« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »

2008年12月

コミケのモラル

 コミケは楽しかったのですが、女装が増えて大変不愉快でした。

 コスチューム好きとしては、制服をそれに見合った職種の人が着るから100%の効力を引き出すわけです。これを良い女子が着ることは、かなりのレアイベントなのです。

 女装コスの人は「コスを着た女の子が好きなのか」「「コスを着た女装男が好きなのか」どっちなんでしょう?

 前者は「自分が可愛いヒロインになりたい」というなら一兆歩ぐらいゆずって、まだ心情をくみ取る努力はしますが、後者ならただの「変った性欲趣味者」だと思うのです。

 性欲をいちいち口に出さないのが日本人の奥ゆかしさなので、自分の性癖をおおっぴらにして、なおかつそれを他人に見せびらかしてることに、大変反発を感じるわけです。

 コミケは自由な表現の場である。

 この言葉を金科玉条にして勝手な俺ルールを持ち込む人間が増えているような気がします。

 3日目はオ××ールまで売ってるとこがありましたが、前回アダルトグッズを売り出したというモラル崩壊が有った後に、さらにキャラ物の絵を入れて販売までやっとるわけです。しかもそれを子供が来るような所で売ったら、どういう問題が周辺で起こるか考えつかないのでしょうか? (具体例を書きたいですが、ホントにやられるとシャレにならないので書きません)イベント自体がひっくり返るような事をやってると、自覚はないのでしょうか。

 私も、嫌いな物はわざわざ観に行かない程度の知能は持ち合わせています。ちゃんと趣味を理解している人の間で行われるなら結構ですし、そういう区分を望みます。

 誰彼かまわずに撒き散らかしてることを、表現の自由と私は呼びません。

|

コミケ御礼

 コミックマーケットにお越しいただきました皆様ありがとうございました。おかげさまで中二病本はすべて完売致しました。

 夏に出した主題歌本からみで、資料提供を申し出ていただける方もいらっしゃいまして、資料的な物はまとめてみるものだと思いました。

|

モラルの低い記事

 正月限定130円で関東大回り。

 私はこういった記事は好きではありません。 130円で関東圏を合法的に回れるのは「徹子の旅」で紹介されたのが、きっかけではないかと思います。

 確かに首都近郊線ルールではどんなに遠回りしても区間料金となるのは事実なのですが、これはあくまでJRの運行上のルールであり、短区間料金でどこまでも乗せてあげようというサービスではありません

 ちなみにこの記事にある776.1キロを東に行くと新倉敷の向こうの鴨方ぐらいまでとなり、運賃は10500円かかります。 最後に降り間違えたら、これだけの額を請求されるわけですが、記事には一切そのあたりのことは書いていません。

 電車旅は気ままに降りるのが楽しいので、130円大回り可能区間であっても、青春18きっぷなどを持って「同じルートを旅する」というのは有りだと思います。事故が有ってもすぐに対応できるように、予備策も含めて旅の計画は立てて欲しいものです。

 合法的とはいえ、ルールの裏をかいた行為であり、鉄道ファンが度胸試しでチャレンジするならまだ多少は理解しますが、ろくに知識のない人間をリスクの高い環境に誘導して、トラブルがあったら全部JRに押しつける気なんでしょうか?

|

明日はコミケ

 コミケ初日打ち上げに行って帰って爆睡してました。そういう理由で昨日は更新抜け。

 コミケ初日は企業の行列がすごい日で、屋上コスプレ会場が駐車場側に移動してました。再販(量産)効かないグッズ目当てで長蛇の列が出来てるというのは、ある意味すごい事で、「この行列が再販されないバスタオルのためのものだ」とか言っても、誰も信用しないでしょうね。

 明日はいろんな意味で本番。

火曜30日(三日目) 西ホール と 11a

オタクなもの研究所

にいます。持ってくのは

  1. 新刊 中二病の研究
  2. (既刊)特撮主題歌クロニクル
  3. (既刊)月光仮面本

です。

 中二本はコトブキヤさんからちょーど似たような本が出るので、中身見てから書き直そうと思ったのですが結局出たのは、こっちの締め切り日の翌日。 そらムリ 絶対ムリ。

 amazonレビューとか見てると内容は、かぶってないみたいなので一安心です。

|

匿名の書き込みは盗用され放題?

ネットの書き込みが書籍になったら

 匿名書き込みにもデメリットが存在します。

 犯罪予告は書いた本人がいる限り、徹底的に追い詰められてツケを払わされるのはご存じの通り。

 上記記事のように、話題になった場合は自分が著作者であると主張するでしょうし、それに問題があればしらばっくれる。というなんとも矛盾した状況です。

 ネットの書き込みは公共のものであって、例え署名記事であっても著作権はないとまで言い出す人もいます。世の中そんなわけには行きませんが、そう盲信してる人による、ネット書き込みのコピペ本がちょいちょい世に出てきます。

 匿名書き込みは、言わばルール無き荒野の縄張り争いみたいなもので、誰も何も言わなければ、言い出したものの所有物になりかねません。固定ハンドルつけるぐらいはしておきたい物です。

 都合良く他人を叩くのは良くて、自分が叩かれるのはノーサンキューという人が多いなら、匿名で叩かれた人間は叩き書き込みをやり玉に挙げて、こき下ろしてもOKなのではないかと、ちょっと思うとこです。それが平等というものではないかと。

|

本当の敵は素知らぬ顔してそこにいる

 ネットの反応がモチベーションを下げるとかなんとか

 こういうのを見て本当に腹が立つのは、「ネット見てどうですか?」と聴く人間がいることです。 

スルー出来ない心の弱い人間に、余計なことを聴くな!

 このような記事掲載した場合、これが元でまた荒れることが想像できなかったんでしょうか。 もはや考えが及びませんでしたではすまないと思いますが。

 「匿名批判に対する問題意識」に捕らわれています、空気読めずに荒らした事に対して、日経はどう対応するのでしょう? 私には不用意な記事を掲載して、コンテンツ価値を毀損したとしか思えません。

|

RD-X8

 よーし、10万円切ったら買っちゃうぞー。

 と思って横浜のヨドバシに行ったら、すでに86900円の20%ポイント還元という大盤振る舞いでした。ぎゃふん

 横浜ビックカメラは86800円+20%で対抗。

 価格コムの口コミで見たらまだまだ安いところもあるらしー。http://kakaku.com/item/20278010419/

 新春初売り待とうかと思いましたがヨドバシでサクっと購入。明日到着の月曜ぐらいにセット予定。X5より退化してなきゃいいけどなー。

  横ヨドでは購入特典でDVDケースと、ブランケット、DVDRAM10枚いただきました。

 どうせならどっかで埃かぶってるスタースクリー…

|

クリスマスの代わりにイヨマンテ

 クリスマスの風習というのは、戦後日本の象徴みたいなもので、消費とも結びつくため、これはこれで有っても良いとは思うのですが、どうも日本のお祭りとは言い難いものがあります。

 そこで日本というより蝦夷文化としてイヨマンテをもっと活かせないものかと。

 本来のイヨマンテとは「熊おくり」ともいい、捕獲した子熊を屠殺して神の元に送り返すというもの。 

 さすがにこれは、血なまぐさいのでどこの家庭でもというわけにはいかんですが、たがいの繁栄を祈り、宴を開いてクマを送り合うというのは、かなり良いのではないかと。

 クマのぬいぐるみとか、クマグッズ需要は世界的にも通用するので、世界規模の繁栄祭りに広がるかもしれません。

 アイヌ文化の搾取とか言われそうですが、蝦夷地の文化を「さわらぬもの」とせずに、もっと広く認知させ、身近に感じることで、真の意味の回復があるのではないかと思うのです。

|

放送と番組

 SONYのBDZ-A70の録画。いやまあ、ゴーオンとかキバとか貯めまくってる方にも問題があるとは思いますが、録画数制限にひっかかって12月分の録画が全滅してました。

 ごらんの有様だよ!ヽ(`Д´)ノ

 残量確認はちゃんとしてたのにぃぃぃ、東芝のX5にも散々煮え湯を飲まされてきたのですが、SONYおのれもか。

 それはさておき、先日聴いた某局のプロデューサーさんのお話。

「番組を作っているので、作品作ってるわけじゃないんですよ。それをオタクの皆さん勘違いされておられる」

 要するにスポンサーのためにしか作っていないわけなので、商品が売れなさそうな世代はばっさりカットする傾向が強くなり、今の「一部の人しか楽しめない」放送になってしまったという事です。 最近アラサー、アラフォーとか言ってるのもTVを見てくれるのが主婦メインで、もはや特化せざるを得なくなってしまったという状況もあるとか。韓国ドラマがよく放送されるのも同様。

 こちとら必死こいて録画している人間としては、どーにも今の経済バランスが悪いようにしか思えません。

 広く楽しめる番組を制作しているなら、そのスポンサーにも影響があってしかるべきだと思うのです。

 放送は今のあり方のままとして、ネット配信で番組がダウンロード録画できるようにするべし。というのは私の持論です。 その時に最新のCMも同時にダウンロードして、強制視聴なら番組料タダ、CM無しなら有料みたいな差別化があれば、選択肢も広がるわけです。

 こういった取り組みをもっと放送局と、家電メーカーが密になっておこなわないと結局は「誰も見ない」or「違法配信」という不健全な状態が続くと思うのでした。

|

X8

 俺、これ(コミケ)が終わったらRD-X8買いに行くんだ。

 忙しすぎて、コミケのコピー本すらもままならぬ状況でございます。色々終わったら年末分で録画全部ディスク化してRD-X5を外してRD-X8を入れる予定。

 消費税引き上げ時期が2011年とか言われていて、見事にアナログ放送終了とぶつかってるので、終了パニックによる買い換え需要時以降じゃないと、TV業界は致命的になるやもしれません。

 TVの無い生活に慣れたらもう戻って来ません。地デジ終了以降はリビング型の大物家電よりも、個人が見る小型テレビに需要が映るのではないかと思うのです。

 そうなると個人テレビに録画機能が付いたものが今後主流になるのかも。食事の時はテレビを見ない、ってのは実は良いのかもしれません。

|

キャラクター論

 最近某ベテラン脚本家の方とお話しさせていただく機会があったので「キャラクターありき」という風潮について伺ってみました。

「それは東映のやり方だね」

 映画業界では「東映式」「東宝式」というのがあって、大衆演劇の流れを汲みオチが決まっているのが東映式。オチが読めないのが東宝式と言われています。

「つまり、不況なので強いスター(キャラ)が欲しいと言うことだね。プロデューサー的に言うなら、それは命がけで欲しいものだから、新人に「スターを作れ(キャラを書け)」と厳命するのは、興行(エンタテインメント業界)の叫びみたいなものだよ。パクリは駄目だというのは、どっかのプロデューサーの薫陶受けてるね。しょっちゃったら(キャラクターを借りた物は)生きない」

 でもそれの繰り返しになったら、作家が疲弊しませんか? という話をしたら

「確かにスターには役の呪いが掛かる。書き手(脚本家)もうんざりする。でもそれは後から考えることであって、最初から皮算用しちゃ駄目だよ。 最初の一発あてる前にみんな死んだり逃げたら戦争にならないよ。」

「大佛次郎さんは戦前、『鞍馬天狗』で大当たりした。戦後は「パリ燃ゆ」とか「天皇の世紀」とか大作を書いたけど、倉田典膳(鞍馬天狗)は付き合いの長い友達だ。と言って、まわりをほっとさせた。要はそういうこと」

 不況の今は、スターが欲しい時であり、それが時代の要求であるという事のようです。

|

コミックマーケット75

何とか無事に入稿できた模様

火曜30日(三日目) 西ホール と 11a

オタクなもの研究所

です。

 新刊は「中二病の研究」

 中二病を創造の初期に見られる兆候として、創作論的アプローチでまとめています。

 「中二病とガンダム00」はおおよそ、商業誌では書けないテーマですし(笑)、ネットに載せても荒れるのがわかりきってるので、コミケだけです。 

 200部きりですのでよろしくお願いします。

|

師走

コミケの原稿できました。

これから入稿行ったり忘年会に行ったり。

|

師走

 人生いろいろありますが、さすがに全没喰らったのは初めてかも。

 事実とその印象を書いただけで問題視されるは思いませんでした。こういうことがまかり通るから、業界はションベン臭い殻の中にあるのだと思います。

 救いは「これは問題無い」とちゃんと発言してくれた人がいたことですか。

|

ライターのお仕事

打合せでは 思いっきりやって下さい。 と言われ、

権利元チェックでは、思いっきりやった部分が全部カットされる。

これがライターの真実。

最初から無難な物を書けと言う発注は来ない罠。

|

キャラの描き方メイキング2

 どうやって、キャラを作るか研究。

 キャラクターメイキングですが、何にポイントを置くかが重要だと考えています。ヒーローキャラなのか、馬鹿キャラなのか。何も出来ないことがポイントのキャラなのか。キャラクターの重心点の置き方がキャラ作りの胆ではないかと思うのです。

 昨日の要素を使って、日本の昔話「桃太郞」を考えてみましょう。ストーリー的には桃から生まれた少年が、動物のお供を連れて鬼を征伐、宝物をもって凱旋するという物語です。

  1. 能力と制約 お供付きとはいえ単身乗り込んで勝利するわけですから、卓越した武術の天才であることにポイントを置いてみましょう。 制約としてはありがちなところで「呪い」もしくは「封印」(苦笑)とかで能力制限。解放には「人間以外の承諾が必要」としてみるとお供の存在がセットされます。お供は喋る事(コミニュケーション)が出来るとすると擬人化された動物キャラとか。美少女だと「桃天使(コナミ)」とかがありました。「ワン!」「ケーン!」「キキー!」がテンポ良く繋がれば、マンガなりアニメなりの見せ場として機能できそうです。
  2. 過去と未来 なんで桃に乗ってやって来たかをポイントにすると御落胤(貴種の一族が何らかの事情で一般に紛れている)物になります。そうなると敵対する「鬼」側が、主人公を追い落とした側になり、さらに言えば主人公が同等の能力を持っている理由にもなります。 未来は失地回復、もしくは復讐。昔の東映映画でよく見られたテーマです。 ちなみに桃太郞も鬼の一族だった というアレンジはあまり珍しくありませんので念のため。
  3. 独創的な行動か性格 戦闘モードを見せるなら、普段はキョドっていた方が効果的なので、極端に臆病な性格にするのは定番どころ。 少年漫画にはいいかもしれません。 ここは知的な軍師タイプにしてみましょうか、ファンタジーっぽくして眼鏡少年あたりにすると、桃太郞の定番イメージから外れていくので新鮮みも出るかもしれません。 

 以上をキャラクターとしてセットすると、ストーリーっぽい物が確かに出来上がっていきます。定番は戦いを極力回避するようにする~何らかの事情で戦うことになる~武力解決(苦笑)。

 初回はキャラクターの紹介編。その後はお供がやってくる話、普段の戦闘編、総攻撃準備、総攻撃から勝利。戦後処理。2の過去要素をうまく絡ませればドラマチックな要素も出来そうです。

 読者としては、「どうやって戦闘モードに入るか」が毎回の関心事なので、ここに工夫すれば面白いエピソードもつくれそうです。 後はお供にエピソード持たせても良いですし。

 

 ん~、キャラ作りでストーリーっぽい物が確かに出来てしまったのでなんか複雑な気分。

|

キャラの描き方メイキング

 キャラありき論は心がとてもモニャるものの、現実的な側面として重要視しなければならないところです。

 とはいえ、キャラの作り方と言うものに関しては、あまり研究されていないのではないかと思うのです。絵的なものでは無く人物像の組み立てという意味で。「キャラをかけ」と口癖のように言う人も、いざどうやって描けばいいのかの手ほどきは出来ないようです。

 すでにキャラクター論の研究はいくつかありますが、「ヒットしたもの」の後追い分析ばかりなので、これから作っていこうという新人さんには、参考になっても実践的な役に立たないのではないかと思うのです。

 参考になるかどうかは分かりませんが、重要視する必要があるのは以下の三つかと思います。

  1. 能力と制約。 だいたい特別能力があるのがキャラクターなのですが、それをいかに制約するかも大事です。カタルシスとして使うなら出し惜しみして温存するところが肝心。 能力が封じ込まれている状況に対しどう対決していくか? を考えるだけでも充分ストーリーっぽくなってきます。  最初から強いスペックの人間が、覚醒したとか、種が割れたとかでもっと強くなっても、結局は強さのインフレ合戦になってしまうので、最後はゴッドななにかと対決する羽目になるのはよくあるケースです。
  2. 過去と未来  トラウマとかのそのキャラクターの歴史と、これから崎、何を望んでいるか? の未来の示唆。 弱点とかはだいたい過去に由来する物ですし、強さを発揮するのも何か目的があってこそです。
  3. 独創的な行動か性格 予想が付かない、または逆に、期待通りのことを成し遂げる事が極めて大事なような気がします。

  以下続く

|

キャラを描くには

 自分は古くさい人間なので、「すべてはキャラありき!」でくくられると、どーしても「お話が無くっちゃ駄目なんだ!」と青臭い反論をしたくなります。

 私も「話などいらん!」と一刀両断にされたことに。少なからずショックを受けてる一人なので、何故こうなってしまったかも、考えてみたいと思います。

 私の思う、ストーリーの基準とは、「何でもない人間が、何らかの試験に巻き込まれて、成長なり環境が変わったする」状況が変化することに重点を置いています。

 これに対し「キャラ主導」というのは「この人間が何をするか」に重点が置かれているものと考えます。

 ストーリーとキャラは両輪であるべきと言うのが、折衷案として良さそうですが、だいたいどっちつかずです。個性の強い俳優はそれなりの役どころを与えられているから輝くのであって、平凡な一般人をやると物足りなくなってしまいます。

 緻密な物語で魅せるのも作家のキャラ立ちとも言えます。練られたストーリーの持ち合わせもないまま、作家がストーリーだと言い張っても無駄であり、そんなことより強い個性を産み出すことに全力を傾けろ!と叱咤するのは、もはや時代の必然なのかもしれません。

|

師走

 ドタバタしてますので省力モードで運用中。

 版元チェックが通ったなら年末の某一般雑紙に記事が載る予定です。

|

ストーリーなんかいりません

 私はバキバキのストーリー主導主義者なので、「ストーリーなどいらない」とか言われると、思わずカッとなって論戦を挑みたくなるところですが、どうにもいろいろ台所事情があるらしいのです。

 その一つは、週刊誌であっても「読者が前回の話を覚えていない」ので、結局「分からない話」よりかは「何か面白いことをやってる話」に人気が集中するという現実。

 ストーリーをやりたいという人間ほど、絵がおろそか~というか、丁寧だが魅力のないキャラ絵なので、どうにもならないという事情。プラス読み切り単位で面白い話を書ける人間が極端に少ないこと。

 編集会議通すにも、その場にいる人間に「このキャラならまた読みたい」と思わせるのが重要なので、オチもできていないストーリーではプッシュ出来ない等の事情があるそうな。

 個人的には最近の原作アニメがことごとく駄目なのは、物語が無い掛け合いばかりだと思ってるので、あんまり「キャラ命!」を真に受けて欲しくないのですが。

|

新人漫画家向き

某編集さんのお話

「ストーリーを描きたいと言ってくる作家はいりません」

 そんな事とは思ってましたが、はっきり言われると衝撃的。

「魅力的なキャラクターだけ描ければ良いんです。最近のマンガがつまらないのはそのキャラクターがパクリだからですよ」

 その人の持論によると

「人生にストーリー無し、キャラ(人)が生きているのみ」

とのことで、充分根拠のある発言です。新人に対するアドバイスは

「キャラを動かしてれば充分ストーリーっぽくなるので、キャラの事ばっかり考えると良い。パクリキャラは全部捨てなさい」

というお話でした。個人的には納得しかねるとこですが、これもまた一理と言うことで。

|

身近なとこから合理性

 とあるビジネス論講義でのお話

「合理性というのは他人から言われた苦痛、自分から考えれば、その人の力になります」

 要するに「どういう風に良くなるかを考えさせて、それを実現するようにサポートしていく」ことが肝心で、考えきれない人材に対しての接し方も含まれてます。

 それはさておき。

 いろいろ忙しい中に、コミケの原稿が出来ていないのでどーにもなりません。えへへあははうふふおほほ

 なんとか完成させるために合理的に考えねば。

  • 資料を収集する
  • 大枠(インデックス)を早いうちに完成させる
  • 論点メモ(記事核)を作っておく
  • 読み物としてのポイントが面白いか否か
  • 集中執筆のスケジュールを確保する

 後は移動中とかにポメラでチマチマ原稿打つしかないかなーと思う師走の日。

 

|

報道の方向

 犯人の部屋からプリキュアのポスターが見つかったとかなんとか。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081208/crm0812080001001-n1.htm

 殺人の犯人は全く許せない。自分の良いように物事を勝手に決めつけ、犯行に及ぶ人間に容赦は必要ありません。

 許し難い卑劣な犯行は大衆の怒りというエネルギーを生みます。それをビジネスに利用しているのがマスコミです。「プリキュア」あった云々は、真実の報道ではなく捏造のための情報操作です。上記のニュースも読売や朝日系列のメディア叩きに徹しています。注意してみればどこも自社系列はだいたい除外して報道しています。

 相も変わらず大衆の怒りの矛先を、容疑者の嗜好に求めるのは、扇動としか言いようがありません。

 何故、このようなことがいつまで経っても繰り返されるのでしょううか?

 その要因は、報道の意思決定にあると考えて良いでしょう。報道のトップがアニメやマンガに没入するのが犯罪要因の助長であると考えているなら、末端はそのように報道します。

 他人との理解とかを偉そうに語っている人間に限って、他人の思考を理解しようとしない傾向が強いように感じます。それを打ち崩すには、こちらもまた外部を説得する材料を持たねばなりません。

 さて、その説得材料を我々は持っているのか? 作ろうとしているのか?

 こちら側のアクション抜きで、相手の無理解を語るのも、滑稽なことかもしれません。

|

おすすめブルーレイ

 カリオストロの城が、嬉しいんだかなんだか、びみょーなデキだったので今日は、お薦めブルーレイソフトを

Space Station & Mission to Mir (Std Ac3 Dol) [Blu-ray] [Import]

 今はなくなってしまいましたが、品川にアイマックスシアターがあった時に観に行った、アイマックス用に制作された、宇宙ステーションのドキュメンタリー映画です。

 アイマックスの大画面&立体映像には及びませんが、高画質で見るスペースクラフトのディティールは圧巻。その場にいるような臨場感が楽しめますので、特にメカ好きにはお薦め。ロシアのロケット打ち上げシーンとか、高画質で堪能できる宇宙の映像など、見ていてなかな飽きないので、BGVとしてかけっぱなしにしてます。

 残念なのはインポート物なので、日本語字幕等はついてません。ブルーレイ版はリージョン関係無く観られたので、輸入ソフトですが安心です。あと安いっす

|

カリオストロの城 ブルーレイ

 BDのカリオストロの城が到着。

 すごいすごい、まるでセル画が動いているようです

 なんか、やっちゃった感がしてくる仕上がりです。ねんがんのセル画集を手に入れたと思えば全然お安いですが、あらためて高画質用に手直しすることを考えないと行けない時期なのかもしれません。

 あと音も良いので、ドラマCD聴き倒した人間にも良いかも(笑)

|

愛情の暴走

 ○○愛というものがあります。 すべからく愛情というものは美しい。という基本イメージがありますが、歳をとると時には醜悪になる愛情というのを少なからず目撃します。

 どうも愛情が行動原理になった瞬間に、醜悪化が起こりやすいような気がします。

 行動のためには常に自分が満たされていないとならない状態になり、不足すると極端なパニックに陥るのではないでしょうか。「○○を愛している自分が正しい」みたいな自己論理で行動がすり替わっていくと、行動が常軌を逸していきます。本人は正当でありたいと思い続けるので、周囲との差は広がっていきます。

 情熱が停まらないのが若さでもあ、熱心さでもあるのですが、自重してコントロールすることを学ばなければ、自己正当化した「常識外人間」ばかりになりかねないと思います。

|

正月映画の決定版はコレだ!

 その男ヴァン・ダム っすよ!予告編だけでも泣ける!

 余談ですが、本来ハリーポッターというガチンコ興収映画が入るはずだったのですが、都合で延期になってしまったので、映画業界も困り気味なんだとか。

 K-20も試写の反応は良いみたいです。007「カジノ・ロワイヤル」みたいな肉弾立体移動アクションがかなり良さげ。

|

「私は貝になりたい」

 BC級戦犯のお話で、大元はTBSのテレビドラマ。戦争犯罪人と言う言葉が広く知れ渡るようになったきっかけとも言われています。

 安っぽいタレント映画を想像して、期待も無しに観に行ったのですが、どうしてどうして堂々とした風格の映画で、テイストとしては「砂の器」に近いかもしれません。(監督はTV版「砂の器」も演出してます)

 最近大東亜戦争(いわゆる太平洋戦争)を扱う映画が増えてきましたが、根幹の部分がしっかりしていないと、ただのファンタジーになってしまって、ひどく不愉快な思いをすることがあります。

『私は貝になりたい』は戦争を知ってる世代による(『日本沈没』(オリジナル)や、『八甲田山』の橋本忍脚本)最後の映画なのもしれません。

 アレとかコレとか戦争をパロディとして扱う人間は罰当たれ!と思ってるので、戦争を軽く考えてる人には是非とも観ておいて欲しい映画です。

|

理解して貰えなくて良い範囲

 昔は自分のかいた記事のレスポンスを逆リンクで見に行って、そこで思ったことと違う解釈されていると、かなりもにゃもにゃしたものです。

 今では、誤解を与える内容とか、言い(書き)間違いに気をつけるぐらいで、何を書かれてもあまり気にしないようになりました。歳をとると「プライドが打たれ強くなる」というやつでしょうか。

 自分が何か書いて、本人から「お前の内容は間違っている」とか言われても困ってしまいます。なので感想反論というものは極力やるまいといつも思うのでした。

|

鬼十則

 電通の鬼十則がうちわで話題になったのでちょいとご紹介。元記事は去年のものなので知ってる方は、ごめんなさい。

 http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070316_dentsu10/

 これをオタ向けにして見ました。

同人誌鬼十則

1. ジャンルは自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. コスプレとは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きなサークルから取り組め、小さなサークルは後で良い。
4. 難しいカプを狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. おのれのフェチを知れ、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の本には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、コミケとはそのようなものだ。
10. 行列を怖れるな、行列は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

|

NHKでフィギュア特集

 うむうむ、アートな某氏が好きでないのは、観察者が権利者のように振る舞うのがいけすけないわけだと、再確認しました。美術とかと違い世界で這いずり回ってる中に飛び込まなくて、一歩引いて眺めてますってのがなんか嫌。

 それはさておき、個人的にはフィギュアというのは、現代におけるセル画収集の代償行為ではないかと思うところです。

 80年代とかはセル画ブームで、人気キャラのいいシーンとかはバカ高値で取引されていたものです。(私としてはマシントレスの線が抜けちゃったクラリス@カリオストロの城をまんだらけかなにかでみて、こりゃ無いなと思いましたが)

 現代ではCGペイントが主流になり、セル画を見ること自体が少なくなってきたので、あのキャラが欲しい!と思った強い需要は、フィギュアに向けられるのではないかと思うのです。

 そうなると再現率が高いのが良い商品ってことになるので、作家性は二の次になってしまいます。

 (いわば造型等での)二次創作の自由度を認める風潮がないと作家は育っていかないので、案外似てないことを毛嫌いすることで、フィギュアファンは、自分で自分の首を絞めてるのかもしれません。

|

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »