかなり気になりました。絵で、意味合いをがつーん!と見せてるシーンがなくて、バトルシーンばっかなのでポケモン映画とあまりかわらん気がするのです。

 新キャラクターと新メカは投げっぱなしという気がしないでもない。顔見せの尺にしても、「私はあなたより知ってますよ」の浅い情報自慢の台詞ばっかり。これは「無知な人間を振り回しているだけ」なので、ストーリーになんら加わっていません。

 式波アスカは、独壇場とも言える大活躍で良かったのですが、映画ラストの予告編見て「今日の日はさようなら、また会う日まで」が文字通りの、そのまんまなので、もう呆れるやら。

 ドラマパートに見られる「変顔(片目を開いてねめつける、ビックリ目)」「赤面」の古くさい演出がどうにもださくってしょうがない。くわえてお弁当のままごとエピソード、全体的に、オヤジ臭がしまくりなんです。 もういいかげん自分の好きなもの膨らませるだけでは、やっていけんと思うのですが

 メカパートの演出とか、ぶるぶるションベンちびるぐらいすごかったのですが、人物描写の甘さが、始終足を引っ張ってるように思えました。

 結局、レオゴン(帰ってきたウルトラマン「許されざるいのち」)、がやりたかっただけなのかなぁ。

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児童ポルノ規制

 いよいよ審議入り 児童の人権守ると言うより、性癖による差別としか言いようがありません。

 児童というのが小学生以下とするなら、私は単純所持禁止でもいいと思うのですよ。 当然家族が所持している記録に関しては例外と言うことで。

 本当に子供を保護したいのなら全力でポルノ業者を追い詰めて、重罰を科すべきでしょう。

 単純所持で、過去のものまで適用されるならあっという間に犯罪者だらけになり、今度は「持っていただけで犯罪者扱いされた」被害者が生まれます。セックスシーンのある少女マンガも単純所持が禁止になったらもう過去の焚書騒ぎどころじゃありません。

 だいたい精通、初潮を迎えた後は肉体的に、性的興奮を喚起するように出来ているわけです。 18歳未満の青少年に関してはカテゴリー分けして考えるべきでしょう。高校生以上なら職業選択の自由として、本人の同意があれば、全然かまわんと思ってます。

 どっちかというと自民支持でしたが、これに関しては民主のほうがマトモなことを言っているようにしか思えません。

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児童ポルノ規制

 なんか、過剰反応しすぎてる人が多すぎるような気もしますが、ボンヤリしてられないのも確かです。

 どっかの議員は、仮想ポルノに熱中する>少子化する要因とか考えていそうな気もします。

 中高生(もしくはそこから、発展していない大人)の性欲というのは、妄想とセットなのです。

 グラビアアイドルかなんかで、ハァハァするのは可愛いですが、これが妄想とともに身近な人間に向けられたらと考えたことはあるのでしょうか。こっちのほうが性犯罪を誘発するとしか思えません。

 人を好きになる、人を愛するは、1対1はバランスがいいのですが、1対多は悲劇を生みます。愛することは素敵でも、愛されることが苦痛なこともあります。

 仮想ポルノこそ、博愛精神に満ちた性欲処理方法ではないのでしょうか。

 トランスフォーマー2を先日観に行ってきました。どうにもならないお子様映画でしたが一つだけ記憶に残る台詞があります。

「後から、間違っていたと気がついたら、どうするんだ?」(意約)

 表現の自由とかではなく、性欲という人間性も含めて議論検討すべき問題だと思います。

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飽きっぽい人達

 先日、オタクの気質として「飽きっぽさ」があるのではないかいう話になりました。

 ここ数年でも、3ヶ月から半年のサイクルで主流がコロコロ変わっています。美少女物だと「らき☆すた」「かんなぎ」「とらドラ」「けいおん!」その他もろもろ。

 私としてはむしろ逆で「価値を認めたら粘着質になる」のがオタク気質だと思ってます。特にDVDやフィギュアを買うようなお金のある人達が、顧客層を作るのでなんとか、やって行けてると思います。

 「飽きっぽいのはお金を持っていない層」ではないかと考えています。 これはムーブメントを作り出す主力の浮動層でもあるわけです。

 端的にまとめると「ムーブメントを起こしたいなら、お金を持たない世代の動員が必要である」という事です。イコール「人は動いても金は動きませんよ」と言うことです

 ここで勘違いしやすいのが「ブームだから儲かる思想」で、中身のある物を提供すればそれなりにファンはついてきますが、 名前だけで売れると思ったら大間違い、商品企画だとかが動き出すころには飽きられた後だと知っておく必要があります。

 最近、「今さら企画」をよく目にします、失敗する前にファンの望むものをもっと考えるべきだと思うのですが。

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無印良品あなどりがたし

 最近、知り合い関係で流行っているのが無印良品の4コマノート

http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548076716341

 4コマ枠があるだけですが、これが、超べんり!

 そのまま4コマ書いても良し。マンガのネームメモにしても良し、映画のコンテを描いて良し、起承転結でストーリーメモにしても良しと、意外に使える万能性。

 プロなら即戦力で、いろいろアイデアメモに使えます。お試しアレ。

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オタクの良い点、悪い点

 業界人の側から見たオタク評をいろいろ聴いてみました。

悪い点は

  • 些末な事のみを取り上げて、本質を捉えない
  • 声はでかいが中身が無い
  • ファンならなんでも傍若無人が許されると思ってる
  • 作り手を人間だと思っていない
  • 買ってくれるのがお客様、金を出さないのは○○!

 良い点

  • お財布ありがとうございます
  • ごくごくまれに真摯な感想寄せてくれる人がいて、勇気10倍になる
  • 厳しいから手が抜けない。

 と言ったとこです。ファンを持つ気苦労というのも大変そうです。

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東北自動車道詐欺

 先日、休日割引を使って東北地方まで行ってきました。

 東北自動車道は青森から東京近くの川口ジャンクションまでを結ぶ東日本を縦に縦貫している高速道路です。

 あんまりお金を使いたくないので浦和ICから乗ったんですが、何故か料金は1350円しました。(川口ジャンクションには入り口がないために、東北自動車道に乗るだけなら浦和ICから)

 川口JC>浦和IC>>>>>>>>>>>>>>>青森

 なので1000円の筈です。wiki 東北自動車道

 で、調べてみたらなんと加須(かぞ)インターチェンジまでは大都市近郊区間なんだとか

大都市近郊区間

 東北自動車道を名乗っているのに実は大都市近郊区間扱いとはこれいかに

川口JC>浦和IC>>加須>>>>>>>>>>>>>青森

 で、1350円の内訳は1000円+(700円×休日割引5割引き)なのでした。 東北自動車道を休日利用される方は、これにひっかかる可能性が高いので、お気をつけ下さい。

 ちなみに加須は、最近ちょっとだけ有名になった鷲宮神社の最寄りです。

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萌えキャラの落とし穴

 人を好きになると言うのは良くあると思うのです、

 容姿が気に入ってたり、性格に好感持ったりすることは、誰でもあると思います。これは「好きになる」と言うことです。

 恋となると、心の占有度が高くなってかなり対象に依存が始まります。

 これがお互いに交差すると、愛と呼んでいいと思います。

 愛とは何かを考えるときに、一方的なものを愛と呼んではいかんと思うのです。パターン化された萌えキャラクターは、一方的な感情を押しつけてくるだけなので、実はウザキャラなのではないかと思うのでした。

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エロゲー規制

 知り合い関係と、エロゲー規制の話になりました。 簡単に要約すると

ゲーム(架空)の中でも犯罪は駄目

 でも、それだと、殺人とかレイプとかを、社会的な側面や、被害者の苦悩として書くことも、出来なくなるので、一律適用とはせずに、総合的に判断できる、管理能力が必要なのではないかと思うのでした。 

 それが実行できるよう努力することが、始まりなのかもしれません。

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orz

先日知り合いのおねーさんに言われました

「(葉山)さんって、女の人好きそうじゃないですよね」

 ノー、ノー、男好きでも女装好きでもロリでもございません。袴好きなぐらいです。

「だって、アニメとかフィギュアとかしか、好きになれさそうじゃないですか」

…… もうね 心が、がっちょり折れましたよ。

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やってはいけない

 先日、物書きがやってはいけないことは何かということで、色々と話し合い。

 諸々出た結果、一番支持を集めたのが

 知ったかぶっての、上から目線の物言い

 となりました。 言われると腹が立ちますが、怒る前に自分の書いた物で何%コレが混じってるかということも、見直したほうが良いかもしれません。 それぐらいにナチュラルにやってしまいがちです。 

 だからといって、他人の無神経が帳消しになるわけでも無いのですね。「相手が失礼だから」「お前もそうだから」は通用しないと思います

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スマートフォン

 docomoがスマートフォンに本格参入してくるので、今年はソフトバンク(iPhone)とのスマートフォン対決になると言われています。

 私はdocomoユーザーなので、出来のいい端末が出たら、買い換えようと思ってます。

 大容量データの必要な動画番組も「放送の時代は終わり、通信の時代が来る」と言われているので、普及次第では今後アニメなんかも最初から、スマートフォン向けに配信されるようになるかもしれません。

 今夏が時代の大きな転機になるのでしょうか。

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真夏のオリオン

 実話を元にした戦争映画だと思っていたら、大東亜戦争をオモチャにした潜水艦バトル映画でした。

 沖縄戦が終わり、原爆が投下されている終戦直前の状況で、潜水艦艦長がリベラル人道主義で戦争やってるフィクションを、よく作れたものです。情報封鎖されていたから知りませんでしたというのなら、登場人物全員が救いようのない馬鹿です。

 楽譜一枚で、国家の最前線で戦ってる人間が心通じ合えた? なにそれ

 映画の途中で、怒りを覚えたのは始めてかも。実際にあった戦争や兵器を安易に題材として使う風潮には、断固反対します。

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創造とは

 経験から得た、新人作家予備軍の方々へのアドバイス。

「新しいこと」とは、未使用の情報を使うこと。

 脳内で思いついた、デタラメを当てはめることではない。

 勉強不足=デタラメと思っていただいて結構です。

 新しいことをやろうとしてよく失敗してきました。後から考えると、そもそも合わないことをやろうとしていたパターンがほとんど

 思いつきハイになってはいけませぬ。

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ガンダムを見に台場に

 正式公開前ですが1/1ガンダム見に行ってみました。

場所はここ


大きな地図で見る

 もうすでに観光名所化して、わんさか人がいました。

 今のところ出来たてできれいですが、この後ガンダムモデル(たぶん)初の天然ウェザリングが入りますので、見に行くなら早めのほうが良いです。

 あと野ざらしである以上イタズラするバカも出そうなのでかなり心配。

 1/1ガンダムは、近くで見ればたしかにでっかいですが、ビルサイズに比べるとかなり小さいものなので、ロボ演出上18メートルのスケール感が掴めるのはかなり良いかもしれません。

 個人的には大仏様のように拝みたくなりましたですよ。

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蛍を見に伊豆に

 先日、伊豆まで蛍を観に行ってきました。 21日までなのでこれからでも間に合いそうです。

http://www.e-izu-hotaru.org/

 実家が大分なので、子供の頃はよく近所で見られたものですが、最近は自生蛍を見た事はほとんどありません。

 伊豆の蛍も、観光用の養殖ですが、ロケーションが良いので野趣あふれる蛍が鑑賞できます。

 場所は、伊東よりも南、小田原から50キロぐらい。地元で力を入れているので、車での駐車場受け入れや、バス送迎がしっかりしています。場所が山間部にあるので、不慣れな人間が直接行くのは絶対に止めましょう。事故りかねません。

 会場になっているのは、地元の名士の造った庭園。バスから降りて暗い道を歩くと(ガイド灯有り)庭園に到着。今の時期だと完全に陽が暮れる8時過ぎくらいが、一番良い時間帯かも知れません。

 池に反射する、蛍の光はなかなかの圧巻です。蛍は遠くで眺めるのも良いですが、右に左に飛び回るのも、蛍鑑賞の醍醐味なので静かに見たいものです。

 会場から、下にある会場までは提灯持って山道を降ります。下り道でも蛍がいるので、川のせせらぎを聴きながら、小さな明かりを頼りに下るのもまた良いですのが、もし天気が良ければ上を見上げてみて下さい。

 周囲が山に囲まれているので実に、星がよく見えます。「こんなに星を見たのは始めてかも!」というぐらい見事なものでした。

 下のおもてなし会場では地元のものが買えたり、屋台で軽食がとれたりします。見てくれの悪いオレンジ(三個100円)を買って帰りましたが、これがなかなか美味しい。生ジュースなどもお薦めです。

 残念なのは、カメラ禁止と言われていても、蛍会場で、カメラを取り出してフラッシュ焚いて台無いしにしてしまう人が多いこと。 光量的に静止画カメラで撮ることはまず不可能なので、絶対に止めて欲しいものです。液晶のバックライトも意外に強力なので、係の人から怒られます。

 車で行く場合は、赤沢日帰り温泉がお薦めですので、是非立ち寄るとよろしいかと思います。なんといっても地元や近隣の温泉宿に泊まるのが一番ですが。

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国立メディア芸術総合センター オタクと江戸文化

「アメリカ映画にはドラマがあって、日本映画はダラダラした会話か風景しかない」

 とか力説する若手の子がいて、「いっぺん図書館行って、日本映画のシナリオ集でも見て、それから言いなさい」と言ったのですが、彼は理由をつけて図書館に行くのを拒否しまくるのでした。

 それはさておき「アメリカ映画にはドラマがある」と思わせてるのは、聖書にあるのではないかと思っています。

 「共通した物語」を持っているからこそ、それの応用が活きてくる訳です。

 翻って日本はと言うと、「多数の物語文化」ではないかと思います。「一神教に対する八百万の神」というとわかりやすいのかも。

 いろいろ調べると江戸期というのがなかなか面白くて、戦争が無くなったので町人の娯楽文化が発達したのではないかとも言われています。

 それが今は、コミケ、コミティアといった同人誌から始まり、漫画雑誌があり、大量のアニメがありと、綿々と娯楽文化DNAが引き継がれているのではないかと考えるわけです。

 国立メディセンに期待してるのは、「最後に行き着くところ」と「海外への発信」拠点とになって欲しいのです。

 大量に出たはずの漫画雑誌ですら、後からマニアが必死になって探しまくるような状況です。「100年かけてすべてをデジタルアーカイブ化して、子々孫々の代まで残す」とか言ってくれるだけでも大きな価値が有ります。

 それに加えて、自動翻訳による多言語化というのも、事業視野に入れて欲しい。デジタル化したコミックの台詞を自動取り込みして、各語翻訳できるだけでも超強力な日本の資産になると思うのです。翻訳精度をあげたものを各国巡業させれば、作者には世界に通用する資産になります。

 100年、1000年の拠点になりうるものが作られるかもしれないと言う好機が訪れたわけですから、是非ともこれは実現して欲しいと強く思います。

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RPG

 チマチマ遊んでた「セブンスドラゴン」が、とりあえず表エンディングまで到達。

 おっさんにも遊びやすい、古いスタイル+新しいテクノロジー+最近のやり方(クエスト選択による自由度)で、ながながと楽しめました。

 これが、面白いかと問われるとびみょー。焼き直しみたいなシナリオの羅列。複雑なアイテム取り、攻略ページでも見ないことには分からないような仕掛けなど、もはや攻略ページ見ながら、終わらせたい義務感だけで進めたような気がしているのです。

 昔のゲームは~、なんて言い出すと年寄り臭いですが、少ない情報でも最大限に活かすのがエンタテインメントというもので、容量や技術では面白くならないのは言うまでもありません。

 作る側が面白がらせる。から 勝手に面白がってくれる。ことに安易にシフトしすぎちゃいないかと、思ってみたりします。たとえばパーティメンツが入れ替えきくことによって、世界を救ったのは「○○」という集団名になっちゃうわけです。「このパーティ編成でしか倒せない敵」なんてのが随所にあればそれもアリですが、個人の動きを全体で無視してるような感じはしてしまいます。

 「千人砲」とかけっこう好きな仕掛けなのですが、そこまでやって戦ってるラスボスが幼稚な台詞吐いたら台無しなのです

 ワンパターンなことを固有名詞入れ替えてオリジナルでござい、というのはなんとかして下さい。

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ナマの声を聞いてみる

じゃにか倶楽部がスタートしました。

http://janica.jp/club/

 いろいろナマナマしい話が読めそうです。ひぃぃ

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秋葉原危険地帯

先日、知人が秋葉原で捕まりました。

 罪状は刃渡り2.5センチの十徳ナイフを持っていたことによる軽犯罪法違反だそうです。

「今日お休みですか?」>「はい」

バッグから十徳ナイフが見つかる

「これは何ですか?」>「仕事が○○なので、開封等で必要なので持ってます」

「さっき、今日は休みといいましたね」>「はい」

「では、正当な理由もなく所持していたわけですね」

 で、ドナドナ。

 なんじゃそりゃ。

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国立メディア芸術総合センター

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/04/news104.html

保管場所として期待している意見。

 有明なんだから後付で保管庫増やせるように、設計するのもアリですね。 地層問題とか大地震の液状化で、保管庫自体が危うくなる危険性とかも、考えないといかんですが。

 主要代表作は、国民の財産として永久保存するのは、いいことだと思います。あやしげなセル画コレクターが持ってた大量のセルも、今後ひょっこり出てきた場合の納め口としては良いんではないかと。

 スペースと管理上、実物保存は不可のものでも「データ化保存は可」は有りではないでしょうか。プロットとか企画書とか良いものが結構あるので、これらもデジタルアーカイブとして残して欲しいものです。

 こうなると漫画家協会等々の、作家に連絡取れる団体の存在が大きくなってきますなぁ。作家には会費払う責任が生じますが、ノーリスクで恩恵受けられるほど、世の中甘くないです。

 

 メディセンに反対している○○には、絶対投票せんからな!

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一言まとめ

 企画に関わる若手の訓練法をえらいヒトといろいろ考えております。

 その中の一つが「なんでも一言で言い表す」訓練。本人のボキャブラリーのみならず、洞察力も試されるので、なかなか面白いものが出てきます。

 先日「新世紀エヴァンゲリオン」を一言で表そう。 で一番面白かったのが

 神様の二次創作が大失敗

 だいたいあってるような気が。 まあ、SF物の中身はほとんどこれですが。

 

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ターミネーター4

先行上映で見てきました。

 出来は悪くも無し、さりとて良くも無し。

 未来の殺人ロボットと戦うというアイデア(元ネタはアウターリミッツでありましたが)を映画としてまとめたのが『T1』

 それをアイデアを活かした大作映画にしたのが『T2』、キャメロンのエンタテインメント資質があるからこその映画だったと言えます。

 それ以降はと言うとただの「設定いじり」映画。

 今回も同様で、設定にふりまされまくって全然話についていけません。しかも『サラ・コナークロニクル』との関連性も否定されているので、単独で見ると何が何だかわからない映画になってます。

 ただ、幸いなのは(バットマン役者の)クリスチャン・ベールによる、ジョン・コナーのヒーローっぷりが良いので、役者の力で映画に風格が出ているところ。充分見応えのある映画にはなっています。

 調べてみたらこれは新三部作の第1話なんだとか。 また時間改変のつじつまが会わなくなって「別の時間軸になった」オチやるんだろ!やるんだろ!推理放棄のパラドックス脚本は、そろそろうんざりです。

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ヤマト復活編

 HPで申し込んだプロモーションビデオが到着しました。

 こういうファンに対して直接行動するところは、さすがだと思えました。PCなどを介さずに(申込みはPCからですが)直接見て貰いたいという意気込みは素敵です。

 で、中身の感想なのですが

 うーーーーん。今後の第2弾情報とこれからの修正に期待と言ったところでしょうか。昔のスタイルでメカだけCGになってもなんらプラスにはならないのです。キャラクターも魚の死んだような眼をしているし、これでどうしろと?

 度々出てくる新ヤマトの問題点は(2520、大ヤマト、復活編)戦争の延長線上にある物を「敵」としてしまうことで、ひどく安っぽくなることだと思うのです。

 「悪い敵を、ヤマトがやっつけました」

 これだけで要約できる話では困るのです。

 復活編出だしは「宇宙からやってくるブラックホール」、『さよならジュピター』でまんま同じことを20年以上前にやっています。 「移民船団と護衛艦隊」『新ギャラクティカ』という名作もありますし『マクロス』でも外連味(けれんみ)で勝負を仕掛けています。

 そういう作品群の仲に「波動砲6発ヤマト」は魅力的に見えるでしょうか?

 ファンを大事にすると言うことは「何をヤマトに求めているか」に応えることであり、「見せたいヤマト」を開陳することではないと思うのです。

 復活編が、一枚上手(うわて)の作品になることを祈ります。

 

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評論家群待望論

 コンテンツ業界(笑)を発展させるためには、ちゃんとした評論家を育てる必要があると思います。

 とはいえ、ちゃんとした評論家って何? 

「くもとちゅうりっぷ」から最新の深夜美少女物まで全部見て、記憶して相対的な判断下せる人?

 文章上手い、批評芸人?

 カリスマライター?

 正直どれもピンと来ません。

 私の持論としては 批評、評論ポータルを作るべし。です

 個人の意見であっても全体の大多数であれば、それは意味のある言葉だと思うのです。それを一元で観覧可能にすることが唯一の方法だと思ってます。

 評論家を業(ぎょう)とするなら、どうしても目立たないと喰っていけませんし、他人と同じ事を語るのは無能でもあります。 しかし、そんなカリスマ評論家様の意見に左右されるなどおかしいと思いませんか?

 自然な意見からおおまかな大意を拾い出すことが肝心なので、重複を嫌う匿名掲示板では、この代替にはなりません

 ブログなどのナチュラルな意見をまとめることで、マーケティングの正解が見えてくると思います。

 いやー、ライターがどんなに誉めても、あれクズじゃん。とはいつも感じてますし、ありもしない人気を煽ったり中身のない物を大きなビジネスに乗せることが、手法論として正しいのか? ってことです。

 タイトルで引っかける検索エンジン+人力審査(不適切な内容の場合は不可)で、より拾い上げる意見の精度を上げていく必要があるので、どうしても予算が必要となります。

 例えば一件しかレビューが無くても、ピックアップとして選出すれば大きな意味があります。

 カネとヒトの問題になるので、個人負担でやるのは難しいですが、この批評、評論ポータルはみんなが知りたい情報を持っているので、かなりのものになれると思います。

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肉食系なんちゃら

 お金がないのに飲み会に付き合うのは大変です。創作仕事の卵さんの飲み会なので面白いことは確かなのですが。

 最近「肉食系女子」とかう言葉がアクティブな女性像としてもてはやされています。で、一人が言い出したのが

「ああいうのはおみやげ女子と言うべきなんです」

 ふむふむその心は?

「見た目きれい。合コンでお持ち帰りされるけど即日で飽きられる」

さすが、業界で一山当てようという若手は面白いなぁと思いました。ちなみにその後は「おみやげ女子」はネガティブ語か否かという話と、ネガティブマーケットは不安を煽るだけじゃないかという論議になったのでした。

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秋葉が物騒になってる

 最近友人が立て続けに、秋葉原で警察に捕まりました。

 いずれも、普通の文具カッターや十徳ナイフという小型刃物を持っていただけで、警察署に連れて行かれて、事情聴取を受けるハメに。

 いつから秋葉原は警察の狩り場になったんでしょうか?

 犯罪撲滅には協力したいですが、得点稼ぎに荷担する気はありません。

 あと古炉奈が閉店してコレジャナイ古炉奈になるそうです。なんだかなぁ

http://cafe-corona.jp/modules/news/article.php?storyid=21

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コンテンツ特区

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090531AT3S2903L30052009.html

 具体的になにやるんでしょうね。

 だいたい150%の成長を見込むためのビジョンが見えてこないのなら、何やっても駄目のような気が。

 個人的に望むのは低所得の産業従事者のための住宅確保

 具体的には、都道府県や、国で、老朽化が進んでいるものの、まだ耐久性が残ってる空きアパート物件などを家賃補助という形で確保する

 そこに入居したい場合は、月10日以上の従事証明書が必要。ここでアニメーターの動画とか、マンガのアシスタントとか、劇団員とかに貸し出しを行う。

 家賃費用は月1~3万円。 入居期間は基本1年で、半年ごとに延長審査有り。

 要は家賃補助をしてあげる代わりに、その分の空いた時間で自分のクリエイティブな時間を取れ と言うことです。 自称クリエイターのニューニートを産み出してもどうしようもないので、何もしてないのはどんどん追い出すと良いです。

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