作画崩壊の反対側

 先日放送したマクロスF(フロンティア)第7話。

 最初のマクロス放送時の「愛は流れる」を彷彿とさせる、TVアニメとしてはオーバースペックの戦闘回で、私のような古いおっさんアニメファンも懐かしのデストロイド登場に涙したのでした

 で、なんだか物議を醸してるのがこれから放送の第8話。予告見て作画崩壊だ何だと放送前からえらい言われよう。

 言うまでもなく人材は有限ですし、絵が設定通りでないと許せないと怒り出すのも何ともナンセンスなお話。特に初回放映時のマクロスは第11話というすごい回があるので、(マクロスFでまた見始めた)古い人間ほど許容範囲が広いと言えるかもしれません。

 作画崩壊だというファンがいる一方で「設定通りが良いなら3DCGのアニメでも見てればいい」というのもよく出てくる意見。

 そういえば2001年にRUN-DIMという3DCGアニメがあって、キャラクターまで本格的にCGでやってしまった作品としては最初に記憶にある番組です。 案の定人形芝居っぽかったですが、これはこれで味があったような。

 その後、アップルシードとか、エクスマキナとか3DCGキャラクターも進歩してると思うのですが、ストリートファイターⅣや、戦場のバルキュリアみたいなマンガ的デフォルメデッサンの落としどころに向かうのではないかと思うのでした。あと星の海のアムリ

 技術的有限である手書きの2Dですら、クオリティを求めるという日本人特有の無駄な潔癖症も、現在の技術水準を維持する原動力なので、「無い物ねだりの作画完璧主義」という病的な要求も、あんまり否定するわけには行かないなぁと思うのです。

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パチンコ屋の苦境

 先日、街方の会議に出席したところ、余談としてパチンコ屋がかなり苦境に立たされているという話を聞きました。

 大まかな内容としては、射幸心を煽る(要するに大勝ちする)パチスロ台が、遊技規制のために2007年9月までに撤廃となったために、全体のパチスロ人口が減ってしまい、さらに新台導入が負担となって営業が苦しいという話でした。

 なにしろ今の国家元首が緩和を申し出るほどですから、よほどのことと思われます。

 あんまり関係の話と思いきや、エヴァの新劇場版とか、マクロスFが時間かけて作られるのはパチンコ印税のおかげ、とか言う話がまことしやかに流れてくるくらい、キャラ物台の印税は馬鹿にならないので、ライセンスホルダーとしては「パチンコ印税特需」がどのくらいまで持つのかというのは、充分関心のあることではと思うのでした。

 パチンコ業界がさらに危ないと言われているのは、カジノ法というギャンブル合法化の流れ。これにより三点方式(パチンコ屋で玉を景品と交換>景品交換所で現金可>景品は景品問屋を通じてパチンコ屋が買い取り)で営業されてるパチンコ店が、規制対象になるのではないかと言うことで戦々恐々としているとか。

 同じく苦境と呼ばれるTV業界もパチスロCMばかりに頼る始末で、批判の矛先を向けようとは決してしません。パチCMを見なければならないTVならいらんです。

 余談ではありますが、私の死んだ父は重い糖尿病であったために、食事の楽しみが制限されてしまい。晩年は数千円持ってパチンコに行くことだけを楽しみにしていました。 それを思うとパチンコ=悪とは即断できないのでした。

 法改正により、ギャンブル資金の透明性が確保されるのは良いことなので、これは苦境という、まともな遊戯施設のレベルに戻るだけという気がします。 ゲームセンターと同じレベルで遊べるものは儲からないってことなのでしょうが。

 パチンコにつぎ込むお金が映画やDVDにつぎ込まれたら、この業界どれだけ助かる事やら。法規制には期待してます。

参考 パチンコ業界の本音

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BDZ-A70

 録画用X5の2号機がぶっ壊れたままではどうしようもないので、かねてからの予定通りSONYのBDZ-A70を購入。

 こういう過渡期で、中途半端な時期に購入するのはいかがなものと思いますが、携帯機簡単転送のみを持ってしても購入動機には充分なわけです。ファイナライズしてない他社ディスクがよめないのは仕方ないとして、DVDRAM非搭載ってのは痛い。

 ユーザー環境としてはRAM使ってるのは少数派なのでしょうが、コピーワンスのおかげでRAMにムーブするしかない番組を沢山抱えておるわけですよ。SONYの顧客が欲しい機能よりも製品としてできる機能優先なのは相変わらず。

 X5の1号機がまだ健在なので、本日発表されたRD-X7への鞍替えも充分候補なのですが、DVDBBが無いというのはどういう事なのやら。 殻付きRAMが使えるのは高評価なのにね。

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録画依存症(ろくがばか)、暁に絶望す

RD-X5が壊れちゃったのですよー!

 朝からカリカリ異音がすると思ったら、HDDがぶっ壊れ遊ばされました。いくつかの旧番組と春のTVK新番組全部道連れにして。 

 ぎゃー!

 返せ!

 録画を返せよう!

 録り溜めた番組が見ないうちに全部消えてしまって、平気な人間がいるとでも!

 ちなみに2台体制の2号機で主にTVKと朝夕番組専用機。普通はDVDドライブが先にいかれるので、完全に油断した!

ガンダム00 >9話くらいから壊滅 
ぼくらの >半分ほど壊滅
怪物王女 >全滅
仮面ライダーキバ >9話から壊滅
ゴーオンジャー >全滅

春の新番組
S.A スペシャルエー

ダ・カーポⅡセカンドシーズン
あまつき
仮面のメイドガイ
ペルソナ
我が家のお稲荷さま
クリスタルブレイズ
ドルアーガの塔
狂乱家族日記
ブラスレイター      >>>全滅!

 あと録り溜めた大量の水曜どうでしょう。

 もうHDDなんか使わずに、メモリーカード大量にぶっさすのでもいいんじゃないんすかね。

 憎い・・・・耐用年数すぎたらあっさり壊れて、何のフォローも効かないハードを作ってる技術者が憎い、返せ、録画を返してくれ~。

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ミスト(ネタバレ超危険)

 もし、これをご覧になってるあなたが映画好きで「ミスト」をまだ観ていないならこの先は読んではいけません。

 もし、これをご覧になってるあなたが、映画や創作というものに敬意を持ってるぐらいのレベルで「ミスト」をまだ観ていないならこの先を読んではいけません。

 もし、これをご覧になってるあなたが、生涯「ミスト」を観に行くつもりはない。というならその判断は間違ってるので、この先は読んではいけません

 要するに「ミスト」はオチこそすべての映画なので、姑息なネタあさりみたいなことをせずに、ちゃんと映画館で観て欲しいのです。

 では感想。

  

  

  

  

勝手に転載されてるとこに関しては、責任持てませんので

 

 

  

  

  

 ここから。

ちゃんと観てますよね!

 

 

 

 観た方ならやはり、あのラストの話になってしまうでしょう。私は「沖縄戦」の話を思い出しながら観ていました。沖縄上陸戦の末期、追い詰められた日本軍は島民に対し米国の捕虜になるならばと自決を促しています。このことが強要か否かは最近でも問題になっていますが、私は自発的な自決ではなかったと思っています。

 援軍の望みもなく、戦うすべもなくなった島民に手榴弾が渡されます。捕虜になり屈辱を合わされるならいっそ、ひと思いに。 手榴弾の爆発力を持っても完全には死にきれない場合もあります。手榴弾すらない島民は短刀や鎌などの農耕具でお互いを殺し合ったとあります。 家族が、知人同士がお互いのために殺し合う。このおぞましさの一点のみにおいても、大東亜戦争が後世に残すべき負の遺産であると考えています。

 ミストも絶望が生んだ悲劇の物語です。車内で放たれた4発の銃弾。状況を理解し、愛情があるからこそ撃たれた銃弾。それ故に主人公の慟哭は”もっともおぞましきケモノの咆吼”というラストに繋がります。

 これはキングらしいオチだと感心していたのですが、ダラボン監督の脚色だったようです。キング自身も思いついていたら小説のラストにしていたと賞賛するほどで、原作を映画が凌駕した貴重な一瞬とも言えるでしょう。

 人間こそがモンスターという描き方は、全編に徹底しています。特に狂信的な宗教おばさんカモーディは、信仰、信心のために生存原則までねじ曲げて、人が人を殺す理屈を発明して、生け贄を求めます。これに対し(すべからくホラーモンスターすべてに言えることですが)生きるために捕食する魔物の類は、最も純粋たる生き物といえます。

 秩序は極限になればたやすく崩壊する。ホラーの帝王と言われるキングの持ち味ですが、さらに絶望の先まで描いた「ミスト」は映画史に残る傑作と言えるのではないでしょうか。

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ミスト

 ミスト公式サイト 

スティーブンキング原作の映画化で、監督はグリーンマイルとかのフランク・ダラボン。

 クリーチャー映画の最高傑作と評しても良いかも。少なくとも2008年観た映画の中では一番の出来です。よくぞこれをかけてくれたものと横浜の東宝シネマズの支配人にお礼が言いたいくらいです。

 これは誰もが見て「面白い!」「楽しい!」といった映画ではありません。「クローバーフィールド」のようにちょいとしたアトラクション気分で観に行くものでもありません。

 ですが、これは是非とも観ておく価値のある映画です。登場人物の描き方、脚本の巧みさ、物語の不条理、すべてが理詰めで丹念に描かれているところがこの映画の神髄で、フィルムが揺さぶることのできる感情の一つは、こういったものかと知ることができます。

 映画を愛する人間なら必ず観に行くべき!

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隠し砦の三悪人2008

 観に行ってきました。黒澤ファンとしてはバキボキに憤怒するかと思いきや、存外普通の映画として楽しめました。駄リメイクの戦・・・に比べれば遙かにまともで、娯楽作品に徹しようとする姿は好感が持てます。

 黒澤映画は映画人にとってはとても重荷なので、背負える重さにリサイズしちゃいましたー!って感じ。その潔さは小気味良し。

 東宝さんもマーケティング上幅広い年代に向けた、デートにも適した活劇映画というスナック感覚の映画をお望みだと思うので、満足行く出来映えとは思います。

 ただ、誰にもお薦めはせんです。

 マーケッティングで生まれたヒット作の換骨奪胎映画なので、観に行くべき要素は見あたりません。 

 「ディティールに映画の神が宿る」と昔の映画人はよく語っていたそうですが、まさしく甘いディティールのおかげで全然映画の神が降りてきていない印象。

 主君の前で顔を上げてニコニコ笑ってる領民が、打ち首にならないようなナンチャッテ封建制度には興味ありません。

 ライト層にむけて万全を尽くした映画なら、それはそれでOKなんだと思います。

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日本一のゆで玉子

 ゆで玉子をよく食べます。

 家では買い置きのタマゴが賞味期限ぎれしたら、全部茹でちゃって片付けるというパターンですが、塩をハーブ入りのクレイジーソルトとか岩塩とかで振りかけると、抜群に美味しいものに様変わりします。(塩分取りすぎが心配ですが)

 ゆで玉子スキーな方に是非ともお薦めしたいのが、箱根大湧谷の黒たまご。酸性熱泥で茹でただけの普通の固ゆでタマゴなのですが、これがもう抜群に美味しい。特に黄身部分がホコホコして魅惑の美味しさ。 使用しているタマゴの種類もあるのですが、遠赤外線効果とか、浸透とかいろいろあるのかもしれません。

 日本一のゆで玉子と私は思ってます。 特に上のタマゴ茶屋まで歩いていって、出来たての黒たまごを食べるのがお薦め。ちょうど運動して小腹が空くこともありますが、ロケーションや硫黄臭なども含めて、最高のユデタマ環境ではないかと。

 昔から滋養があり"1個食べると7年寿命が延びて、2個食べると14年寿命が延びる"と言われてます。ちなみに調子に乗って食べ過ぎると"腹をこわして寿命が縮む"とも言われますが(笑)、腸が弱めの私でも毎回6個ぐらい食べて平気です。

 お薦めできないのがお持ち帰り。つやつやの黒たまごが家に帰る頃にはまだら模様になってあんまり美味しそうには見えません。現地でまだ温かいのを食べるのが一番です。

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仕事を選ばないシンボル、ご当地キティ姐さん。流石です。

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秋葉原が世界の中心になるために

 私の持論ですが、地域を活性化させるためには、導線が必要なのです。

 導線とは、人間を導く線のことですが、ここでは電気的な意味合いも多少含みます(後述)。

 活性化している地域には、なにがしかのシンボルが存在します。例えば神社仏閣や文化芸能スポーツ施設です。交通拠点(駅)とシンボルとの間のラインを人の導線と定義します。人気のある場所には土産物屋など門前町が必ずあります。

 秋葉原は実はシンボル不在の街です。今のところメイド喫茶かもしれませんが、ショップは点在しているために、太く強い電流が流れるようなエネルギーのある導線にはなっていません。

 そこで提案したいのが"秋葉原文化資料館" ハコモノによってシンボルを作ってしまおうという案です。

 核になるのは

  • レンタルホール(コンサート、ライブ、中規模までの即売会=最新情報)
  • 図書館、映像ライブラリー(過去)
  • 講習会スペース(未来)
  • クリエイターを中心とした資料展

 の4エリア。規模は大きければ大きいほど良いものとします。先日の「星の王子さまミュージアム」で強く思ったのですが、キャラクターグッズを置いた場所にはせずに、それがどうやって生み出されたかを基軸にすれば、どっしりとしたテーマの豊富な施設になるものと思います。

 これをある程度距離を置いた場所に作る。 最近の駅前再開発みたいに導線が極端に短くては活性化には繋がりません。やはり移動の前後で飲食や購入でじゃんすかお金を落とす必要があります。

 日本に来たら必ず行ってみたい場所、とりあえず暇があったら行ってみたい場所、創作の秘密に触れて興奮して帰れる場所、そういう巨大な知識と人の集合点を作ることが大切なのです。

 一日に資料館のみで3000人の動員を見込んで1000円の入館料で年10億円。総工費200億円のプロジェクトとしても20年内には精算が可能な計算になります。

 是非とも国家プロジェクトとして秋葉原に作って欲しいのですが、土地的に無理とあらば秋葉原を捨てて、新たな交通拠点のある場所にオタク遷都することになるのではないでしょうか。

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星の王子様ミュージアム

 箱根にある星の王子さまミュージアムに行ってきました。

 キャラクターテーマの施設として、前々から関心はあったのですが、よくある観光客目当てのやっつけ人形館みたいなものと、根拠もなく想像していました。

 場所は箱根のススキ野原で有名な仙石原。車を走らせると欧風の建物が見えてきます。

 入場料が1500円と高額のため、地雷覚悟で入ってみたのですが、いやはやどうしてどうして、こんなに良い施設だとは思いませんでした。

 展示室は、主にサン・テグジュペリの生涯にスポットが当てられています。少年時代、挫折した青春時代、冒険飛行家の時代、ナチスに占領されたフランスからの亡命者の時代。その足跡を辿るように展示が続いていきます。当時の生活調度品を再現した部屋はなかなかの見応えがあります。

 『星の王子様』に詳しい人は、物語がサン・テグジュペリの人生の縮図とされている説を聴いたことがあるかと思います。

 このミュージアムも、その説に乗っ取った設計がされていて、サン・テグジュペリの死の後にようやく星の王子様のキャラクターが登場し、どれが何をモチーフにしているかが分かる仕組みになっています

 私が『星の王子様』を読んだのは中学生くらいで、シュールな内容が当時難解だった記憶があります。

 しかし、改めて作者自身の人生を照らし合わせることによって、作品の理解力が飛躍的に上がってくるのでした。

 『星の王子様』を読んだことのない人でも「フランスの冒険飛行時代」に関心があるなら、お薦めです。

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