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呪いの話

 アメリカの呪われた作家Aさんのお話。

 Aさんの本、書いても書いても全然売れない。それでいてつまらない訳じゃない。本人も周りも何で売れないのかさっぱり分からない。なんだかんだで仕事は来るので細々と暮らしていました。

 ある日、新人作家がそのベテランAさんのものが「つまらない」とつぶやいた。Aさん良い機会なのでどこがダメだか聴いてみた。

「面白そうなフリをしてるから」

 Aさん、ハッっと気がついて、新人作家ガイドみたいな本を調べてみたら「当たる書き方」が、自分の仕事内容と見事に符合していた。確かにお手本ぽい、ものばかり書いていたらつまらない。

 しかし、ならば内容は良いはず、ベストセラーになってもしかるべきだ。と話をしていたらとある出版エージェントがそれに応えた。

「それはAさんが呪われているからです」

「呪いとはなんだ?」

「TVに出ない(知名度がない)ことですよ」

 Aさん、それ以降TVに出るようになったら、とたんにベストセラー作家の仲間入りしたそうな。 本を手に取るきっかけがないというのが、どれだけ不利益になるかという件で、聴いたお話です。

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