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マーケティングから考える

 近年は映画人口が増えているそうです。

 理由はシネコンが整備されたので、あらゆる年齢層が行きやすくなったこと。昔ならではの老朽化した劇場は、「怖い」「(雰囲気が)暗い」というイメージがあります。昼間は仕事サボりのサラリーマンか、暇を持てあました人間なので、風紀的にも健全とは言いがたいところが少なからずありました。

 主な来場者はサラリーマン>主婦>学生といったところです。 メインの客層が男なのでアクション映画が多いのはそのせい。

 最近興行界がビックリしたのが『恋空』。女子学生がこぞって観に行ったので新規客をガッチリ捕まえたそうです。以前にも『世界の中心で愛を叫ぶ』なんかも新規客を捕まえたので「難病モノ」ブームに乗ろうと考え、『余命一ヶ月の花嫁』とかが力入れてる見たいです。 (TBSって難病好きですなぁ)

 「学生が入る映画」と言うことで注目されてるのが『ルーキーズ』とかで、一生懸命宣伝してるのはそのため。ちなみに『おくりびと』はどこも当たらないと思われて、敬遠されていた企画なんだとか。

 さて、学生が来る映画で思い出されるのが80年代のアニメブーム。なにしろ映画館に足を運ばないと思われていた学生が、大挙して押し寄せたので「アニメが興行的にバカにならない」と思わせただけでも「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」の影響力は凄まじい物があります。

 今のアニメ映画は子度向けにシフトしているので、キッズムービーが中心になっています。ここで「学生向け」にちゃんとターゲットを絞り込んで企画を練れば、学生映画が「難病」、「ケンカバトル」ぐらいしかないので、ヒットする余地はたっぷりと残されているわけです。

 シネコンを見たら金儲けと思え。 と某映画プロデューサーは力強く言ってました。朝から晩まで客層見てるだけでもヒット作のイメージが生まれてくるんだとか。

 売れてる物の後追いじゃない、野心的な企画が出てくることに期待したいものです。

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