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ニコニコ動画の終わり

 ニコニコ動画のTV番組のアップは全削除宣言。来るべき時が来たというか、避けては通れぬ門をくぐったといったところでしょう。

 宣伝になれば放置、悪影響があれば速削除というのが理想的なのですが、理想的なシステムが構築できない以上はオールオアノットでやるのは仕方ないところです。

 無断アップは、けしからんことですが、「発見の場」が消えてしまうのはなんとも残念なところ。図書館に行けばタダで本は読めるのに、映像作品は何が何でも金をむしり取られます。自分もyoutubeやニコニコ動画で、いろいろと新しい発見があったので、知識的な恩恵はあったと言えます。

 さてさて一方で同人作品の無断アップが問題に。

 このケースの場合は、同人CD音源がアップされたことに端を発するモノだと思いますが、もうちょっと余計なことを考えてみましょう。 例えばあなたが作った同人誌をスキャンしてニコニコ動画にアップされたら? 神 神 とはしゃいでもらえれば結構ですが、生きる価値なしだな とか書かれたらどうでしょう。 (ちなみにプロの場合は生活そのものなので無邪気な罵倒は、死の苦しみなのをご存じでしょうか)

 もっと手早く、姿を盗撮されてアップされたらどうでしょう?  当然嫌な思いをすると思いますし、速削除依頼は出すでしょうが、どっかからリンクされて一番注目度の高い時期に放置されたら意味無いです。

 ようするに、権利物をフラフラ垂れ流すのは、薬にもなるが、ものすごい毒でもあるということです。最初にクリエイターが死んで、毒が回って自分も死ぬ。

 そういう意味で、創作の場として立て直そうという、ドワンゴの意図もむべなるかなでしょう。

 調子にのりすぎたため、権利物のアップロードに関する罰則規定強化になる寸前じゃないのかと、ちらっと思ってますが。

 ニコニコアフターの世界でどう生き延びるかと言えば、結局資本主義の洗礼を浴びるってことになってしまいます。 要はカネで権利を買えってことです。

 ずいぶんと世知辛いですが、ドサクサに紛れて情報の大サービスが行われた時代はもう去った ってことでしょうか。

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