ボンクラの壁
創作論談義の続きです。
「知人と同じようなレベルが出発点なのに、向こうは人気があって、こっちはまるで陽があたらないのですが、何が違うんでしょうね」
という話。これはよく聞きます。
もしかして、その知人とやらはメジャー指向で、売れてるものはパクリだろうが何だろうが、どんどん取り入れているのに対して、あなたは地道にやることが正しいことだと考えてませんか?
これに符合しているなら原因は明白、立ちふさがってるのは「ボンクラの壁」です。
ボンクラの壁は、努力や鍛錬によって突破できるかというと、残念ながらそうではありません。高確率でボンクラの壁の内側をグルグル回ってるだけなのです。努力が解決すると思いこんでることが、壁を越えられない要因の一つです。これを「ボンクラの虜」と呼びましょう。
ボンクラか、ボンクラでないかの境目はただ一点。「受けの手応え」ではないかと思うのです。
受けているものをフォローしていけば、「受け」の感覚が身につくのでフォロアーこそ近道というのは、ある程度正解。ただし、同じ技術論者との競争率が高いというのが欠点です。
真似ることで感覚を体得していくのが良い学び方、ボンクラの壁を越えた世界がすでにお手本なのです。一方で、真似てるだけなのに自分の実力と勘違いして、必要感覚を身につけないのは駄目な学び方。ネタ元が枯渇したら共倒れです。
ここで真似ることを恥とすると、自力でボンクラの壁を越えなければなりません。
どうやって越えるべきかは私にも分かりません。どうやら、技術、独創性、大衆性の三つが柱であると睨んでますが、今のところ私自身ボンクラ突破したわけではないので、仮説のままです。自分で「これは受ける!」と閃くものが必要ですが、それもまた誤解であることがほとんどです。
最低限、ボンクラの壁の中に引きこもりはすまいと思うのみです。
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