3分で分かるシンプソンズ問題
まずは「声優変更を考える会」さんでフォックス映画の公式回答が出ていますので参照。会の皆さんおつかれさまでした。
http://d.hatena.ne.jp/SERIZO/20070922/1190404151#seemore
3分で分かる劇場版シンプソンズ問題
シンプソンズとは(1) アメリカで放送されているテレビアニメーション。30分番組 よくほのぼの家族モノの扱いで取り上げられることもありますが、内容はむしろ過激な方で、父親ホーマーも差別主義者だったり、マージもアルコール依存症にかかったりと「子供に見せたくない側」のアニメ。この作品に何故熱狂的なファンがいるかというと、どんな問題が起こっても「グループの単位である家族」という点が大事にされているので、最後はシンプソン家で団結できる基本構成と、親子、兄弟、近所、地域の問題がデフォルメされているので、米国のみならず国を超えた日本でも身近に感じるリアルな問題を取り扱っているところがあります。
シンプソンズとは(2) シンプソンズも傑作揃いとは言えず、当たり外れが厳しく、特に第一シーズンは最悪の出来で、見るに堪えないモノばかりなのですが基本設定を知るためにも見なくちゃ行けない難儀な代物です。私は第一シーズンの壁と呼んでいます。作品として面白くなるのは第2シーズンからで、個人的にはSFパロディを駆使した「モノレールの甘い罠」(第4シーズン)、ディズニーランドを茶化しまくった「恐怖のイッチー&スクラッチーワールド」(第6シーズン)など、大暴れしすぎの回が大好きです。 中盤からマンネリ化してくるのでパワーダウンは否めませんが、それでも時折思い出したように傑出エピソードが出てくるのも魅力でしょう。
シンプソンズとは(3) 放送自体は本国では18シーズンまで放送中で、日本では14シーズンまでケーブルテレビで放送中。日本では90年代にWOWOWで放送されていて、その頃口コミで広がったのが今のファン層の源流だと考えます。WOWOW版の吹き替えは本国声優と比べても違和感のない突出したキャスティングで、日本語でホーマーを演じた大平透氏は本国でも、「日本のホーマー」として認められ、高く評価されています。
劇場版シンプソンズとは 長期にわたって放送された番組の待望の映画化。ストーリーはテレビの延長版と酷評する意見もありますが、全米興行収入第1位となりました。
シンプソンズ問題とは 劇場版シンプソンズ日本公開の発表。この際に日本版の声優として、ホーマー:所ジョージ、マージ:和田アキ子などがキャスティングされます。映画会社として「家族のイメージを持つタレントの起用」によるファミリー効果をねらったものと思われますが、どう考えてもミスキャスト。14年にわたって「当たり役」の日本語版を見続けているファンはこれに、失望と激怒。「問題を考える会」なども立ち上がる。
シンプソンズ問題とは(2) 9月20日の週刊新潮にこの問題が取り上げられ、その記事の後追いで東京スポーツが一面に掲載。新吹き替えに対しファンが怒っていることが明るみにでるのですが、「ファンが和田アキ子バッシングをしている」ようにとれる捏造報道。取り上げてくれたことはありがたいものの、個人攻撃ではなくオリジナル声優版の公開を求めているので、各個人の意見は過激でも、サイト主催者はどちらかというと穏健なので抗議=タレント潰しと報道されるのはいい迷惑。
20世紀フォックス側の回答 こちら参照 要点としては日本で20世紀フォックスのコンテンツを扱うのはフォックス映画、フォックスエンターテインメント(DVD)、ニューズ・ブロードキャスティング・ジャパン(放送)の三つで、今回の映画はFOX映画の管轄で行われているので放送、DVDとは別物であるというのが会社側の主張。 すでに本国でも了承済みの決定事項。
フォックス映画の問題点 マーケティングを行った結果とのことですが、それはタレント名鑑で調べた知名度効果であって、作品イメージのことはまるで眼中になかったのではないかという点。映画は別物と言いながらテレビ版スタッフによる吹き替えを行ったという矛盾。
現状ではもはや引っ込みが付かないためそのまま12月15日に公開予定。
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