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コミケ入稿

 月曜にコミケの同人誌を入稿してきました。そのため昨日は更新抜け。

 エロくもない、流行ものとも無関係の、文字ばっかりの昭和30年代の主題歌研究本です。15日(金)に委託で出します。詳細はコミケ近日ぐらいに。

 私は同人イベントは「ビジネス」の雛形として機能していると考えています。

 好きだから、趣味だから採算度外視してもできますが、継続を考えると「実利が循環できてるか」という問題点に直面します。最低限損しない程度(マイナス額が許容内)であれば続行は可能です。

 本が売れるか、売れないかの二元論で言えば、より多くの顧客を獲得した人間が「勝ち」です。たとえば人気のあるアニメをモチーフにして、より興味を引くテーマで描くことは「より多くの顧客」を潜在的に持っていることになります。

 ここで「売れるのは当然」というスタイルはおぼろげに見えてきますが、実際にそのレベルに達しているかの否か実行力が試されます。

 「より高い実行力を持った」人間が、本物であり、

 「理論的に分かっている」だけでは、傍観者でしか有りません。

 本来なら、学校で経済を学び、研修で基礎値を高めて、直接オンビジネスの場で試すことを、全部自己負担でやっているのが同人イベントだと考えてます。これこそが日本の創作産業の基盤であるというのが持論です。

 ヒエラルキーで言えば、高い実行力を持った人間が偉いわけですが、継続的に生み出す力が無ければ、それはたまたまの結果とも言えます。 

 よく同人本書きの間では「売れる本を作るのが偉のか」という話がでてきます。流行ものにぶら下がっているなら、半分以上は外部要因なので、実力は割り引かれます。

 オリジナルの10部の本を、10部完売するならその実力は100%作者の物。

 人気タイトル+競合してない+エロで1000部売れても、作者の力量が足りなければ数十%の実力となります。

 実力で補うか、外部要因をうまく利用するかも、重要な判断材料なので、同人が安易なものと見下すのは、リスクが直接跳ね返ってることを、知らない人の考え方ではないのでしょうか。

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