ゾーンニングの必要性
表現の自由は、無制限の許可を与えられているわけではありません。いろいろとやってはいけないことがあり、中には成人向きとされるものがあります。
ゾーンニングの原則 未成年に成人向けを与えるな。 というのはもっともな意見ですが、では何故未成年に与えてはいけないのでしょうか? これこれこういう理由で未成年お断りという説明がされたのをあまり見たことがありません。
個人的には、セックスと殺人の取り扱いがあると成人向きということにしていますが、これも厳格な基準があるわけではありません。 先日も良い推理ものだからと言われ薦められた本は、冒頭いきなり射精の虚脱とセックス観の話で始まっています。小中学生も気軽に手に取れる本からしてこんなものです。もちろん成人向けなんていう指定はどこにもありません。今時の少女コミック誌も憧れの異性とのセックスが成就点、もしくはそこから始まる愛憎劇なんてのはごくごく普通にあります。
ともすれば、悪書としてやり玉に挙げられる成人向け同人誌ですが、キャラクターという著作物を利用しているという点を、ちょいと脇に置いておくと、かなりの高確率で「セックスを無理強いする」というシチュエーションに出くわします。鋭利にスパっと動機にメスを入れるなら、青少年が内包している性欲の最も簡単な解消法ってなとこでしょう。
こういった点を鑑(かんが)みてようやく強姦示唆、あるいは人格を考慮しない一方的な欲望の解消法が垂れ流されるのは社会風俗的によろしくない。という回答がでてくるわけです。
逆に考えてみましょう。セックスする登場人物が「相互了解」という点を加えるだけでなかなか面と向かって怒れないものになります。
強姦まがいのものが大半を占めていて、なおかつ無節操に垂れ流されるようなら、それは厳しいゾーンニングされるべきだと思いますが、エロいのは悪では無いのです。むしろ未成年にだって性欲はあるのだから、ちゃんとしたエロはお届けするべきだと思うのです。
そのためにも描く側扱う側は「ここから先は見せてはいけない」という価値基準をしっかり持つことが大切だと思うのでした。それが出来ずに無節操なものがばらまかれるなら、厳しくなるのは自業自得でしょう。
これに、余所様のキャラクター利用というのが乗っかるので、さらにややこしいことになるわけですが。
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