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アナログ漫画家は滅ぶ

 …かもしれないという話。根拠としては

  • 手書き原稿が書ける作家の減少によるシステム変更。(デジタル入稿作家優先)
  • 編集部のスキルの変化(写植が貼れない)
  • 経費の節減(保管費用などの負担)

 等々でスリム化した編集体制でなければ、今後出版事業自体が続けられないだろうという理由からの推測。予算のある大手とかは関係無い話。

 この話は数年前から聴いていたのですが、昨年末当たりから編集部のリストラとか、不採算作家の足きりとかシビアな話が増えてきているので、デジタル化を理由にアナログ予算の出せない旧来作家(=原稿料の高いベテラン)はみんな切られるのではないかという話も、ちょいちょい聴いています。

 アナログ(手書き)原稿でもスキャンしてデジタル化すれば良いと思う人もいると思いますが、モアレ問題というのがあってスクリーントーンをスキャンするときに細かい点が補足できなければ点同士がくっついてしまい、トーンのところがモヤモヤとした変な模様になってしまいます。 

 高解像度で2値スキャンすれば解決する話ですが、B4サイズのとれるスキャナーは少ないので個人でのデジタルデータ化をやろうとするとコストがかさむのが現状。

 今のところ編集部に手書き原稿入稿して、業者がスキャンしてデジタル版下を作ればすむことなので、そうそうアナログ(手書き)作家がお払い箱になることはあり得ないと思ってますが、この手間さえ惜しむような所では、今後どうなるか分からない訳です。

 古い原稿でも高度なスキャナーで取り込み、モアレなどを自動解析してトーンをデータ上で張り直すソフトが開発されれば、過去の原稿資産が無駄にならないのでデジアナ格差は一気になくなると思います。そういうソフト開発に本腰上げて欲しいところです。

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