オタクになりたい
「オタクになりたいんです」
そんな風に言われたら、あなたはどう答えますか?
私の持論としては、オタクなどと言うものは、なろうとしてなるものではなく、いつの間にかなってしまうもの。ってなとこですが、どうも最近の「オタク」イメージだとなんだか共通する知識を持っていないと、オタクにはなれないんだとか。
例えば「初音ミク」に関してなにか言えるとか、人気アニメの共通話題がすらすら出てくるとか、まあ確かに言われてみればハードルが高そうにも思えます。オタクと言われる中でも「もってけ」で"セーラー服"が出るか、"菅野よう子ウンチク"が出るかでもえらい差がありそうですが。
敬愛する黒澤明監督の言葉で、こういう言葉があります。
「好きなものを見つけなさい。
好きなものが見つかったら、そのために一生懸命努力しなさい」
これがすべてだと思います。好きなものが無いところの知識など、持ってるだけ脳の容量の無駄のような気が私はします。「あんたオタだね」ってのはその後で付いてくる言葉じゃないのでしょうか。
ちなみに上記の言葉は映画『まあだだよ』で、内田百閒師弟のエピソードとしても使われています。興味のある方は是非観て下さい。
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