盗作と影響2
前に日本のオタク文化の骨格は何かという話になって、
日本人はまがい物を潔(いさぎよ)しとしない、サムライ文化が継承されているため、クリエイティブな部分でも創造性が発揮されている。
という仮説で、論議したことがありました。
確かに、模倣を良しとしない風潮が、管理責任者にある場合もあります。独自性を持ってヒット作を築くというのが理想ではあっても、現実にはヒット作の模倣に頼ってるのが現実のような気がします。「○○のような作品作ってくださいっすよー」って何度聴いた事やら。
オリジナル作品(強い個性)というのは、ある時期まで徹底的に排除される傾向にありますが、これが「みんなが認めている」というお墨付きがあれば急にヒット方向に傾きます。この振り幅が極端に大きいのが、現在の状況ではないかと思うのです。
前回の、模倣作はいらない というのは
- その気になれば(模倣タイトルが欲しいのなら)すぐに促成できる。
- 模倣作は、(元が)大ヒットでないかぎり追随のうま味がない。
- 常に比較されるために、モチベーションが低くなる。
- ほっといても、ナチュラルに誰かの模倣になっている。
というのがあるのかもしれません。 自然に似通ってるのは成長の余地があっても「○○と同じ程度である」となると、オリジナル以上のものは体得できなさそうです。これは自分の将来性を潰しているとも言えます。
作る側もビジネスである以上「需要と供給」のバランスを見極めることが大切です。これだけジャンルに需要があると見込んだなら、同等類似作を投入するのは大きなチャンスです。
良くないのは、旬を外したものの模倣で、こればかりは技術があろうがなかろうが、商売としてノーサンキューってことになります。
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