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初音ミクとJASRAC(2)

 約2ヶ月前に初音ミクとJASRACの記事を書きました。要点としてはめんどくさいからJASRACに信託しないというのもひとつの手ですよ と言った内容です。

 今回の騒動は

  • 作者も知らないうちにJASRACに登録された
  • メーカーは「初音ミク」という登録に抗議
  • 登録側はミスを認めるも、契約締結上の不備を指摘
  • メーカー側は一方的な解釈であると反論

 メーカーとニコニコ動画は仲良くやりたくても、やっぱりカネがらみでゴタゴタしてきたと言ったところでしょうか。なんか双方よかれと思ったことが意図しない方に向かっていると言った印象です。

 元はといえば配信使用料を徴収するのにJASRAC登録が必要ってとこから、少々理解に苦しむのでした。

作者及びクリプトン社様の了解を頂き、関連会社である株式会社ドワンゴの携帯配信サイトにおいて「着うた」の配信を開始いたしました。

この着うたの配信により著作権使用料の支払いが発生するため、その手続きを円滑に行うために作家より当該楽曲の信託を受けその徴収業務をJASRACに信託いたしました。本来、この手続きは作家と音楽出版社間のみの手続きですが、クリプトン社様及びクリプトン社様指定の権利処理業務の委託会社に確認を行い、了解を得た上で登録を行いました。引用元

著作権使用料の支払いが発生するため、その手続きを円滑に行うために作家より当該楽曲の信託を受けその徴収業務をJASRACに信託いたしました。

 なんでJASRACに? というのがそもそもの疑問点。着うた配信の使用料に他の選択肢は最初から無いことになってます。これって丸投げですよね。徴収システムの管理がJASRACしか出来ないというならこれもまた問題ではないかと。

 私が思うに「初音ミクは楽器」という解釈がややこしくさせている要因なのかも。つまりボーカルが初音ミクであっても、楽器をならしているのは作者なので本来ソフトメーカーは関与できないという考え方です。今回の流れで

  1. まず「初音ミク」でJASRACに登録された
  2. メーカー側は「(作者名)+featuring初音ミク」を望んでいた。
  3. なぜかメーカー側の意向は無視され「(作家名)」だけになってる

 と、変遷してます。ここで音楽業界側の考え方が如実に出ているコメントがあります。

 楽曲に初音ミクの音源が使用されていることを理由に著作権の管理を主張することはおかしい引用元

 すなわち、キャラ絵に関してメーカー側が権利を主張するのは当然として、発表された楽曲に関して口をはさむべきでないメーカーが何を言ってるのか(゚Д゚)ハァ?ってとこでしょう。

 ちなみに商標権はメーカー側クリプトンが出願してます。商標出願2007-99911

 初音ミクを一切銘打たないオリジナル楽曲に関しては、確かに権利主張は越権かと思われますが、「初音ミク」が話題性をうる一旦になっていて、「初音ミク」名が使用されているものに関しては主張は可能であると思うのですがどうでしょう。

 話題性を得る経緯として、「キャラクター性」を創意により生み出したメーカー側という視点も重要なのではないかと思いました。

 問題は解決方向にあると見えます。ドワンゴが反論してさらにグダグダ23:10補足

あとは本来の楽曲作者の意向が伝わらずに、バッシングを受けたりしてることにも配慮がほしいとこです。

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