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秋葉原の今後を考えてみる

 久々に日曜昼の秋葉原に行ってきました。

 TV取材は3つも見かけたし、道ばた撮影会が突発していたりと噂通りというか、聞きしにまさるカオスっぷりでした。

 さて賑やかな秋葉原は大変けっこうなのですが、なにがこんなに人を集めているのでしょうか?

 今日の自分の場合は、安いSDカードとか探しに行くというという目的があります。かなりの人がマニア系のショップ目当ての買い物といったとこでしょう。

 ほかは休日なので「メイド喫茶」等を含めた観光気分といったとこでしょうか。

 一般的に活気のある商業施設というのは、例えば駅から住宅地までの導線上に商店街があったりとか、観光拠点の間に土産物屋があったりなどしてます。いずれも人の流れるラインが出来ているところがポイントです。

 休日の秋葉原は「何かありそうな歩行者天国」がラインの目的地なのかもしれませんが、それも無法地帯の用に振る舞う人間の出現で、荒れてきているのが現状です。

 ここで、「人がどこかへ向かう」というラインが無くなったらどうなるでしょう?平日の秋葉原よろしく、かなり散漫な感じになりそうです。商業地域としての弱体化はあとあと効いてきます。

 一つの案としてモール化というのを歩きながら考えていました。要するに交通を遮断して常時歩行者天国みたいにすることです。

 今の秋葉原は商業的に魅力が無いどころか、むしろ沢山来すぎて処理し切れていないところがあると思うのです。 結果。多くの客を飲み込める大型ショップのヨドバシなどに買い物が集中して、町の小さなショップがバタバタ潰れて行ってる気がします。

 モール化は商業拠点の創出なので、例えばその周辺のビルにマニアックな店を集中させたり、休憩所などの整備などの本格的な設備投資も考えられます。

 モールは一カ所だけでは無くある程度四方八方に置いても良いし、例えば神田明神から駅までのラインを参道として整備するなども良いと思うのです。

 今のままでは、ホコ天が死んだら、あとは歩きにくいだけの場所になるのではないでしょうか。

 行政や出店者も含めてまち作りを考えないと、早晩力尽きるのでは、と思うのでした。

 

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