クローバーフィールド(ネタバレ有)
(ネタバレ無し安全)
クローバーフィールド観てきました。
究極の怪獣映画 と言っても差し支えはないかと思います。
なんと言っても、本物の怪獣と遭遇した記録映像なのですから。
・・・・と心の中にある中二スピリットを呼び覚ましながら行くのならすごく良い映画。 最初から作り物をナナメな気分で観るなら、あんまり面白くないかもしれません。
ともあれ、怪獣魂は満点を上げても良いぐらいの傑作怪獣映画です。リアルに戦時国であるアメリカで作ったという点でも、学ぶべきことは多いと思います。(例えば事件発生から軍隊出動の動きとか)、個人視点から描くことがメインですが、ちゃんと期待に応えるシーンも満載なので、満足感の高い仕上がりとなっています。
エンディング曲が、怪獣映画音楽の文法をちゃんと押さえているので、エンディング曲も最期まで聴きましょう。
(ここからネタバレ 未見の人は読まないこと推奨)
「個人の視点から描く」を徹底しているので、いつ、どこから、何故、の部分はほったらかしになってます。
そこが「巻き込まれ型」のプロットに落とし込んだ特徴でもあるので"何か"は説明してくれないほうが良いのでしょう。途中でなにげに語られていますが、日本の生物兵器とかのうっかり失敗みたいなことをやられても興ざめなだけですから、ここは「災害」もしくは「神の与えた試練」とするのが哲学的な良い落ち着き方なのかもしれません。
ゴジラ映画との差異も大変興味深いです。日本人だとどうしても”使命感"が全面に立ってしまいますが、クローバーフィールドは"何か"に対してどうこうしようとする意思はみじんも感じられません。これが民間人がトンチでやっつけるとなれば、とたんにB級映画になってしまうので、この映画のラストはなかなか味わい深いモノがあります。
"何か"はハリウッドゴジラと違い、マンハッタンを焦土にしないとやっつけられない無敵っぷりもしびれるモノがあります。もうちょっと造型がかっこよければねー。なんか禿げたおっさんみたいだしなー。
「クローバーフィールド」=「セントラルパーク跡地(多分グランドゼロ)」 って解釈で良いのかな?
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