同人誌修行2 あすかこ
自由に描けるは、何も描けないのと同じ。という話。
同人誌等で陥りがちなのが「何を書いて良いか分からない病」。雑誌の投稿なら、その本を見て「こんな物が読みたい」とか出てきますが、同人誌にはそれがナッシング。
中には長編物をコツコツ描いてる人もいますが、意外に書きたいことが見つからないので、何を書いて良いか分からない>原稿に取りかかれない>締め切りが近づく>お茶を濁す>イベントに出ても見て貰うものが無い>反応が無いから面白くない>「しょせん同人なんか」とか毒づいてもう応募しない。のパターン。
なろうなろう明日なろう
描こう描こう明日描こう
そして明日にゃ根腐れだ
SFとかアクションとか好きな人は多いですが、これは書いてみるととんでもなく難しい。空想から絵を結ぶことの困難さに愕然とするわけです。
- 自分で書いてみた 既成作品のコピー
- 自分が書いてみた オリジナル性を強く主張
の二種に大別できるようで、他人のを堂々とパクった場合は、元バレすると恥ずかしい+同人でも馬鹿にされる。というのがあるので、既製品流用(二次創作)は、はじめやすいものの、評価が低いリスクを常に抱えています。 しかしコピーが基礎能力を鍛えるのは歴史が証明してます。どこからが「自分の作品」と言えるのか線引きが難しいところ。
オリジナルは夢が大きいほど、遭難しやすい
ので、やりやすいところ(経験済みの学校物とか)から始めるのが良いかと。
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